2018年10月15日

◆ 赤色付きの LED 照明

 通常の LED 照明には赤色成分が欠けている。そこで、赤色 LED 素子を組み合わせた LED 照明を使うといい。

 ── 

 通常の LED 照明には赤色成分が欠けている。少しはあるが、わずかしかない。前項で示したリンク先にある通り。
  → シーシーエスの高演色(自然光)LED照明

 そこで、「赤がなければ、赤を足せばいいだろ」という発想が出る。つまり、「赤色専用の LED 素子を加えて使えばいい」と。

 そう思って、提案しようと思ったのだが、このくらいの発想はすでにありそうだ。そこで調べてみると、発売済みだとわかった。実例は下記だ。


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 これは、18個の LED 素子のうち、4個が 赤色の素子になっている。
 他に、12個のうち 3個が赤色の素子になっているものもある。
 また、色を最適化でカスタマイズしたらしく、鮮魚用や、精肉用や、野菜用や、総菜用もある。
  → 各種一覧

 コストが心配そうだが、もともと多数の素子があるうちの一部を交換するだけだから、組み合わせの問題にすぎない。コストはほとんど変わらないだろう。

 ──

 現物はないか? スーパーにありそうだ。スーパーの肉売り場では、普通の LED 照明では、汚く見えるので、売れなくなる。色がきれいに見えるように、普通の LED 照明ではないものが使われているはずだ。

 そこで、イオンに行ってみると、精肉売場と鮮魚売場で、同様の製品が使われているのがわかった。
 ただし、上記製品とは微妙に違う。よく似ているのだが、別の会社の製品らしい。

 ──

 発色はどうか? たしかにきれいだった。蛍光灯よりも良かった。それぞれの照明の下で、自分の掌を見るとわかる。
 蛍光灯の下だと、手がちょっと紫っぽく見えて、死人の手みたいだ。肉も、黒ずんで、ちょっとまずそうだ。
 赤色付きの LED照明 の下では、手が健康で元気そうな手だ。肉も、赤くて、おいしく見える。
 というわけで、冒頭の商品はたしかに効果があると判明した。



 [ 付記1 ]
 一方、電球色の LED 照明の下では、手がすべてオレンジ色っぽい色になって見える。赤い部分と白い部分との区別が付きにくい。ちょっとばかり色盲になったような感じだ。

 これは、高速道路のナトリウムランプの照明下にいるときに近い。
  → ナトリウムランプの照明下(画像一覧)

 [ 付記2 ]
 豊洲市場でも、冒頭のランプに交換することで、問題は解決するだろう。
 ただし大量の現品が用済みになってしまうので、無駄が出そうだ。もしかしたら、お馬鹿さんが処理して、大量に廃棄するかもしれない。そうでなければ、ほぼ新品のまま、秋葉原の中古市場にでも流れるかも。これだと、品物は無駄にはならないが、金はすごく無駄になるね。
( ※ 小池都知事が2年間を無駄にしたのに比べれば、屁でもないほどの額だが。小池都知事は百億円ぐらいを捨てた計算になりそうだ。)

 《 加筆 》

 「冒頭のランプに交換する」と上に書いたが、全部を交換するのは無駄が多い。
 そこで、「一部のランプだけを交換する。ただし、(赤白混合である)冒頭のランプでなく、全赤のランプに」というふうにするといいだろう。
 (1個のランプのなかで)12個の素子のうちの3個を赤色にするかわりに、12個あるランプのうちの3個を全赤のランプに交換すればいい。これなら、交換するランプの個数は4分の1で済む。
 照明のムラ(赤と白のまだら模様)が生じそうだが、それを避けるには、光束を直下へ落とさず、斜め下へ広範囲に拡散すればいいだろう。
 あるいは、拡散パネルを使う。
  → 拡散パネル

 [ 付記3 ]
 赤色の素子は、本文中の画像ではピンク色(桜色)だが、現物は真っ赤っかだった。画像の色は正確ではないようだ。
 撮影時には、素子の光が強いので、白っぽく撮影されるのだろう。

 [ 付記4 ]
 普通の家庭用の照明でも、こういう赤色 LED つきの照明を販売してもらいたいものだ。
 前項の [ 補足2 ] でも記したが、たいていの商品は(よくても) Ra80 であるにすぎない。そこで、素子の一部を赤色の素子に交換することで、ほとんどコストアップなしに、 Ra95 ぐらいまで演色性を高めることができるのだ。
 私だったら、絶対にそういう商品を買うんだが。どこかで、まともな照明メーカーは存在しないんだろうか?
 台湾や中国の企業にでも頼むしかないかな。日本の企業はコストダウンのことばかり考えていて、機能アップのことなど、ろくに考えていないんだから。

 [ 付記5 ]
 文中では「素子」という用語を使っているが、本当は、素子ではなくて、単体 LED バルブのことだ。ま、細かい言葉遣いは気にしないでほしい。



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posted by 管理人 at 19:01| Comment(3) | 一般(雑学)5 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 私たちの母星 その光が一番いいんじゃないですか

 赤いのとか緑の発光ダイオード すごい昔からあった気がしますが

 まあ 地球の大気 通してですから異ってくるんでしょうがね

 でも 何故
Posted by k at 2018年10月15日 20:58
LED照明は、もともとが輝線スペクトルです。蛍光体を使う白色照明もあるそうですが、連続スペクトルには負けます。

省エネブームで、連続スペクトルを放出できる電球を駆逐した報いですね。
Posted by 名無しの通りすがり at 2018年10月20日 16:55
 今回は、連続かどうかより、赤色成分があるかどうかです。
 本項の「赤色 LED つきの照明」だと、通常の蛍光灯や電球よりも、演色性は上です。

 青色フィルターつきの白熱電球(美術用)だと、かなり性能はいいが、かわりに電力消費がとんでもない値になる。
Posted by 管理人 at 2018年10月20日 17:10
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