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令和のあとで、秋篠宮と悠仁親王が後継者となるが、その後には、後継者がいなくなる可能性がある。
・ 悠仁の病死、事故死
・ 悠仁には男子ができない
・ 悠仁に男子ができたあとで、男子の病死、事故死
こういう可能性は、少しは考えられる。少しといっても、( 2010年以前における)東日本大震災の可能性よりは、はるかに大きいだろう。
危険というものは、起こったあとで、その可能性に気づくものだ。そして、起こったあとでは、手遅れなのである。
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さて。そういう危機が実現した場合に、どうなるか? 日本憲法6条、7条の規定により、国政の遂行には天皇が必要だから、天皇がいなくなれば、日本国は機能停止せざるを得ない。前項で述べたとおり。
→ 令和三題(期間・天皇制・車): Open ブログ
では、その場合には、どうするべきか?
そうなる前であれば、いろいろと対処の仕方がある。
・ 女性天皇、女系天皇を創始する。
・ 天皇制を廃止する
などだ。
では、それが間に合わなかったら? 何も対処しないまま、万一の事態が起こって、日本に天皇が存在しなくなったら? 国家機能が停止したまま、日本は崩壊するしかないのだろうか?
一番もっともらしいのは、
「天皇を省略して、あとはそのまま国家機能を動かす」
ということだ。しかしこれは、合理的であっても、不可能だ。なぜなら、それは憲法違反だからである。憲法違反の行為であれば、そのすべては違法状態となる。仮に裁判所が正常に機能していれば、政府の実行するすべては違法行為となるので、裁判所は政府機能の停止を命じるしかない。
そして、政府が民主主義や法治主義を守る限りは、裁判所の命令に従うしかないのだから、国家機能は停止するしかないのだ。かくて、日本は崩壊する。
仮に、外国が侵略してきたら、自衛隊を指揮する首相も存在しないまま、日本は侵略を受け入れるしかない。
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困った。そこで、困ったときの Openブログ。うまい案ではないが、かろうじて最悪を避ける方法を示そう。こうだ。
「自衛隊がクーデターを起こす。憲法よりも上位に位置する戒厳(令)を敷く。憲法を停止して、国家機能のすべてを軍部の指令の下に置く」
これで国家機能は回復する。日本は侵略を免れ、すべては(とりあえずは)正常に機能するようになる。
《 戒厳 とは 》
戦時またはそれに準ずる非常の場合に、軍隊によって全国または一地域を管理し警戒すること。その地域の行政権・司法権などは軍の管理に移る。
( → 戒厳(かいげん)とは - コトバンク )
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「クーデターを起こす」と聞くと、「とんでもない」と思う人が多いだろう。しかし、国家崩壊を避けるためであれば、一時的にはやむを得ないことなのだ。
( ※ 比喩的に言えば、死にかけている緊急患者については、手術のために素っ裸にする必要があるので、人権を一時停止する必要がある。人権よりも、生命の方が重要だ。)
どうしてこうするかというと、本質的には、こうだ。
「今の憲法には、バグがある。天皇が不在になるという事態を想定していない。そこで、そういう事態になると、システムのすべてが停止してしまう」
たとえば、コンピュータにおいて、「元号が平成から令和になると、システムのすべてがストップしてしまう」というようなバグがあれば、そのときにはシステムを一時停止するしかないのだ。それと同様である。
比喩で言えば、システムがビジーモードになったあとで、ブルー画面になって、システムが完全停止する。うんともすんとも言わない。再起動しても、元に戻らない。お手上げだ。
こういうときには、どうすればいいか? 通常のシステムとは別に、緊急時の特別なモードで(セーフモード)で再起動すればいい。そこで一時的に小規模で仮作動してから、バグを修正して、そのあとで完全に再起動すればいい。
そして、このようなセーフモードが、クーデター(戒厳の施行)なのである。
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戒厳を施行したあとは、どうする? 軍事政権を確立して、一時的に憲法を停止したあとで、憲法にパッチを当てるべきだ。では、パッチとは? 次のいずれかだ。
・ 女性天皇、女系天皇
・ 天皇制の廃止。(天皇がいなくなる)
・ 完全民主化。(天皇はいるが、天皇と政府を切り離す)
論理的には、そのいずれでもいい。
このうち、国民の支持率が最も高いのは、1番目だ。過半数を圧倒的に超える支持が集まっている。
朝日新聞の今月の世論調査では女性天皇を76%、女系天皇を74%が認めてよいと回答。
( → 朝日新聞 2019年4月28日)
こういうふうに決めればいい。(自民党政権では決められなかったから、軍事世間が決めるわけだ。)
そして、このようにして憲法にパッチを当てて、バグを修正したあとで、民主的な政権に移行すればいい。
( ※ 「ふざけるな」と思う人も多いだろうが、憲法のバグのせいで、国家が麻痺したあとでは、クーデター以外には憲法を停止する方法はないのだ。なぜなら、現憲法には、憲法を停止する規定がないからだ。)
[ 付記 ]
このように憲法にパッチを当てるついでに、選挙制度の改革もするといい。一票の格差があるのは、非民主的だからだ。
一票の格差の完全解消をするといい。格差は1対1.33ぐらいを限度にするべきだ。(技術的には可能だ。)
今の日本は、民主主義が実現できていない。半民主主義と言える。それを是正するには、自民党政権では無理だから、軍事政権がやるしかないだろう。そして、そのためには、クーデターが必要となる。
【 注記 】
本項は、「自衛隊はクーデターを実行して、政権を転覆せよ」と述べているのではない。お間違えなく。「クーデターを検討せよ」と言っているだけだ。
そして、クーデターを実行するとしたら、天皇がいなくなったあとのことだ。それが実際に起こるのは、30年以上も先のことだ。起こるかどうかも、不確かである。
なお、本項は、「万一の場合を考慮せよ」という趣旨で書かれている。(皮肉たっぷりに。……ここ、誤解しないでね。軍事ごっこの主張ではありません。)
「国会・内閣の指名に基づく任命は、指名と異なることはありえないので、天皇不在であっても実質上憲法の趣旨を逸脱するものとは言い切れない」とかなんとか言って。
自衛隊とか一票の格差とか「条文の行間と政府の空気」を読んだ判断の先例がありますから。