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ダイエットというと、ライザップのダイエットが有名だ。だが、ライザップのダイエットはリバウンドすることが多い、という意見が多く見られるようだ。
ま、ダイエットというのは、たいていはリバウンドする。別にライザップに限ったことではないのだ。ライザップは、特に短期間で急激にダイエットすることができるので、その分、跳ね返りも大きいということなのだろう。
ところが、リバウンドしないダイエットもある。それは、テレビ番組で紹介されていた、マインドフルダイエットという方法だ。
→ マインドフルダイエットで考えるだけで運動せずに痩せる方法とは
番組中では、「リバウンドしない」と示されていたわけではないのだが、番組を見た感じでは、リバウンドするはずがない、と思えた。
なぜか? このダイエット方法は、ダイエットの努力を何もしないからだ。
普通のダイエット方法は、ダイエットのための努力をする。運動をしたり、食事の量を我慢したりする。その分、努力をしなくなったとき(努力する根気がなくなったとき)には、元の生活に戻って、体重が戻ってしまう。
ところが、上記のマインドフルダイエットというのは、何も努力をしない。努力をしないから、ダイエットしているという意識もない。単に普通の生活をしているだけだ。したがって、そもそもリバウンドするはずがないのだ。もともと普通の生活をしているだけなんだから。
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ではなぜ、ダイエットできるか? それは、こうだ。
「食べる前に、食事をじっくり見るという訓練をする。見たあとで、自分は今は腹が減っているのかと自問する。減っているのなら、食べていい。減っていない(食べたくない)なら、食べなければいい」
ただこれだけのことだ。普通の食事との違いは、こうだ。
「普通は、食事の時間が来たというだけで、自動的に席について、食事をする。食べたくても、食べたくなくても、とにかく席について、食事を口に運ぶ。そうやって機械的に食事をする」
これでは、養鶏場のブロイラーみたいなものだ。
そこで、いきなり食事を口に運ぶのではなく、じっくりと食事を眺めながら、本当にそれを食べたいのかどうかを、よく考える。で、考えているうちに、「別にそんなに腹は減っていないな」と思うようになり、「だったら食べなくていいや」と思うようになる。
こうやって、食事の量が減る。それがくせになるせいで、特に何かをした意識もないのに、いつのまにか体重が大幅に減っている。
というのが、番組の体験記だった。デブのタレントが、試しにやってみたら、体重は大幅に減って、血液検査では「肥満で危険域」とされた血液が「健康」と判定されるまでに劇的に向上した。
本人は、運動をまったくやっていないし、食べたいものはちゃんと食べているし、ダイエットしている意識はまったくない。単に「食べる前によく考える」というぐらいのことだ。(ただしその前に、一定の儀式をするそうだ。詳細はリンク先で。)
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結果だけを聞くと、「嘘みたい」という気もするが、話をよく説明されると、「さもありなん」という感じだ。
私は別に危険なほどの肥満体ではないが、もうちょっと痩せた方がいいという感じなので、この方法は参考になった。
とにかく、食べる前に、一息置いて、じっくり考えて、「本当に食べたいのか」と自問すればいいのだ。で、自問しているうちに、食べたい気が減っていく。
詳しい話は、ググると情報が見つかる。
→ マインドフルダイエット:Google 検索
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書籍もある。
https://amzn.to/2RVGowd
なお、著者(高年男性)も、たしかにスマートに痩せていて、格好良かった。
[ 余談 ]
あと、私の自己流の方法を言うと、……
腹が減ったときは、炭水化物のかわりに、野菜を食べればいい。それで腹が満たされるので、腹が減ったときにもダイエットをしやすい。
味噌と野菜炒めセットだけで良い