2018年10月24日

◆ 膵臓ガンの早期発見

 膵臓ガンの早期発見が可能になってきたそうだ。NHKの「ガッテン」という番組で特集されていた。

 ──

 要旨を紹介しよう。
 膵臓ガンは早期発見が困難で、「見つかったときには手遅れ」となることが多かった。もっとも難治性の癌であり、生存率が低かった。(ジョブズもこれで死亡。)
 ところが近年、日本の尾道では、膵臓ガンの早期発見に次々と成功している。多くの人が早期発見で助かった。早期発見の率は日本平均の7倍。明らかに効果がある。

 その方法は? 超音波診断装置(エコー)で診断することだ。
 ただし、膵臓ガンそのものがエコーに映るわけではない。かわりに、膵臓ガンの兆候(サイン)が映る。
 これには、大阪の研究者の研究があった。「膵臓ガンになった患者には、特定の兆候があるのでは?」とう方針の下で、7年に渡って大量の画像をチェックし続けた結果、とうとう兆候を突き止めた。
  ・ 主すい管が太くなっていて、画像に映る。
  ・ すいのう胞ができて、画像に映る。

 この二つの兆候が見出された。

 そこで、逆算して、この二つの兆候が見られた患者をチェックしたところ、次々と早期膵臓ガンの患者が発見された……というわけだ。
 これが、尾道で起こったことだ。

 なお、次の点が重要だ。
  ・ 兆候を発見するには、安価に検査できるエコーが最善だ。
  ・ エコーはたいていの病院にある。(安価なので)


 ──

 ただし、注意点もある。( ※ 一部は番組外の情報。)
  ・ 検査で見つかるとは限らない。医者に診断能力が必要だ。
  ・ 検査料 2000円程度と安価だが、要検査の患者に限る。
  ・ 要検査でない患者の場合、保険が利かず、高額になる。
  ・ 見つかることもあるが、たいていの人は未発見か非罹患。


 要するに、あまり期待過剰になってはいけない、ということだ。
 「これまでまったく手の打ちようがないと思われていた膵臓ガンだが、ようやく手の打ちようができてきた」
 という方法があった、というぐらいの認識でいい。

 ここでは、医療行政や内科医が何かをするべきだということが話題となる。個人が自分でどうこうするべきかを考える必要はないだろう。

 ──

 一般の個人の場合では、膵臓ガンの自覚症状に注意するといいそうだ。
  ・ みぞおちが痛い
  ・ 背中が痛い
  ・ 背中の肩甲骨の下が痛い
  ・ 油の浮いた下痢が出る
  ・ 血糖値が急に高くなった

 これらの症状が出ると、膵臓ガンの疑いがある。

 また、家族や血縁者に膵臓ガンの患者があると、遺伝子の点で、膵臓ガンになりやすいそうだ。これも診断基準となる。


 膵臓ガンになる原因は、(遺伝子以外の点では)次の二つがある。
  ・ 喫煙
  ・ 飲酒(ビール3本以上)


 お酒を多く飲む人は注意した方がいいですね。

( ※ 本項は、番組の要約です。私の意見はありません。)



 【 関連サイト 】

 番組案内は
  → 生存率が2倍に!すい臓がん超早期発見SP - NHK ガッテン!

 案内と批判は
  → NHKガッテン エコーで早期の膵臓癌を発見と放送して医療関係者などから総ツッコミ

 批判は
  → NHK ガッテン!に要注意。エコーですい臓がん超早期発見というけど専門家は有害と指摘



 【 関連動画 】







posted by 管理人 at 20:00| Comment(0) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
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