2019年05月05日

◆ 救命胴衣の作り方

 (前項の続き) 水難事故の対策には、救命胴衣が有用だ。高価ならば、自作するといい。

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 水難事故の対策には、救命胴衣が有用だ。


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 救命浮輪というのもあるが、とても高価なので、お薦めはしない。
  → https://amzn.to/2JbVgFQ

 かといって、(安価な)プール用の浮き輪では、屋外では物にぶつかって、すぐに破裂しやすいので、お薦めできない。(素材が薄くて弱いせい。)

 ──

 というわけで、救命胴衣が有益なわけだが、中学や高校あたりだと、予算不足で、購入は厳しいだろう。何しろ、PTA がベルマーク集めをするほどのすかんぴんだ。金は決定的に不足している。

 困った。そこで困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「救命胴衣を自作する。手持ちの不要な物資を使って、コストゼロで救命胴衣をたくさん用意する」


 では、どうやって自作するか? それが問題だ。そいつを示そう。

 まず、材料は次のものだ。
  ・ 布は、古着を使う。
  ・ 浮力には、発泡スチロールか、発泡ポリエステル。


 細かく言おう。
 救命胴衣の布は、家庭に余っている古着を集めればいい。いくらでも集まるだろう。(ポリエステルでいい。できれば厚手の生地。ワイシャツよりは、ズボン生地が適する。)
 浮力には、発泡スチロールで足りる。家庭にいっぱい余っているはずだ。ただ、できれば、発泡ポリエステルの方がいい。発泡スチロールは固くて肌ざわりが悪いが、発泡ポリエステルは柔らかくて肌ざわりがいいからだ。入手するには、100円ショップのセリアで売っている物資がある。前に紹介した。


2rolls.jpg
※ この紫のものがそうだ。



 こういうものを、二枚の布地に挟んで、縫い上げればいい。それで、救命胴衣を自作できる。
 では、どうやって縫い上げるか? そいつは、男には無理っぽい。それぞれの学校には、女性がいるだろうし、裁縫部みたいなのもあるかもしれない。そういうところで作ってもらえばいいのだ。
 裁縫部がなければ、救命胴衣・制作部というのを新設してしまえばいいのだ。ただの裁縫では詰まらないかもしれないが、人命救助のためとあれば、がぜん、やる気になる生徒が多いだろう。「あなたたちのおかげで命が助かりました。ありがとう」というお礼を聞いたりすれば、充実感を感じる生徒も多いだろう。「貧しい大人を助けて食事を上げること」よりは、「仲間の命を救うこと」の方をやりたがる生徒も多いだろう。

 そういう部が存在しなければ、男たちは頭を下げて、「お願いします。命を救ってください」というふうに頼めばいいのだ。
 肝心なときには女性の前で頭を下げることができる度量こそ、男子にとっては必要なのである。
( ※ 「女に頭を下げるのはイヤだ」というようなやつは、勝手に死ね。)
 


 [ 付記 ]
 「ペットボトルで救命胴衣を作る」
 という方法もあるが、これは、あまりにも簡易版すぎて、緊急時のほかには使い道がないようだ。
  → ペットボトルで救命胴衣 - Google 検索

 まあ、大震災が起こって、津波が来たときなら、ペットボトルを服の下に入れて、救命胴衣のかわりにするのもよさそうだが。……でも、私はペットボトル飲料を飲まないし、ペットボトルそのものがないんですよね。

( ※ やるとしたら、醤油のペットボトルの中身を捨てて、空きペットボトルにすることぐらいか。……だけど、そんなことをやっていたら、グズグズして、逃げ遅れてしまいそうだ。お間抜けの笑い話みたいだ。)




  ※ 以下は、細かな話なので、読まなくてもいい。


 [ 補足1 ]
 作るとして、セリアの発泡ポリエステルを使うなら、どうやってそれを内部に敷き詰めるか? 円筒形のものを密集させることは難しそうだが、うまい方法はあるか? 
 ある。幾何学的に考えれば、次の方法がいい。
 「輪切りにしてから、円形のものの周辺を削って、正六角形にする。正六角形のものなら、隙間なく敷き詰められる」

  → その図形

 これでいい。なお、円の中心には穴があいているので、ここには、余った端切れを詰め込んでおけばいい。(きつめに詰め込めば、ズレないので、接着剤は不要。)

 [ 補足2 ]
 作るとして、浮力の大きさ(kg)[≒ 浮体の体積 (L)]は、どのくらいがいいか? 
 人の頭部がうまく浮くぐらいがいい。脳の重さは 1.4kg 前後。他の部分も含めて、頭部の重量は3〜5kg ぐらいか。とすれば、浮力は最低でも 3〜5kg で、できれば6kg ぐらいがほしいところだ。
 2kg だと、「ないよりはマシ」という程度であって、人命救助の能力はおぼつかないだろう。

posted by 管理人 at 16:35| Comment(6) | 安全・事故 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いまは男女問わず家庭科必修なので、そこで縫えばいいと思いますけどね。

おそらく学校行事を念頭においているのでしょうけど、さすがに予算がないとはいえプロユースの浮き輪(アマゾンで2万円くらいするもの)は各学校にありますよ。
一番大事なことを「溺れている人はバタバタして助けを求める(はずだ)」という先入観を監督者が取り除くことです。とくに子供はフリーズしてしまい、バタバタ暴れることもなく顔面を水面につけたまま、とか静かにズブズブ沈んでいく、ということが珍しくありません。
沈んでいくほうは救命胴衣で防げますが、顔を水につけたまま溺れる方は救命胴衣ですら救えません。

Posted by とおりがかり at 2019年05月05日 10:56
> 家庭科

 家庭科でやるには、ハードルが高すぎ。よほど器用な人でないと。人命に関わるんだし。
 あと、大量に作りすぎると、余ってしまう。
 少人数の器用な人が作るだけで十分。

> 各学校にありますよ。

 あったとしても、数が限られているのなら、生徒が好き勝手に使い放題、ということはなさそうだし、学校側の許可を得なくてはならないはず。「万一、捨ててしまっても構わない」ということが前提だが、まず、無理でしょう。2万円なら。

 やっぱり、無料に勝るものはない。

> 顔を水につけたまま溺れる

 それは、救命胴衣を来ている限り、ありえない。自動的に頭が空中に出てしまう。顔を水につけようとしても、不可能。(気を失っている場合を除く。)
Posted by 管理人 at 2019年05月05日 11:15
老婆心ながら一言

胴衣の前と後ろを股の下で(紐で)繋ぐ作りにしないと”すぽっ”と抜けます。

Posted by 寿限無 at 2019年05月05日 16:11
紐については、解説動画がありますね。
 → https://youtu.be/EvHyHkhakm0
Posted by 管理人 at 2019年05月05日 16:30
救命胴衣やライフジャケットならアマゾンでも2〜3000円でありますよ。
Posted by トーネード at 2019年05月06日 19:46
> アマゾンでも

 本文中で amazon 商品を紹介しています。
 見えないようでしたら、下記によって修正してください。
  → http://openblog.seesaa.net/article/462687903.html
Posted by 管理人 at 2019年05月06日 20:26
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