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これは朝日の記事。
《 運転技術ドラレコ診断 72歳「アクセルいつもCかD」》
ドライブレコーダーを取り付けることで、自分の運転をチェックできるサービスが、一部自動車保険の特約サービスとして利用できるようになりました。
どんな風に診断するのか。これは、保険会社から貸し出される通信機能つき多機能ドライブレコーダーを、車に取りつけて利用するサービスだ。録画に加え、アクセルやブレーキのタイミング、ハンドル操作などの運転データをドラレコが収集し、情報センターに自動送信。項目ごとにA〜Eの5段階で評価される。100点満点の総合評価も示され、同年代の平均点と比べることもできる。
自動車保険料に上乗せされる料金は月850円だ。サービスは昨年1月に始まり、今年3月末時点で約8万台が契約しているという。
( → 朝日新聞 )
これで、高齢者の運転能力を診断できる。
とすれば、先に私が述べた、次のことに応用できそうだ。
「高齢者には、運転不適格者がいる。それを検出するために、運転シミュレーターで運転能力をチェックすればいい」
→ 高齢の運転不適格者: Open ブログ
→ 高齢者の運転検査にITを: Open ブログ
上記項目では、「免許の更新時に、運転シミュレーターで運転能力をチェックする」という仕組みを提案した。
しかし、ドラレコで常時、運転能力を自動的に診断できるのであれば、あとはそれを調べるだけで、免許禁止にするべきかどうかがわかるのだ。
そこで、そういうことを制度化するように提案したい。(国が法制化すべきだ、ということ。)
【 関連動画 】
【 関連サイト 】
これもドラレコ運転診断。
→ DRIVING!(ドライビング!) | 損保ジャパン日本興亜
→ 解析する | 安全運転管理テレマティクスサービス G500Lite | 業務用ドライブレコーダー|デンソーテン
→ 安心マネジメント・ダイレクト / ドライブレコーダー安全運転診断カルテパック「ドラdeカルテ」
他にもある。(リンク省略)
・ ドライブエージェントパーソナル(東京海上日動火災保険)
・ 見守るクルマの保険(三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険)
[ 余談 ]
またしても高齢者の暴走事故が発生した。自動車が保育園の園児の集団に突っ込んで、保育士1名が大怪我。
→ 公園で遊ぶ園児らに車突っ込む 保育士大けが | NHKニュース
→ 千葉県の公園で園児の近くに車突っ込む「突然、急発進した」
運転手本人は、「アクセルを踏んだ覚えはない。突然、車が急発進した」と言っている。
ここで「覚えはない」というのは、「それは事実ではない」というより、「それを忘れた(ボケた)」と見なす方が妥当かもしれない。仮に、その言葉通りだとしても、「ブレーキを踏まなかった」というのことになるからだ。当然、運転能力はない。運転診断すれば、ペケとなるだろう。
ドラレコ診断していれば、危険な兆候があらかじめ検知されたと思える。
いつ誰と何処に行ったか完全に記録されてしまうから……嫌がる人はいそうだけれど。
>「それを忘れた(ボケた)」と見なす方が妥当かもしれない。
「覚えはない」と言う事を「事実に関わらず、自分でそうだと決めている」
可能性もありますね。
現在60代後半〜80代の世代は戦後の年功序列・終身雇用で
50〜定年退職までは管理職として「共同体としての構造を持
った企業」の上層階級にいた人たちですから、極端な言い方を
すればムラ社会と同じ階層構造に守られて世間知らずのまま
定年を迎え、回りにもう誰もいなくいなっているのに自尊心や
行動様式は「権威のある〜長」のままで、まとまった金は持っ
ている、そういう人物が通常の自動車よりは価格帯の高い
「プリウス(クラウンよりは下ですけど)」を購入して、
管理職時代の意識構造のまま乗り回している、と。
しかも仕事中心(=会社中心)感覚のままだから家族の忠告
なんぞ内心は無視でしょうし、精神的支柱のない潜在的な
「走る凶器」になっている可能性がありますね。
日本の社会構造の負の側面が関連している可能性もあるとも
思います。
記事中の、関連サイト・これもドラレコ運転診断の2つ目のリンクがおかしいようです。
↓こちらでしょうか
https://www.denso-ten.com/jp/biz-recorder/g500lite/products/function03/