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「ゴーン事件はクーデターだ」という説があった。ゴーンを擁護するつもりらしくて、「西川社長らによる権力争いの陰謀だ」という陰謀論だ。
しかし、西川社長は引責辞任する方針を表明した。
西川社長はこの日、ルノー取締役会終了後の午後10時ごろから横浜市の日産本社で開いた会見で一連の問題について「私も含めて過去の経営陣の責任は重い」と発言。その上で「そのあとの体制を作らないといけない。会社を軌道に乗せてバトンタッチすべきであると思っている」と話した。定時株主総会のある「6月うんぬんではなく、できるだけ早く私の果たすべき責任を果たして次に引き継げる状態にしたい」と考えているとも述べた。
( → 日産の西川社長が退任示唆、ゴーン前会長巡る一連の問題で責任 - Bloomberg )
ゴーンと差し違える形で、自分も辞任するわけだ。これで、「西川社長らによるクーデターだ」という説は否定されたことになる。
※ クーデターならば、事後、自分が独裁者になるはずだからだ。
※ クーデターというより、(独裁者追放の)革命や民主化に近い。
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なお、「クーデターだ」という説は、ググれば見つかる。
→ ゴーン クーデター - Google 検索