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トランプ大統領はやたらと金勘定にうるさい。在韓米軍の費用をケチりたがっているそうだ。
在韓米軍の駐留経費をめぐっては、トランプ米大統領が韓国側に大幅増を要求し、協議が難航。トランプ氏は3日の米CBSのインタビューでも「韓国に軍隊を駐留させるのはとても費用がかかる」と批判し、在韓米軍撤収の協議について「将来あるかもしれない」と含みをもたせていた。
( → 在韓米軍駐留経費、韓国の負担増で合意 米CNN報道:朝日新聞 2019年2月6日 )
本日(2019-02-23)の記事でも、似た話が報道されていた。ともあれ、トランプ大統領は、基地駐在の費用をケチりたがっている。
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そこで思いついた。これを逆用して、在日米軍に撤退してもらえばいいのだ。とはいえ、全般的に撤退してもらうのではなく、ピンポイントで特定の基地を撤退してもらう。
具体的には、横田基地だ。
横田基地は、日本にとって、まったく困りもの・邪魔物だ。首都圏のそばで巨大な空域を独占しており、日本の航空機が通れない。そのせいで、東京都西日本を結ぶ路線では、飛行機がかなり大きく迂回する必要が生じている。かくて、時間も無駄になるし、燃料も無駄になる。客にとっては、到着時間が遅くなるし、料金も多くなる。踏んだり蹴ったりだ。
だからこそ、横田基地を返還してもらうことが是非とも必要だ。
また、返還してもらえば、東京や神奈川の人は、わざわざ遠い成田まで行かなくても、国際線の飛行機に乗れる。また、羽田が遠いという東京西部の人にとっても、飛行場への交通の便がよくなる。
また、羽田空港が過密で困っている、という問題も解決する。
あれやこれやと、いいことずくめだ。
→ 横田基地の返還(飛行場): Open ブログ
というわけで、横田基地を返還してもらいたい。
そのためには、トランプのケチ根性を利用すればいい。具体的には、こう告げるといい。
「横田基地の分の駐在費用は、今後は払いません。お金を払わないので、出ていってくださって結構です。どこへでも好きなところへ行ってください。それで訓練費が浮くのだから、ケチ根性が満足できるでしょう。どうぞよろしく」
ただし、ついでに、言い足しておく。
「だけど、横田基地を、国内の別のところに移転するのであれば、それを支援します」
別のところというのは、たとえば、福島の飯舘村とか、北海道のオホーツクとかだ。あるいは、沖縄の宮古島でもいい。
ともあれ、あれやこれやと手を尽くして、横田基地を返還してもらうべきだ。それができるのは、ケチ根性のトランプ大統領の在任期間中だろう。何としても、彼のケチ根性を利用して、横田基地を返還してもらうべきだ。(他の大統領では、無理っぽい。ケチじゃないので。)
日本政府を支配・監視するための重要基地なので全面返還は無理でしょう