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天ぷらを揚げたあとで余った油は、片付けるべきだ。よほど古ければ捨ててもいいが、捨てるには、流しに捨てるわけには行かず、紙などに吸い込ませたりする必要がある。それも面倒だ。
普通は、オイルポットに入れて、再利用する。
→ 揚げ油は何回使うの?揚げ物の残り油の保存や処理方法は?
オイルポット
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しかし、ここで問題が生じる。天ぷら鍋からオイルポットに油を入れても、最後に少し残ってしまうのだ。この残った分を、残さずすべてオイルポットにいれようとすると、すごく時間がかかる。面倒臭い。
( ※ 油が鍋にこびりついて、切れが悪いせいだ。比喩で言うと、オシッコがなかなか出し切れないで、いつまで少しずつ出すような状態だ。……下品で済みません。たまたま見たばかりのドラマで、そういう場面があったので。「よつば銀行」というドラマだけど。)
これが面倒臭くて、困っていたが、うまい方法が見つかったので、教えよう。こうだ。
「とりあえず、大部分をオイルポットに入れる。残りの分は、放置する。10分以上たつと、天ぷら鍋にこびりついていた油が、下方に溜まるので、その溜まった分を、オイルポットに入れる」
天ぷら鍋
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この鍋だと、底が平らなので、余った油は一箇所には溜まらない。そこで、鍋を少し傾けることで、鍋の底の一箇所に溜まるようになる。そこに溜まったあとは、溜まった分をオイルポットに入れる。
[ 付記 ]
天ぷら油の残りは、炒め物などに使うのが常道だ。
新しい油の方が適しているものや、古くても大丈夫なものがあります。
新しい油を使いたい順に並べると次のようになります。
(1)野菜の素揚げ
(2)野菜の天ぷら
(3)魚介類の天ぷら
(4)フライ、コロッケ、カツ
(5)味付きの揚げ物(竜田揚げ、カレー揚げ等)
(6)炒め物
( → 揚げ油は何回使うの?揚げ物の残り油の保存や処理方法は? )
それでも使い切らなかったら、捨てればいい。だが、普通に料理をしていれば、肉を焼いたりして、炒め物で使い切るだろう。(料理の回数が少ない人は別だが。)
あつあつ(熱々)の状態から“ほどほど”の熱さになったら、こし器でこします。
さめすぎると、ねばりがでて、こしにくくなります。
http://www.nisshin-oillio.com/kitchen/study-oil/cleanup.html