2018年10月26日

◆ 録画用 HDD の更新

 2010年秋頃に地デジ用の TV を買った人が多いだろう。その録画用の HDD の更新時期が近づいている。

 ──

 私の場合は 1TB の HDD を購入して、100時間弱の録画をしていたのだが、どうも最近、満杯に近づいているせいか、使い勝手が悪い。おまけに、寿命が近づいてきた感じだ。
 そう思っていたところ、あるとき突然、HDD が不作動になった。USB の接触不良を直したら、元に戻ったのだが、また不作動になった。だましだまし使ったが、何度か繰り返すうちに、まったく不作動になった。
 「しまった! これで全データが失われてしまった! どうせなら、完全に不作動になる前に、新 HDD にデータ移行しておけばよかった!」
 そう悔いたが、後の祭り。なくなったものは取り戻せない。仕方ないので、諦めて、こいつはゴミ箱行き。

 かわりに、新品の HDD を購入することにした。アマゾンでベストセラーだというものを調べると、3TB で 1万円もしない。「すげー安いな」と思って、購入した。



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 しかし、設置したところ、やはり不作動だ! 直らない!
 どうしてかと思って、よく見直したら、元の電源が入っていなかった。電源用の延長コードのプラグが外れていた。
 「あれれ。それじゃ、元の HDD も使えるんじゃないの?」
 と思って、ゴミ箱に入れた HDD を取り戻すと、ちゃんと使えました。 (^^);

 というわけで、古い HDD のデータは生き返って、新しい HDD に移行されました。(テレビのダビング機能で。)
 新しい HDD は、容量がたっぷりあるので、もう「容量不足」で気を遣うことはなくなった。安心。

 さらに、古い HDD は、パソコン用の外付け HDD として使う予定。ちょっと容量不足になっていたところなので、こちらでも助かる。ときどきデータの書き込みに使うぐらいで、酷使されることはないので、古い HDD で十分だ。(主に多重バックアップに使うので、壊れても問題ない。)

 というわけで。
 話の内容は、「私の失敗談」です。 (^^);
 だけど、他の人にも、役立ちそうです。私のやったことは「災い転じて福となす」みたいな感じだ。結局は、新しい HDD を購入したことで、環境が劇的に向上したことになる。
( ※ もともと容量不足気味だったので。テレビもパソコンも。)

 他の人も、この機会に、外付け HDD を購入することをお勧めします。下手をすると、古い HDD が壊れて、データを喪失する危険もあるしね。



 [ 付記1 ]
 HDD を2台接続することは、お薦めしない。使い勝手が悪いからだ。「どちらの HDD を選択するか」という画面が出てきて、毎度毎度、わずらわしい。
 HDD を2台接続するのは、ダビングをするときだけにするべきだ。一定期間が過ぎたら、古い方の HDD は取り外す方がいい。

 ※ HDD の名称を変更したり、録画先の HDD を変更したりするので、ちょっと手間がかかる。解説書とにらめっこしたり、(毎回の)録画時の録画先の設定を変更したり。

 [ 付記2 ]
 録画用HDD を何台も貯め込んでいる人がいるようだ。「見ないで録画しっぱなしのアニメがたくさんあって、HDD をこれまで5台も購入した」というふうな。
 計算してみると、コスト的にはたいしたことはない。昔の VHS のテープを買うより、ずっと安上がりに録画できている。(最近の HDD ならば。)

 しかし、である。これには危険がある。HDD は、そのテレビに専属であって、他のテレビでは録画を再生できないのだ。ゆえに、そのテレビが壊れたら、HDD はすべてデータを喪失する。数台の HDD の莫大な動画が、一挙に消失するわけだ。(テレビが壊れたときに。)
 「同一機種のテレビを購入すればいいだろう」
 と思うかもしれないが、駄目だ。「同一機種のテレビでも、別個体ならばデータは共有できない。なぜなら、データには テレビの指紋みたいなものが付いていて、同一個体でないと再生できないようになっているからだ。(不正コピーを防ぐため。)

 どうしても別機種でも再生できるようにしたければ、ブルーレイ・レコーダーを購入して、ブルーレイ・ディスクに焼きつけるしかない。



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 ただしこいつは、HDD に比べると、操作性は悪い。ダビングの時間も長くかかる。HDD 同士のダビングでさえ、(大容量であるがゆえに)けっこう時間がかかるのに、ブルーレイのダビングとなると、うんざりする感じもある。
( ※ ま、寝ている間にやる、という感じだが。)

 [ 付記3 ]
 「テレビが故障して、HDD の内容が再生されなくなる」
 という問題を回避するには、上記のブルーレイを使うこと以外にも、方法はある。こうだ。
 「テレビが壊れる前に、テレビを買い換えて、新品のテレビで録画する。古いテレビは、古い番組用のテレビとして、別室に設置する」
 これで解決するはずだが、実現は容易とは言えない。住宅の都合があるし、配線の都合もあるからだ。できる家庭もあるし、できない家庭もある。人それぞれ。

 私は? 当面は、「テレビが壊れたら、テレビを修理してもらう」という方針です。冷陰極管が壊れそうなので、そうなったら、修理・交換してもらう。

 [ 付記4 ]
 大事なことを書き忘れた。
 新 HDD を購入するときには、ダビングのために、USB HUB が必要となる。USB 2.0 と 3.0 があるが、後者は対応するかどうか確認する必要がある。USB 2.0 の HUB なら、安価で買える。

 安い物の一覧は下記。激安。
  → Amazon.co.jp: amazon usbハブ(一覧)

 ただし、ユーザー評は低いものが多い。★ が三つ以下しか付いていないものが多い。安物買いの銭失いかも。

 ★ が四つ付いている品物では、下記が売れ線だ。



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 合わせ買いの対象なので、HDD といっしょに購入するといいだろう。

 ──

 USB 3.0 は、コネクタが青いので、違いがわかる。( 2.0 だと、コネクタが白い。)
  → 「USB3.0」で外付けHDDはこれだけ速くなる :日本経済新聞

 USB 3.0 が登場したのは 2010年ごろからなので、このころに購入した HDD では、まだ USB 3.0 には対応していないものが多いだろう。(対応商品は高額だった。)
 私の場合は、確認したところ、コネクタが白くて、2.0 だとわかった。したがって、HUB もまた安価な品で済んだ。(そのかわりダビングの時間は長い。)

 [ 付記5 ]
 HDD に大容量のものが必要なのは、「連続ドラマを3カ月分、まとめて録画してから、あとで一気見する」というふうにするからだ。
 3カ月分をまとめてから、面白ければ見るし、つまらなければまとめて削除する。
 一般的には、「連続ドラマを見るなら、一気見する方がいい」と言える。一週間ごとに見るなら、前の週の話なんて、なかば忘れていることが多いしね。まとめて一気見するなら、その問題がない。

 ※ 一話完結のドラマのものを除く。一話完結なら、前の週の話は忘れていても問題ない。

 ともあれ、こうして3カ月分をまとめて録画するので、そのことで 400 GB ぐらいを使用する。すると、1000 GB = 1TB の HDD では、物足りなくなる。(永久保存版の番組もあるので。)
 やはり、3TB ぐらいあると、いろいろと便利だ。

posted by 管理人 at 22:00 | Comment(5) | コンピュータ_04 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に [ 付記3 ] を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2018年10月26日 23:32
 最後に [ 付記4 ] を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2018年10月27日 13:43
USB 3.0はホスト側(この場合はTV)もUSB 3.0対応でないと意味がない。
現在販売中の録画機能付きハイビジョンTVでもUSB端子は2.0規格の製品が多数有る。
これは、録画時及び再生時のデータ転送レートがUSB 2.0規格で十分、言い換えればUSB 3.0ほどの転送レートが不要なためと思われる。


Posted by 寿限無 at 2018年10月27日 19:39
 最後に [ 付記5 ] を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2018年10月27日 20:06
 新しい HDD にしたら、番組の削除が大幅に高速化した。これまでは1番組を削除するのに 10秒ぐらいかかっていたのに、今ではほぼ一瞬で済むようになった。
 HDD を買い換えただけでこうなるのは、ちょっと不思議な感じだ。

 ※ 断片化していないせいかも。
Posted by 管理人 at 2018年10月28日 19:23
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