2019年05月03日

◆ 五輪の渋滞対策

 五輪の期間中には渋滞が見込まれるが、その対策が全然できていないそうだ。
 
 ──
 
 朝日の記事にある。
 東京五輪・パラリンピックの開幕まで500日を切り、東京都や大会組織委員会が期間中の渋滞対策に向けた検討を加速させている。特に深刻な影響が懸念されるのが競技会場が集中する東京都心の湾岸部。コンテナ埠頭(ふとう)を抱えるエリアで、混雑によってはスーパーやコンビニが品薄になる可能性も指摘される。今夏に予定している混雑緩和策の試行が、試金石となりそうだ。
 五輪で、湾岸部には水泳やカヌーなど14の競技会場、選手村、プレスセンターが集中する。普段から混雑する港周辺だが、大会期間中は選手や関係者を運ぶ車両約6千台が加わる見通しだ。都の予想では対策をとらなければ、湾岸部を中心に渋滞が広がり、ジャンクションの一部では所要時間が通常の3倍になるなど、首都高速道路の広い範囲で混雑するという。
( → 湾岸部の五輪渋滞、暮らしに不安 スーパー・コンビニ品薄? 首都高の広範囲に混雑拡大:朝日新聞

 大変だとわかっているなら、対策を取ればよさそうなものだが。
 ま、無為無策というわけではなく、記事では対策として、次のことが列挙されている。
  ・ テレワーク(在宅勤務)や時差出勤の拡大
  ・ 商品や備品の納入時期見直し呼びかけ
  ・ コンテナ貨物の受け渡し時間の延長
  ・ 首都高速道路の通行制限や入り口封鎖
  ・ 首都高料金を時間帯によって変動させるロードプライシング

 だけど、これじゃろくに効果がない、というのが、記事の趣旨だろう。
 それもそのはず。肝心の官公庁が休まないのだから、民間だって休むはずがない。本来ならば、夏休みにするべきなのだが。
 この件は、私が前に述べた。
 五輪期間中には、企業をみんな「夏休み」にしてしまえばいいのだ。
 どっちみち、夏休みとして、8月の9日〜17日ぐらいは休みになる企業が多い。だったら、この期間を前倒しして、五輪期間に重ねればいいのだ。

 五輪期間は下記だ。
  7月24日(金)〜 8月9日(日)
 通年ならば、このあとで夏休みになるが、五輪のある年に限っては、早めに夏休みに入ることにすればいいのだ。できれば、期間を延長して、この期間をまるまる夏休みにしてしまえばいい。
( → 五輪と首都高の混雑: Open ブログ

 ここには、「首都高の時間別料金を、大幅に値上げする」という案も記してある。ただし、それが有効になるには、(料金値上げにともなって)スーパーやコンビニの配達回数を減らすことが必要だ。
 ところがコンビニの側は、そうする気にはなれないようだ。朝日の記事には、こうある。
 湾岸部には高層マンションや店舗も立ち並ぶ。競技会場近くにも店を置く大手スーパーの担当者は「渋滞がひどければ最悪の場合、生鮮食品を中心に品薄になるかもしれない」。いまは1日3〜4回、各店舗に商品を配送。混雑緩和のためには配送の回数を減らすことが求められるが「多くの人が東京に訪れて需要が高まれば、逆に配送を増やす必要も出てくる」と話す。
 コンビニも1日に何度も店に食品や日用品が届く。都内で約2400店舗を抱えるファミリーマートは「物流や納品での課題の洗い出しを始めた」(広報担当者)という。

 先日、コンビニ会社は「 24時間営業は必要だ」と言い張ったが、そのとき、「未明に配達するから、受け取るコンビニを開く必要がある」と説明した。
 だが、未明に配達するのなら、そのときに十分な量を配達することで、日中の配達回数を減らすことができるはずだ。せめて日中の回数を1度ぐらいに減らして、1日2回の配達で済ませるべきだ。それだけで、コンビニ配達による交通量は半減する。
 なお、配達回数を減らすように促すためにも、首都高の料金は大幅に上げるべきだろう。

 ──

 さらに言えば、新たに次のことを提案したい。
 「五輪会場の各所を訪れるための、専用の無料バスを、五輪の選手・関係者向けに用意する」
 こうすれば、バスで大量輸送ができるので、用いる乗用車の数を減らせるだろう。
 冒頭の朝日記事によれば、「大会期間中は選手や関係者を運ぶ車両約6千台が加わる」とのことだったが、6千台では多すぎるので、バスによって車両の数を減らせるはずだ。場合によっては、大型バスでなく、マイクロバスやミニバスでもいい。

 他に、「電車を早朝から動かす」という案もある。これについては、前に別項で述べた。
  → 電車のサマータイム /五輪: Open ブログ

 ──

 ともあれ、案はいろいろとある。ただ、たいていのものは、規模が小さい。
 やはり、大々的に混雑を減らすには、「夏休み」が最強だろう。
 ちなみに、この五月の連休中は、都会の交通量が大幅に減っている。繁華街の人も少なくて、デパートやレストランはすいている。
 住宅街でも、近所のゴミ出し場所を見ると、ゴミ出しの量が半減しているので、かなり多くの人が旅行に出ている感じだ。
 連休中には、こういうふうに都会はガラ空きになる。となれば、五輪中も夏休みにするのが最強なのだ。東京の人々はこぞって地方に出掛けてしまえばいい。そうすれば、混雑の問題は大幅に解消する。
posted by 管理人 at 13:23| Comment(0) |  東京五輪・豊洲 | 更新情報をチェックする
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