2019年04月15日

◆ 睡眠不足で爆発事故

 ロケットで爆発事故が起こった原因は、(担当者の)睡眠不足だったという。
 
 ──
 
 朝日新聞に興味深い話があった。睡眠特集の一部。
 人は一生の3分の1を寝て過ごします。大阪ガスの統括産業医で、厚生労働省職場のメンタルヘルス対策検討委員会委員を務めた内科医の岡田邦夫さん(67)は「睡眠不足による損失は大きい。大事故にもつながります」と警告します。
 1986年1月に起きた、米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル、チャレンジャー号の爆発事故は有名です。打ち上げ当日の気温の低さを問題視するエンジニアの警告があったのに、長時間労働で睡眠不足に陥っていた責任者が、適切な中止判断を下せなかったとされます。責任者2人は3時間の睡眠後、23時間不眠の状態でした。打ち上げを続行し、乗組員7人が死亡しました。
( → 「眠れていますか?」 不眠症20年余で中退・休職も:朝日新聞

 へえ。そうなんだ。ちょっとびっくり。

 ただし、ここで思い出した。チャレンジャー号の爆発事故では、ファインマンが原因を解明したのだ。それについて言及したこともある。
 スペースシャトル爆発事故の解明がある。ここでは、事故の原因の究明を最優先した。すると、ファインマンが参加して、見事に究明した。
 「低温によるゴムの弾力性の低下が原因です。ほら。この氷水にゴムを入れると、ゴムが固くなりましたね? これと同じことが、爆発事故のときにも起こったんですよ」
( → STAP事件の真相は 2[原因]: Open ブログ

 あれれ。ここでは、睡眠不足というような話は出てこない。

 そこで、ネットを探してみた。

 まず、Wikipedia(日本語版)には、「睡眠」という語は出てこない。
  → チャレンジャー号爆発事故 - Wikipedia
  ※ 英語版にも「 sleep 」という語は出てこない。

 「睡眠」という語を含めて検索すると、こうだ。
  → チャレンジャー 睡眠 - Google 検索

 いくつか情報が見つかるが、「責任者の決断のミス」という情報も見つかる。
 その会議でサイオコールのエンジニアは、天気予報で翌日の気温が低いと発表されおり、気温が低いとブースターの一部に悪影響を及し、爆発する恐れがあると伝え、打ち上げの中止を勧告した。しかし、NASAはこの忠告を無視して、打ち上げを行った。
 事故後の調査で、やはり爆発の原因は気温が低いため起きたことが判明した。だがもう一つ、調査ではNASA内の超過労働の問題が指摘された。
 マネージャーたちは寝不足のため、適切な判断が行えずエンジニアの忠告を無視することとなったというのだ。
 会議に参加していたトップ2のマネージャーたちは、いずれも23時間寝ていなく、前日も3時間しか眠っていなかった。「NASAでは通常、長時間働けば働くほどよいとされる習慣があり、今回の様な大惨事をもたらした」と関係者は語っている。
( → 睡眠不足はあなどれない。睡眠不足が引き金となって起きた5つの世界的大惨事 : カラパイア

 一方で、「検査の職員のミス」というような話もある。その理由が睡眠不足。
 スペースシャトル「チャレンジャー号」が打ち上げ直後に爆発、大破し乗組員7人全員が亡くなった。長時間労働と睡眠不足で、NASA職員が機体の整備不良を発見できなかったことが原因とされる。
( → 睡眠時無呼吸症候群による世界の事件・事故 | SAS対策支援センター - 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の総合サイト

 かと思えば、(睡眠不足ではなくて)SAS という病気が理由だ、という話もある。
 この「睡眠時無呼吸症候群・SAS(Sleep Apnea Syndrome)」が、アメリカのスペースシャトル・チャレンジャー号の大爆発の原因となったと知って驚いた記憶がある。
 チャレンジャー号の発射前の検査をする担当者がSASの患者で、居眠りをしたために操作を誤ったのが原因だというのだ。SAS患者は、睡眠中、呼吸ができなくなるため、そのつど目が覚めて睡眠不足となり、昼間に居眠りをしやすくなる。
( → 効率的な睡眠で得られる幸せ  WEDGE Infinity(ウェッジ)

 何か、情報がいろいろあって、定まらない。
 これ以上調べるのも面倒なので、ここで調査は終了。中途半端だが。

 なお、以上のすべてがいずれも真実である、という可能性もある。(別に相互に矛盾しているわけでもなさそうなので。)

 ──

 結論。

 「事故をなくすためには、睡眠不足をなくすべきだ」
 といってもいい。だが、もっと根源的には、
 「人間には睡眠が大切だ。それが不足すると、大惨事を招くこともあるほどだ」
 と言える。ここが大切。別に、事故をなくすことが目的じゃなくて、もっと一般的に、人間の生き方としての問題だ。
( ※ 直接的には、「能率低下」が問題だ。その波及した結果の一例が、大事故だ。)



 [ 付記 ]
 私の個人的体験を言うと、こうだ。
 「睡眠によって疲れが回復するのは、明け方の睡眠だ。ここで1時間か2時間眠ることで、疲れが取れる。逆に、ここで1時間か2時間、睡眠を削ると、疲れが取れない」
 ここでいう「疲れ」とは、「頭の疲れ」のこと。(肩こりの原因でもある。)
 要するに、5〜6時間の睡眠は、人体の生命活動にとって必要なものなので、どうしても必須である。そのあとに来る最後の1〜2時間は、人体の生命活動のためというよりは、脳の過剰な疲れを取る(修復する)ためのものである。これを削っても、生命には異常は生じないが、頭の疲れが取れないので、日中の作業能率は低下してしまう。

 ま、私の個人的な感想なので、正しいかどうかは保証しません。
 
posted by 管理人 at 21:00| Comment(1) |  健康・寒暖対策 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に「 結論 」を加筆しました。
 「人間には睡眠が大切だ」という話。
Posted by 管理人 at 2019年04月16日 12:18
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