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プラごみの削減ということで、ストローやレジ袋の削減が話題になったが、むしろ食品包装プラスチックの方に着目せよ……と先に述べた。
→ プラごみ減少にレジ袋有料化?: Open ブログ
ところが、本日の朝日新聞を読んだところ、最大の汚染源はペットボトルであるそうだ。原田禎夫という人の論説にある。
国連の調査などによると、海中のプラごみの割が河川から流れたものでした。京都の……川のごみではペットボトルが一番多く、食品容器、生活用品、ポリ袋が続いていました。
ポイ捨ても含まれますが、そんなことをする人はごく一部で、街のゴミ箱などから飛ばされてきたものも多いと思います。…
( → (ニッポンの宿題)あふれるプラごみ 原田禎夫さん、浅利美鈴さん:朝日新聞 2018-11-17 )
私はペットボトル飲料を飲むことはほとんどないし、買うとしたら醤油とか、みりんとか、そのくらいなので、ペットボトルの消費量はそれほど多くはないと思ってきたのだが、これは私の早合点だった。上記のように、川のごみではペットボトルが一番多いそうだ。
( ※ 川では水に浮かんでいるからだ、ということも理由かもしれないが。)
ともあれ、食品包装やレジ袋などよりも、ペットボトルのプラスチックを減らすことが一番大切であるようだ。
では、どうする? ガラス容器にするか? いや、以前はガラス容器にしていたが、それだと重すぎて、運搬が大変だ。省エネに反するし、また、高齢の労働者だと腰を痛めやすい。ガラスに戻るのは無理だろう。
私のお薦めは、「紙パック」だ。ペットボトル飲料のほとんどは紙パックで代用できるはずだ。小型の飲料は、もちろん可能だ。大型の飲料も、口栓を付けることで、紙パックで代用できるだろう。
というわけで、「ペットボトルの廃止のために、ペットボトルに大幅に課税する」ということを推奨したい。これによって紙パックに移行すればいい。このことで、ペットボトルによるプラスチックごみ汚染を大幅に削減できそうだ。
【 関連項目 】
→ プラごみ減少にレジ袋有料化?: Open ブログ
→ プラスチック禁止: Open ブログ
→ プラスチックと環境汚染税: Open ブログ
→ プラスチック包装の削減: Open ブログ
→ 生分解性プラスチックの処理方法: Open ブログ
【 関連動画 】