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スーパーで売っている味つき焼き肉というのがある。「スタミナ焼き」という名前が付いていることもあるが。
・ バラ肉か、カルビ肉 (たいていは牛肉)
・ 甘辛い味つき (タレつき)
・ ニンニクの芽が付いている
・ とても安い。(100グラム 100円前後)
いかにも脂っこくて、安い肉っぽいが、脂ぎった肉が好きな男子には向いている。
ただし、米飯といっしょに食べると、難点もある。
・ 肉の味が安っぽい。
・ 油がしつこい。
・ 野菜不足。
・ 油の付いた鍋や食器を洗うのが面倒。
ところが、である。これを一挙に解消する方法がある。この料理を、ご飯で食べるのでなく、ラーメンに載せて食べるのだ。手順は、こうだ。
・ キャベツの千切りを、大量に作っておく。
・ コンロには、フライパンと鍋を載せる。
・ フライパンを温めて、油を敷く。
・ 鍋に湯を入れて、キャベツを茹でる。
・ フライパンで肉を焼き始める。(弱火)
・ ニンニクの芽も焼く。
・ 肉の片面が焼けたら、ひっくり返す。
・ キャベツ入りの鍋に、麺を投入。
・ 丼にスープと湯を入れる。
・ 麺が茹で上がったら、麺を丼に投入。
・ 焼けた肉を、丼に投入。
・ フライパンに湯を少し入れてから、脂の浮いた湯を丼に投入。
・ 出来上がり。
・ * 麺の残り湯は、別の鍋に保存して、蓋をしておく。
・ * 食べる。うまい。食べ終わる。
・ * 別の鍋の残り湯で、フライパンや食器を洗う。
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これが合理的であるわけ。
・ 安い。
・ 簡単。(同時作業は必要だが、手間の量は少なめ。)
・ キャベツが大量にあるので、野菜をたっぷり取れる。
・ 脂のうまみを、残さず使える。
・ 脂の半分は、スープに残っているので、メタボ回避。
・ 残り湯を使うことで、フライパンなどをきれいに洗える。
ただし、これがお薦め料理であることの最大の理由は、上記のこと(合理的であること)ではなくて、「おいしい」ことだ。普通のラーメンとは違って、独自の美味しさが生じる。町の中華料理店の料理に匹敵するレベルであり、しかも、食べ慣れていない独自の味だ。五目ラーメンや担々麺なら、飽きるほど食べたが、今回の「味つき焼き肉ラーメン」は、ちょっと食べ慣れていない味だ。同じものを米飯で食べたときとは、味わいがまったく違って、高級感が増す。
「うまい!」
と実感できる感じだ。(手間が簡単な割には、じっくり手間をかけた感じの料理だ。)
というわけで、手間のコストに対する「コスパ」がとてもいい。お金のコストに対する「コスパ」もいい。二重の意味で、コスパがいいので、お薦めだ。
特に、脂ぎった肉料理が好きな男子向けだ。
※ ダイエットしたい女子には向いていません。
[ 付記 ]
ラーメンはもちろん、生ラーメンを使う。
スープの味は、私は味噌ラーメンの味噌スープを使ったが、醤油スープでも悪くはないだろう。ただ、味噌スープの方が、相性は良さそうだ。
最後に、タレと油の混じったスープが大量に残る。これをもったいないと思うのなら、……野菜を煮たり、ご飯やうどんを混ぜたりして、全部食べきることもできそうだが、……メタボになりそうなので、私はスープは全部捨てています。
ラーメン どんぶり
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確かに美味しそぅですねっ!!
処で、ダイエットの件が在りましたが、
そういう場合は、
麺をしらたきとか?
糸こんにゃくにすればイイですねぇ、
最初から麺にコンニャクが練り込んである、
ダイエットパスタを使うのも良いかも?
こうすると、麺だけが余ってしまうので、その麺は、中華ドレッシングで冷やし中華にして食べる。
ただし、話の順序は逆で、ラーメンを買ったあとで、麺だけを冷やし中華にして食べるので、夏に買ったラーメンのスープだけが大量に余る。その余った大量のスープを、秋以後に、3分の2のラーメンで消費する。
※ 麺は保存が利かないが、スープは保存が利くので。
何だ、そうだったのか。知らなかった。別だと思っていた。