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もともと成田や羽田に来る外国人客は、東京近辺に宿泊するしかないだろうが、そうではない外国人客もある。
特に、アジアからの客は、西日本方面の空港に着陸することが多い。これは航空機代の都合だ。(韓国や台湾からだと、東京よりも西日本の空港の方が近いので、西日本に来ることが多い。)
で、西日本の空港に着陸したあとは、高速バスを利用して、東京に来る。
そこで、このような客には、東京以外の地点に宿泊してもらえばいい。たとえば、大阪や名古屋や静岡などに宿泊してもらう。
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ただし、難点もある。大阪や名古屋や静岡などから夜行バスで来ると、東京に到着する時刻が早すぎるのだ。すると、早朝の時間つぶしが大変だ。下手に時間をつぶすと、かえって余計なお金がかかってしまう。
このことは、次のページで紹介されている。
→ 夜行バスは『朝早く着きすぎて時間潰すのにお金を使うとかえって高くつく』
→ はてなブックマーク
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そこで提案しよう。
西日本の空港に到着したアジアの客は、東京に来る前に、箱根・伊豆・熱海で過ごすといい。

例としては、次のような感じ。
・ 九州や関西の空港に到着する。
・ そこで昼間を過ごしたあと、深夜に、夜行バスに乗る。
・ 箱根行きの夜行バスで、翌朝には箱根に到着。
・ 箱根は外国人の人気だ。そこで早朝と昼間を楽しむ。
・ ただし箱根には宿泊しない。宿は満杯気味だからだ。
特に夏は、日本人客が多くて大変だ。
→ 神奈川 箱根の観光客、2千万人台に回復:朝日新聞
・ そこで箱根のかわりに、収容力のある伊豆に宿泊する。
伊豆で日本の温泉を楽しむ。いい湯だな〜
( 熱海もいいが、熱海は交通の便が良く、値が高い。
伊豆は、交通の便が悪いので、安い。)
・ 伊豆で過ごした後は、新幹線で、小田原から東京へ。
新幹線を短時間ながら安価に楽しむ。
( 新幹線を未経験な外国人向け。)
・ 東京で過ごしたあとは、適当にどこかへ行けばいい。
何だったら、また伊豆に戻ってもいい。
以上のようにして、東京のホテルの宿泊客を減らすことができる。
( ※ 「横浜はどうよ?」と思うかもしれないが、横浜のホテルなんて、東京のホテルの一部だと思った方がいい。一緒くたにひっくるめる。大宮や幕張も同様。)