──
(1) 首の後ろ
首の後ろを、縦にマッサージする。NHK で報道していた。
「親指を残して両手指を組んで、後ろの首筋にあて、上下にしっかり動かす」
という方法。
下記ブログにも解説がある。
→ 12/28放送 NHKごごナマ「ぐっすり眠ってスッキリ起きたい」
これに関連する話(根拠となる話)は、別項で解説したことがある。
首こりの原因となる筋肉は、後頭下筋群(こうとうかきんぐん)。これは、僧帽筋とは違う。
・ 肩や背中ではなく、首の後ろの位置にある。
( → 肩こり・首こり(ガッテン): Open ブログ )
(2) 副交感神経
体を副交感神経の支配下に置くことで、睡眠しやすくなる。
このことは、前に別項で説明した。
→ 究極の睡眠法(入眠法): Open ブログ
これとよく似た趣旨のことを、昨年9月のテレビ番組で紹介していた。「たけしの家庭の医学」という番組。下記に説明がある。
→ 減塩・運動しても治らない方必見!高血圧の新原因&改善法特集
→ 片鼻呼吸法!やり方!睡眠の質をアップさせる呼吸法!
→ 高血圧改善!睡眠の質を上げる片鼻呼吸法 | 生活の泉
副交感神経の支配下に置く、という目的は同じなのだが、方法がちょっと違う。上記番組では「片鼻呼吸法」というものを使う。
方法は、次の順で。
・ 片方の鼻をふさぎ、10秒程度かけて息を吸い込みます。
・ 同じ鼻からゆっくりと吐き出します。
・ 右 → 左 → 右 ……と交互に10分間行います。
まずは片方の鼻をふさぎ、反対の鼻でゆっくりと10秒程度かけて息を吸い込みます。その後、同じ鼻からゆっくりと息を吐き出してください。この呼吸を右→左→右…と交互に行います。目安は10分です。
片鼻呼吸をするとゆっくりと深い呼吸ができるので、副交感神経の働きを高め、睡眠の質の向上が期待できるのです。
( → 減塩・運動しても治らない方必見!高血圧の新原因&改善法特集 |名医とつながる!たけしの家庭の医学 )
【 関連項目 】
似た話は、下記項目で述べた。
→ 究極の睡眠法(入眠法): Open ブログ
その本質は、副交感神経の支配下に置くことで、呼吸と心拍を低下させる。その際、脱力することが決定的に重要だ。脱力!!
ベッドの上で、あぐらふうの姿勢を取って、足裏を合わせる。肩の力を抜いて、頭を支える力も抜いて、頭をぶら下げる感じになる。このとき、頭が下がるので、背中の筋肉が伸びる感じになる。いかにも脱力しきっている。首や肩の力が抜けるだけでなく、背中の力も抜けている。そんな感じ。