2019年06月18日

◆ 投票をIT化せよ

 今の投票の方法は、前近代的なので、IT化するといいだろう。一石二鳥ふうのメリットがある。

 ──

 朝日新聞の投書欄に、次のような意見が掲載された。
 「今の選挙の投票率は、とても低い。特に地方選挙の投票率は 40% 程度だ。こんなことでは民意が反映されない。投票率を上げるために、何とかしてほしい」


 香港では「民主主義を寄越せ」というデモが起こるのだが、日本では逆に、市民が自ら選挙権を放棄してしまうありさまだ。ああ、恥ずかしい。 (^^);

 ま、それは皮肉だが、それはそれとして、投票率を上げるための工夫がほしいところだ。そこで、困ったときの Openブログ。頭をひねって、何とか考えることとしよう。

 まず、現状では、投票率が低い。それはどうしてか? こうだ。
 「今の投票の方法は、一定の日に一定の場所に行くという方法だ。これでは、行きにくい場合も多い。その日は忙しいこともあるし、雨が降ることもあるし、暑すぎることもある。また、投票所まで距離があって、行くのが面倒臭いこともある」


 というわけで、ものぐさな人は、わざわざ行く気にならないわけだ。これを解決するには、次のようにすればいい。
 「期間は、一週間とって、そのいつでも OK というようにする。現状でも、期日前投票という制度はある。だが、その投票所はとても限られているので、行くのが面倒であることが多い。そこで、期日前投票の投票所を、たくさん設置する」


 しかし、これではまだまだ不足だ。投票所の数が増えたぐらいでは、全然足りない。そこで、こうする。
 「繁華街のデパートや駅前のスーパーなど、数多くの場所に投票所を設置する。そこでは、日本中のどの選挙区についても投票できることにする」


 たとえば、栃木県の人が、東京見物を兼ねて、新宿のデパートに行く。するとそのデパート内に投票所があるので、その投票所で投票する。つまり、東京都内で、栃木県の選挙の投票をする。
 これは、地方選挙では無理っぽいが、国政選挙ならば(日本中で同時に投票がなされるので)可能だろう。単に投票所の場所が変わるだけだ。

 デパートやスーパーとしても、投票所を設置すれば、その投票所目当てに客が来てくれるので、売上増になり、ありがたいはずだ。しかも、(普通の投票日は日曜日なので)期日前投票に来る客は平日の客だ。客の少ない日に客が来てくれるのだから、とてもありがたい。割引サービスをしてもいいくらいだ。
 そこで、実際、「投票を済ませた客には5%引き」(平日限定)みたいな協賛セールを実施するといいだろう。有権者に送る投票券(はがき)に、「協賛セールを実施します」という広告を掲載してもいい。
 で、そういう協賛セールがあれば、その割引をめあてに、わざわざ都心のデパートに出向く人も出てくるだろう。かくて、投票率が上昇する。一石二鳥。選管とデパートと有権者がみんな喜ぶ、三方一両得。win-win-win の関係だ。
 これぞ名案。やっぱり、困ったときは Openブログ。

 ── 

 さて。こういうふうにするとして、問題はその方法だ。
 「全国のどの投票所でも投票できる」
 というふうにするとして、それにはどうすればいいか? それが問題だ。

 もちろん、現状のような「投票券で身元確認」なんていう方法だと、ずさんすぎる。投票券の不正使用やら、二重投票やら、いろいろと問題が発生しかねない。困った。
 そこで困ったことを解決するために、こう提案しよう。
 「このような方式を導入すると同時に、選挙をIT化する。投票券の不正使用や、二重投票などを防ぐように、ITでチェックする機能を導入する」


 要するに、選挙のIT化だ。といっても、たいしたことをやるわけではない。次のことで十分だろう。
 (1) 入場時には、投票券を QR コードで自動読み取りする。これによって、すでに投票がなされたかどうかを、全国規模でチェックする。(二重投票は原理的にできなくなる。チェックされるので。)
 (2) 入場時には、本人確認のために、顔を撮影する。不正利用があった場合には、顔が撮影されているので、ただちに顔写真付きで指名手配されてしまう。これで、不正使用を抑止できる。
 (3) 投票そのものは、従来と同じ。秘密に投票できる。
 (4) 投票後は、投票券に「済」の判子を押してもらい、あとで協賛セールの特典を得られるようにする。(「済」の判子がある場合に限って、協賛セールの特典を1回だけ得られる。)

 かくて、投票方法をIT化することで、投票率アップの制度を導入できるわけだ。

 ※ IT化そのものが目的ではない。それはあくまで手段である。

 ※ 投票券なしでも、自動車の運転免許証やパスポートなどでも投票できるようにするといいだろう。これも、全国規模で本人をチェックすることで、二重投票や不正投票を防止できる。(ただし、協賛セールの特典は得られない。「済」の判子を押すための券がないからだ。)



 [ 付記1 ]
 特典というのは、デパートならば「全品5%引き」などがある。飲食店ならば、「無料で1皿サービス」など。
 一方、私のお薦めは、オタク向けのグッズだ。人気アニメのクリアファイルなど。今だったら、乃木坂46のクリアファイル。献血しなくてももらえるわけだ。
 献血するかわりに投票してクリアファイルをもらう、というわけだ。(ただしデパートで 2000円以上を購入すること……というような条件が付く。)

 ※ 女性向けには、嵐のクリアファイルでもいい。

 [ 付記2 ]
 投票期間が1週間ぐらいあると、投票行為が分散されるので、投票が集中することもなくなる。その分、投票所の面積や規模は小さくできる。
 なお、チェックはすべて機械化することが好ましい。投票の立会人は不要だ。不正チェックについては、会場の全体を録画しておけばいい。あとは、誰が何をしたかは、もともと氏名が記録されているので、いくらでも事後チェックできる。それゆえ、不正行為は起こりにくい。(匿名性がないからだ。)

 [ 付記3 ]
 「投票希望者がたくさん来すぎて、狭い投票所に入りきれなくなって、あぶれるかもしれない。その場合、どうするんだ?」
 という疑問が生じるかもしれない。そこで、答えよう。
 その場合には、何もしないでいい。あぶれた人は、投票できないままでいい。どうせ期日前投票なんだから、その日に投票できなくたって、構わないのだ。
 最終日だけは、あぶれると困る。そこで、最終日だけは、地元の投票所で必ず投票できるようにすればいい。(つまり、今まで通りにすればいい。……ま、たぶんガラガラだろうけど。)

posted by 管理人 at 21:21| Comment(3) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
選挙自体を無くして、ITですべての決め事を国民投票に出来ないですかね〜?
1個人としてこの法案は賛成、あの法案は反対。
これが本当の民主主義の気がしますし、
みんなもっと興味が出るし、正確なものになっていくような気がします。
政党とか意味がない気がしています。
Posted by 若造 at 2019年06月24日 16:13
> ITですべての決め事を国民投票に

 それをやったら、日本が民主主義国家になってしまうので、自民党が大反対するでしょう。民主主義を何とか否定して歪めて、少数派であっても政権を取る、というのが自民党の目的なんだから。
Posted by 管理人 at 2019年06月24日 19:20
 期日前投票の券が送られてきてので、調べてみた。
  ・ 券をもっていくことが必要。
  ・ 投票所は、あまり多くない。

 たしかにショッピングセンターや駅にやや近い施設などが利用可能だが、駅前そのものはないし、ショッピングセンターもすごく遠いのが一つあるだけだ。そもそも、数がまったく足りていない。本来の投票所に比べて、数分の1しかないね。10分の1かも。
 また、選挙区外の繁華街(渋谷や新宿など)も対象となっていない。

 利便性は非常に低い。本項の提案とは、大きく隔たっている。

Posted by 管理人 at 2019年07月06日 16:38
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