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単に運動のための手足を鍛えるだけでなく、手足を支える胴体の筋肉を鍛えることが大切だ、と言われる。サッカーの長友選手の方針で有名だ。
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この本ではトレーニング方法が解説されているようだが、プロのスポーツマンでもない素人には無縁だな……と感じていたので、特に読みもしなかった。(ハードなトレーニングは無理。)
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ところが、朝日新聞の記事で、スケートの清水宏保の説明があって、興味深かった。
→ 体幹の大事さ、みんな共通 清水宏保:朝日新聞デジタル
体幹トレーニングというと、腹筋や背筋を鍛えることを考える人が多いが、実は、体をひねる動きが大切だという。そのとき、肋骨と肋骨の間の筋肉(肋間筋)が働くという。
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へえ。知らなかった。こんなところに筋肉があるんだ。じゃ、これを鍛えるといいんだ。
体を斜め後ろに 45度ひねるといい……と記事にはあったが、私はちょっと考えて、次のように提案したい。
体幹の筋肉を鍛えるには、鉄アレイなどは必要ない。(私は持っているが、今回は使わない。)
かわりに、「胴体の全筋肉に力を入れる」というふうにすればいい。特に、背筋と腹筋で同時に力を入れる。さらには、胸と肩の筋肉も同時に力を入れる。
この場合、体の前側と後ろ側の筋肉に同時に力が入っているので、いちいち鉄アレイなどを使う必要はない。
なお、力を入れてながら、動くことが大切だ。力を入れてじっとしている(静止している)のではなく、筋肉に伸び縮みが起こるように、体を動かす。
さらに、今回は次の運動を加える。
「胴体に力を入れたまま、体を左右にひねる」
「胴体に力を入れたまま、体を左右にひねると同時に、体を上下または前後に動かす(曲げる)」
このようにすれば、肋間筋を使いながら、まんべんなく体幹の筋肉をトレーニングすることができるだろう。
[ 付記 ]
話題は変わるが、トレーニングをするべき時刻について。
筋トレをする方がいいのはわかっているが、やる気になりにくいのが問題だ。面倒臭いという気が先立つ。やる気になるには、どうすればいいか?
やる気を出すのではなく、やる気がなくても自動的にやるように、スケジュールに組み込んでしまえばいい。では、どこに?
思いついたのは、こうだ。
「どうせ毎日、ジョギングをするのだから、ジョギングの直前に筋トレする」
ジョギングをやらないと、頭を使って疲れたあとの回復ができにくい。(ジョギングをすると、肩こりが治りやすい。)だから、どうしてもジョギングは、毎日やるしかない。
そこで、ジョギングをするために服を着替えたら、その時点で、筋トレも少しやればいいのだ。
こうすれば、毎日必ず、少しずつ筋トレができるようになる。
※ 鉄アレイなどを使うのがいい。重さは、5kg ぐらいか。
強いスポーツマンなら、10kg か。女性なら 2kg か。
私が使っているのは、7kg だ。準スポーツマン向け。
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【 関連サイト 】
これを書いている途中で、たまたま似た話のツイートが話題になっていた。
アラサーに差し掛かってぽっこりお腹が出張ってくるのは内臓脂肪が原因と言われがちですが、実は加齢による腹横筋の衰えと足腰の筋力低下に伴う骨盤の後傾が原因の大半。食の細い日本人に内臓脂肪云々言うのは個人的に食品業界の差し金なんじゃ…と(陰謀論好。内臓脂肪もいいけどまずは筋トレしよ! pic.twitter.com/59tyKXc4cM
— sean/Digital Painting (@sean_uc8) 2019年2月22日
ちなみにちなみに、食事制限と有酸素運動も用法容量を間違えるとカタボリック(筋肉異化)と言って筋肉の分解を招きます。
— sean/Digital Painting (@sean_uc8) 2019年2月22日
なので「飯抜いて走ってりゃダイエット」は間違い。痩せたいだけでもやっぱり筋トレはしないとアカン
話題になったのは、下記記事。
→ アラサーでお腹が出てきたらダイエットよりもこんなことをやったほうがいいかも?「いつの間にか腹筋割れた」「腰回りが安定した」 - Togetter
【 関連項目 】
→ 腹筋歩行ダイエット: Open ブログ
→ 腹筋で自転車を漕ぐ: Open ブログ
→ 腰痛と腹筋: Open ブログ