2018年11月29日

◆ 鳥羽伏見の戦いの真相

 鳥羽伏見の戦いの真相はこうだ……という話が、NHK の番組で放送された。日本の歴史の分岐点を示す、重要な話。

 ──

 歴史的文書が発掘されたことで、長年の疑問が解消されたそうだ。この件は、NHK の番組でつい先日、放送された。
  → 歴史秘話ヒストリア「鳥羽伏見の戦い」 - NHK

 実は、この内容を放送するのは初めてではなく、それまでにも何度か放送されていた。ググるとわかる。
  → 鳥羽伏見の戦い  NHK - Google 検索

 かなり重要な話が示されている。この戦いは、本来ならば幕府が勝つはずだったのだ。なのに、歴史のいたずらみたいなことが起こって、大逆転。幕府が敗北して、日本の歴史は大きく変わった。
( ※ 野球で言えば、圧倒的に強いチームが、勝利目前で逆転負けを食らったようなものだ。それも優勝決定戦で、10-0 からの大逆転で 10-11 の負け。敗因は、自分のミスによる自滅だ。将棋でいえば「二歩」のようなもの。)

 要旨は下記。
  ・ 鳥羽伏見の戦いは、日本の歴史の転換点だった。
  ・ この戦いでは、幕府が敗れ、新政府軍が勝った。
  ・ これによって江戸時代から明治時代へと転換した。(文明開化)
  ・ もしこれがなかったなら、日本の歴史は大きく変わっていた。
  ・ この戦いは当初、幕府が圧倒的優勢だった。
   (兵力は人間で3倍以上、火器は新兵器で4倍の能力)
  ・ 幕府側は勝利を確信して、相手を見くびっていた。(油断)
  ・ 銃に弾を込めずに、敵陣の前に堂々と行進していった。
   (相手には戦う気があるはずがないと思っていた。)
  ・ 新政府軍は、道の脇に隠れ、正面では大砲を用意していた。
  ・ 突如、戦火が切り開かれ、銃弾と砲弾が雨あられ。
  ・ 幕府軍の行列はまともに浴びて、飛んで火に入る夏の虫。

  ・ 幕府軍はいったん退却した。(淀城まで)
  ・ 難攻不落にも思える淀城に立てこもろうとした。
  ・ しかし幕府の味方である淀城の藩が入れてくれない。
  ・ そのわけは、戦いの前に、この藩を無視していたから。
  ・ この藩は、幕府から無視されて、疑心暗鬼。
  ・ 幕府軍は、前もって連絡しなかったせいで、締め出された。
  ・ そのせいで、迫り寄った新政府軍の追っ手に攻撃された。

  ・ 幕府軍はさらに退却した。(大阪城まで)
  ・ 将軍である徳川慶喜は、徹底抗戦を命じた。
  ・ 兵は感激して、戦意は最高潮。逆転を信じる。
  ・ ところが直後に、徳川慶喜はこっそり逃亡。江戸へ。
  ・ 将軍が逃亡したという噂を聞いて、兵士は逃亡した。
  ・ 新政府軍が来るまでもなく、大阪城の兵士は四散した。

  ・ 江戸に逃げた徳川慶喜は、新政府軍が来ると、戦意喪失。降伏。
  ・ 結果的に、最初の鳥羽伏見の戦いにおける油断が、すべてを決した。
  ・ もしこの油断がなければ、幕府が続いて、明治維新はなかった。
  ・ ほんの小さな判断ミスが、国家の進路を大きく左右した。

 というわけで、ほとんど「バタフライ効果」とも言えるぐらいの、大きな変動が生じたわけだ。

 判断ミスをしたのは、幕府軍の大将格である滝川具挙(大目付)であったようだ。
 大将格であるトップが重大な判断ミスをすると、組織のすべてが崩壊してしまうというわけだ。



 [ 付記 ]
 こういうのを見ると、日本経営にも似たことがあるとわかる。

 (1) MRJ の三菱重工

 「自社はすごく優秀だ」と自惚れて、「 MRJ はこんなに優秀だ」と大宣伝していた。自社だけで完結すると信じ込んでいて、外部の人材を導入しようとしなかった。
( ※ 大失敗したあとで、あわてて外部から人材を大量に招いたら、「情報泥棒」と非難されて、裁判で訴えられてしまった。)

 参考記事。三菱重工の話がある。
  → F35 と F2後継機: Open ブログ の 【 追記 】
 
 (2) 携帯電話の NTT

 iモードで「世界一だ」と自惚れていたら、いつのまにか ガラパゴス化して、世界から取り残されて、中国や台湾の会社から大きく取り残される。

 参考記事。NTT の話がある。
  → 富士フイルムの変革: Open ブログ
  → 外国人労働者法案の強行はなぜ?: Open ブログ の [ 付記 ]



 【 関連サイト 】

 → やはり西郷と真逆? 『決戦!鳥羽伏見の戦い 日本の未来を決めた7日間』をみて〜

 本項の内容に似たサイトをググってみたら、上記のサイトが見つかった。ちょっと詳しい話が記してある。
 ただし公開日は 2018年01月06日。出典は NHKの明治維新150年スペシャル『決戦! 鳥羽伏見の戦い 日本の未来を決めた7日間』(2017年12月30日放送)。

 他のサイトは
  → Google 検索 一覧
 
posted by 管理人 at 23:31| Comment(0) | 一般(雑学)5 | 更新情報をチェックする
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