2019年03月01日

◆ コンビニの価格を下げるには?

 コンビニの価格は高すぎる。この価格を引き下げるには、どうすればいいか?

 ──

 コンビニの価格は高すぎる。そう思って、具体的なデータを捜すと、次の図を得た。


convini.png
出典:コンビニ大手3社を比較してみる



 利益率は、セブンイレブンが 30%で、ローソンとファミマは 15%程度だ。日本企業の平均的な利益率が2〜3%ぐらいであるのに比べると、いかにも暴利である。ということは、価格が高すぎる、ということだ。

 これを改めるには、どうするか? 「市場原理に任せる」というのが普通だが、実際には、そうなっていない。市場原理に任せても、価格はなかなか下がらない。
 これはどうしてかというと、コンビニというのは、もともと商圏が狭くて、あまり競合がないからだ。人々は自分の家に一番近い( or 通勤途上の)コンビニ1〜2店のなかで選ぶしかない。少し遠い店だと、面倒なので、そちらには行かない。かくて、競合が働かない。
 おまけに、それぞれのコンビニが高い利益率をめざして、なかなか値下げしない。客としても、もともと選択の余地がない。かくて、価格は下がらない。

 ──

 では、その状況を放置していいのか? いや、このままだと、ひどい状況が続く。その一例が、食品廃棄だ。売れ残りの分を値引き販売させずに、大量に廃棄する。
 《 「こんなに捨てています・・」コンビニオーナーたちの苦悩 》
 毎日大量に廃棄されているコンビニのおにぎりやお弁当。全国のコンビニで、一日あたり384〜604トンの食品が廃棄されているとみられている。スーパーマーケットや個人の商店では、売れ残って廃棄となる前に値段を下げて販売(見切り販売)しているのをよく見かけるが、コンビニで目にすることはあまりない。なぜ見切り販売しないのか?2014年に最高裁で本部による見切り販売の妨害は「違法」とする判決が確定したが、本部は見切り販売について、どのように考え指導しているのだろうか。今回、大手コンビニチェーン店のオーナー3人が、実態を証言した。
 「見切り販売をするな、とは言えないので、証拠を集めるのは難しいですが、巧妙な言い回しで、させないように誘導する。私は事務的に契約更新をしているので私自身が言われたことはないですが、仲間のオーナーからは、契約更新などの重大なポイントでは、本部にとっての不利益な事象である見切り販売は、やめることが条件、といったようなもっていき方をされる、ということを聞きました」
( → (井出留美) - Yahoo!ニュース

 あまりにも馬鹿げている。とはいえ、このことで、「決して値引きをしない」というふうに客に思わせて、高値販売を維持する。かくて、高い利益率を誇るわけだ。

 ──

 では、この問題を解決するには、どうするか? 「困った、困った」と思う人が多いだろうが、そこは、「困ったときの Openブログ」だ。名案を出そう。
 「市場原理が働かないのであれば、市場原理を働かせる。つまり、人々が安いコンビニで買うようにする」


 ここで、次の反論が来るだろう。
 「安いコンビニなんて、ないぞ。セブンイレブンも、ローソンも、ファミマも高い。さらには、ミニストップや、デイリーヤマザキみたいな弱小コンビニだって、安くないぞ。安いコンビニなんて、どこにあるんだ!」
 
 そこで答えよう。
 「まいばすけっと だよ」

 これは、コンビニというより、ミニスーパーみたいなものだが、食品に限っては、コンビニみたいなものだ。だから、日常の買物の大半は、ここで済ませることができる。
 スーパーで買うのは、階段を上がったり下がったりして面倒だが、まいばすけっと なら、コンビニに寄るのと同じような感覚で楽に買い物ができる。
 また、店舗の数も、かなり多い。ファミマやローソンなどの半分よりは、もっと多くありそうだ。(Google マップで近所を調べるといい。)

 ──

 結論。

 買物はなるべく、まいばすけっとで買おう。みんながそうすれば、まいばすけっとの売上げが増えるので、まいばすけっとの売上げの店が増える。
 その状態が大幅に進めば、まいばすけっとの店ばかりだらけとなって、他のコンビニは激減する。「料金が高いコンビニは閉店する」というふうになる。となると、閉店を避けるために、他のコンビニも料金を値下げするようになる。「赤字になるくらいなら、薄利多売の方がマシだ」と思うようになる。

( ※ 一方、現実は、大手コンビニ3社はボロ儲けしている。これは、客が大手3社で買うからだ。客が高いものに金を払うから、コンビニ3社は威張って、あぐらをかいているのだ。こういうふうにならないように、みんなで大手コンビニ3社をボイコットすればいいのだ。)



 [ 付記1 ]
 ミニストップやデイリーヤマザキは、「薄利多売路線」に転じた方がいいね。まいばすけっとみたいに。そうすれば、大手3社をしのぐ、巨大な店舗網を築くことができるだろう。
 現実には、ミニストップやデイリーヤマザキは、利便性が低い割には、価格は他社と同程度だ。これでは、客が来るはずがない。せいぜい、独自商品で頑張るぐらいだ。ソフトクリームとか、焼きたてパンとか。……ニッチ狙いだ。情けないね。まともに戦う(喧嘩を売る)気がないのなら、さっさとチェーン全体を売却して撤退しろ。
 どこかのファンドか何かが、買収して、価格破壊をすれば、コンビニの世界は大変動するのだが。
 
 [ 付記2 ]
 ミニストップは、イオン系列なので、トップバリュの製品を売っている。品揃えは豊富ではないが、ポテチやビールぐらいなら、トップバリュの安価な品物を売っているかもしれない。(未確認)

 ※ コンビニ価格は一般に、スーパーよりも1〜2割ぐらい高いが、PB製品は別で、スーパーと同一価格であることが多いようだ。したがって、コンビニでトップバリュを買うと、お買い得である。
  参考 → ポテトチップス-TOPVALU(トップバリュ)
posted by 管理人 at 18:09| Comment(6) | 一般(雑学)5 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
北海道にはセイコーマートというものがあって、大手コンビニよりも安い値段で提供しているようです。
Posted by けろ at 2019年03月02日 02:31
 セイコーマートはちょいちょい話題になるので、本州民は羨ましくて、悔しさのあまり、ぐぬぬ、となる。
Posted by 管理人 at 2019年03月02日 07:20
ATM位しかコンビニを利用しないのでよく判りませんが、商品の価格設定が割高であるのことを消費者は承知し納得しているものと思われます。一定の需要があるということでしょう。

宣伝なのか営業時間なのか、価格以外に消費者を誘引する何かがあるはずです。どの時間帯に何が売れているか、そこを果たしてマイバスケットのような小規模スーパーが対抗できるのか、もう少し精査が必要かと。例えば、早朝の通勤者の朝昼食、夜間勤務者の夜食需要は現状ではコンビニが満たしているわけです。そういったコンビニでしか賄えない需要がどれだけあるか、それをどう突き崩すかという問題かと。

ちなみにマイバスケットはイオン系のようであまり足が向きません。近くににもありませんし。私の推奨は弁当やおにぎりを置いているドラッグストアです。ただせいぜい9:00-10:00の営業時間に限られた話です。
Posted by 作業員 at 2019年03月02日 12:35
 ローソンが続々と閉店している。
 一方で、まいばすけっと は続々と開店している。
  http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-6449.html
  https://hre-net.com/keizai/ryutu/11922/

 ローソンやセブンの跡地に、まいばすけっと が開店することも。
  https://hiyosi.net/2019/01/08/mybs-7/
  https://hiyosi.net/2018/10/09/mybs-6/
  https://shin-yoko.net/2018/12/26/new_open2018-11/
Posted by 管理人 at 2019年03月02日 13:00
スレの趣旨とはずれてますが
今ファミマでペイペイ使えば実質20%超オフなのでお得に買い物できますよ
Posted by あさひ at 2019年03月04日 10:02
まいばすけっとは、見切り商品の割引もしているらしいので、管理人さんの好みに合っていますね。
Posted by ishi at 2019年03月04日 11:01
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ