本サイトが選ぶ「今年の最大事件」は、「ゴーン不正」だ。
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「ゴーン不正」を、本サイトが選ぶ「今年の最大事件」と見なしたい。理由は次のことだ。
「何年も前から本サイトでずっと批判していた日産ゴーン が、とうとう完全に駄目出しされた」
要するに、「本サイトの指摘ないし予想が、うまく当たったと判明した」ということだ。
日産ゴーンが駄目だということは、何年も前からあちこちで批判してきた。
・ 英語の社内公用語化
・ 低性能の自動ブレーキ
・ 冷却システムのない充電池の電気自動車
・ 故障だらけで低品質の部品
・ 開発費がなくてモデルチェンジなし
・ すべての根源はコストカット最優先のゴーン
こういうことをずっと批判してきた。下記の最後にも、まとめがある。( 【 関連項目 】の箇所 )
→ ゴーンの不正の問題点は?: Open ブログ
こういうふうにずっと批判してきたゴーンの問題が、まさしく露呈する形で、世間的に大々的な問題となって噴出したわけだ。
※ 会社の金を巨額に猫ババしていたというのは、さすがに想定外ではあったが。
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ついでだが、昨年(2017年)の分については、「 MRJ の失敗確定」を最大事件と見なしたい。これも同様で、「本サイトが長く批判していたものが、具現化した」ということだ。
そもそも、MRJ については、本サイトで最初から批判していた。
→ 三菱の小型ジェット機 MRJ: Open ブログ(2007年06月20日)
その後、2017年になって、次の二つの事件があった。
→ MRJ の量産化が無期限延期: Open ブログ(2017年02月26日)
→ MRJ に死亡宣告: Open ブログ(2017年12月22日)
後者は、エンブラエルとボンバルディアが、ボーイングとエアバスに買収されたことを意味する。こうなると、ボーイングとエアバスがライバルになるので、MRJ に勝ち目はないも同然だ。
こうして、2007年の段階で下した「 MRJ は駄目だ。開発をやめよ」と示した私の指摘が、見事に当たったことになる。
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さらに言えば、「シャープは倒産しそうだ」という私の予想も、2012年になって当たった。
→ シャープの経営悪化の直接的理由: Open ブログ(2012年10月01日)
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というわけで、「ゴーン不正」「 MRJ の失敗確定」「シャープの経営破綻」という三点で、本サイトの予想が当たったことになる。(2018年、2017年、2012年)
そのうち、今年は「ゴーン不正」だ。これをもって「本サイトの選ぶ最大事件(2018年)」と見なしたい。
[ 付記 ]
報道によれば、ゴーンは勾留所で、寒さに震えているらしい。
→ ゴーン被告「毛布の追加を繰り返し要求」…米紙 : 読売新聞
罪が確定したわけでもない被疑者を、禁固刑並みの刑罰で処するというのは、とんでもない人権侵害だ、と言える。
被疑者の段階では、刑罰を与えず、普通にホテル暮らしなどを認めるべきだろう。食事などの差し入れも自由にさせるべきだろう。(今は刑務所のメシと同様だ。ゴーンの体重は激減したそうだ。)
何だって検察が勝手に禁固刑で処する(虐待する)のか? これはもうメチャクチャですよね。欧米の批判はもっともだ。
※ なお、勾留が実質的な禁固刑であることは、国が正式に認めている。それは「未決勾留日数の算入」という制度だ。この制度自体が、「勾留が実質的な禁固刑であること」を認めている。
仮に、ホテル暮らしを許容するようになったなら、ホテル暮らしの期間は「未決勾留日数の算入」の対象にはならないだろう。(自宅軟禁も同様だ。)
今の日本の状況は、文明国とは程遠い。人権のない独裁国家並みだ。(いや、もともと民主主義の成立しない独裁国家か。……選挙制度でも「一票の格差」がひどいし。)
2018年12月31日
過去ログ

そもそもゴーンを呼ぶはめになったのは日産の経営不振が原因ですし。
独裁者の独裁経営の弁護をする必要はありません。
> MRJの失敗は三菱という事業会社に原因
そんなこと言ってないですよ。経営者の責任です。馬鹿すぎた。シャープも同じ。
一般の社員のせいにするのはかわいそうだ。
MRJ失敗で当該事業に関わる経営者が批判に晒されていますが、脈々と受け継がれてきた体質が失敗という形で偶々露見したに過ぎない、と言う見方です。三菱という会社で、誰が経営者になってもMRJ事業は進められ、そして誰が経営者になっても失敗する、というのは言いすぎでしょうか。