2019年06月15日

◆ 乃木坂46の献血問題

 乃木坂46が献血キャンペーンをしているが、本人は献血をしていないということで、問題視されている。だが……

 ──

 乃木坂46が献血キャンペーンをしている。メンバー5人。
  → みんなの献血「KENKETSU TOWN」【日本赤十字社】

 これについての記者会見で、メンバーはいずれも献血していないということが問題視された。
 「取材V(ブイ)を見て、思わず苦笑してしまいました。ディレクターが『みなさん、献血はされていますか?』と質問したんです。前回のキャンペーンでもイメージキャラクターを務めていたわけですから、当然やっているものだと。ところが5人は『………』と首を振る。誰もやっていないわけです。普通、ありえないでしょう。商品を食べていないのにその商品のイメージキャラクターを務めるようなものですから」
 彼女たちの重大な役割は、若年層の献血者を増やすことであって、自分たちが献血することではない。献血をしたことがなくても何も問題はないのだろうが、献血を呼びかける人が献血をしたことがない、という事態に、取材陣は固まった。
 二の句が継げない出来事だったという。
( → 献血のイメキャラに乃木坂メンバー 献血経験ないとの返答に取材陣固まる

 これについて、はてなブックマークでは賛否がある。
  → はてなブックマーク

 批判的な意見では、「本人はともかく、事務所があらかじめうまく対処するべきだった」というような意見が多い。
 逆に、「体型的に仕方ない」という意見もある。
 また、「体重制限に引っかかるから、もともと献血は無理」という意見もある。

 このうち、最後の意見は妥当ではない。
 献血の条件は、女性だと、 200cc は体重 40kg 以上、400cc は体重 50kg 以上だ。
  → 献血基準|献血の流れについて|献血する|日本赤十字社
 一方、メンバーの体重は 40〜 45kg だ。(推定値)
  → 乃木坂46の身長や体重&ダイエット方法15選!スタイル維持の秘訣を公開

 したがって、体重を見るだけなら、 200cc の献血の条件を満たしているので、献血は可能だ。
 では、献血をするべきだったか? 

 ──

 私としては、次の二点を強調したい。

 (1) 自発性

 献血は、あくまで個人の自発的意思に基づくものであって、他人が強要するべきものではない。献血のキャンペーンをするからといって、自分自身が献血をする必要はない。
 似た話だが、自動車の CM に出演したからといって、免許を持たない人がその自動車を運転する必要はない。もともと無理だからだ。
 同様に、献血のキャンペーンに出演したからといって、自分自身が献血をする必要はない。自分自身が献血をするかどうかは、あくまで体調と自由意志に基づくべきことであって、他人がとやかく言うことではない。
( ※ 本人が「絶対にやりたくない」と言っているのなら問題だが、「やりたいけど時間や体力の点で無理」と思うのならば、強制するべきではない。)

 (2) 健康への影響

 メンバーの体重は、条件を満たしているとはいえ、体型的には無理が多い。日本の女性の平均体重はこちら。
  → 【平均身長・平均体重2018】年齢別・男女別【日本の全国平均】
 これに比べると、乃木坂メンバーはおよそ 10kg ほど痩せている。となると、貧血気味である可能性が高い。
 実際、若い女性には貧血の人が多い。理由は、生理とダイエットだ。だから、献血所に行っても、「貧血だから献血できません」と断られる例が多い。乃木坂のメンバーも、「貧血だからダメ」と断られる可能性が十分にある。
 そもそも、これらのメンバーは日頃から仕事で過労気味であるはずだ。十分に健康であるとは思えない。こういう人に献血を強いるべきではあるまい。どちらかと言えば、「その時間だけ、ゆっくり睡眠を取ってください」と言うべきだ。
 本人の健康を犠牲にしてまで献血するというのでは、本末転倒だ。献血あくまで自主的な奉仕なのである。CM の商品を購入するというのとは話が違う。自分の身を削る奉仕だ。そのような過大な負担を若い女性に強いるべきではないのだ。

 ──

 結論

 まあ、これが戦争中であれば、「お国のために献血しましょう」と言ったり、「献血しない奴は非国民だ」と批判することは、ありがちかもしれない。
 しかし、そういう非常時でもないのに、「献血の仕事をしているから、献血するべきだ」と要求するのは、ほとんど悪魔的である。
 「契約をするなら、あなたの血を頂きます。コップ1杯分の血を」
 と言うようなものだ。

 乃木坂に過大な要求をする人は、自分自身が悪魔や吸血鬼のようになってしまっている。若い女性の血をそれほどまでに求める……という気持ちは、まあ、わからなくもない(かもしれない)が。









 ま、直感的に言えば、こうだ。
 献血をする人は立派だが、献血しない人は悪くも何ともない。献血をしないということで、批判されることはあってはならない。特に、「血を絞り出せ」というような苛酷な要求をしてはならない。
 乃木坂のメンバーだって、別に、「献血しろ」と強制しているわけではないのだ。



 [ 付記 ]
 献血をするなら、注意すべきことがある。

 (1) 年齢制限や体重制限がある。(前出)
  → 献血基準|献血の流れについて|献血する|日本赤十字社

 (2) 成分献血は、時間が1時間以上かかる。途中で気分が悪くなって中止する人も出てくる。やめた方がいいらしい。変にケチった根性を出さずに、あっさり普通の献血にした方がいい。

 (3) 現地では、チョコレートや飲物飲み放題などがある。漫画もあるところも。場所ごとに異なるようなので、あらかじめ調べておくといい。ちなみに秋葉原では、「漫画の数は約3000冊」とのことだ。
  → 漫画の数は約3000冊! 秋葉原ならではのサブカル献血ルーム



 【 関連サイト 】

 → 特典でもらえるグッズの画像

posted by 管理人 at 15:19| Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
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