2018年10月03日

◆ 筋肉デブという概念

 筋肉が付きすぎている人を、パワフルなマッチョと見なすかわりに、デブの一種と見なすこともできる。

 ──

 筋肉が付くとパワフルになるので、筋肉は付ければ付けるほどいい……と思う人が多い。特にスポーツマンでは、しばしば見かける。で、そのあげく、筋肉を付けすぎて故障してしまう、ということが多い。
 典型的な例は、巨人の沢村と大リーグのダルビッシュだ。いずれも筋トレのやりすぎで、筋肉量が異常に増えたが、そのせいで、腱が耐えきれなくなって、腱が切れてしまって、故障した。ダルビッシュに至っては、いったん腱が切れて手術したあとで、ふたたび腱が切れてしまって、再手術。
 こうして選手生命のうちのかなり多くの部分をリハビリで過ごすことになった。本末転倒というありさまだ。

 そこで私が提案したいのが「筋肉デブ」という概念だ。筋肉を余計に付けすぎたせいで、かえってパフォーマンスが低下することを示す概念だ。

 一般に、ガリガリに痩せている感じがする 20歳ぐらいのスポーツマンは、筋トレをすることで、筋肉を増やすことができて、パフォーマンスが向上する。
 これで味を占めて、「だったら筋肉をもっと増やせば、もっとパフォーマンスが向上する」と思い込んで、必死に筋トレを続ける。そのせいで、やたらとマッチョになって、筋肉量が増える。だが、そのせいで、腕の重量が増すので、腱への負担が増大する。最終的には、腱が耐えきれなくなって、腱が切れてしまう。

 ここでは「増やせば効果がある」ということが、どこまでも延長して続くだろう、という発想がある。
 逆に言えば、「物事に限度がある」ということを理解できないわけだ。

 似た例で言うと、マラソン選手の練習量がある。マラソン選手が練習量を増やすと、成績が向上する。そこでどんどん練習量を増やすのだが、ある程度以上に増やすと、体が耐えきれなくなって、膝やアキレス腱などの各部が故障してしまう。そのせいでまともに走れなくなってしまう。……こういうことはしばしばある。
( ※ 駅伝で有名な山の神・柏原竜二がそうだ。→ 過大な練習量

 ともあれ、スポーツでは、「入力が増えれば、それに比例して出力も増える」というような「単調増加」の関係は成立しない。
 むしろ「頭打ち」という現象が発生する。そして、頭打ちを超えたあとでは、「入力を増やせば増やすほど、かえって出力が低下する」という「逆効果」の現象が発生する。
 これが、筋トレにおける「筋肉デブ」であり、マラソンにおける「練習過多」である。いずれも「逆効果」の現象が発生する。

 このうち、「練習過多」については、かなり認識が許容されつつある。そのせいで、練習を控えめにして成功した、設楽悠太のような例もある。
  → 設楽悠太と啓太の差: Open ブログ

 双子の兄の方は練習過多で故障続出で、成績は低迷。双子の弟の方は、(それを教訓として)練習を控えめにしたら、故障知らずで、日本歴代最高のタイムを叩き出した。2時間06分11秒。(現在・日本記録保持者。)

 というふうに、「練習過多」については、かなり認識が許容されつつある。しかしながら、「筋トレの過剰」については、あまり認識が共有されていない。そのせいで、ダルビッシュは故障した後でも筋トレを続けて、ますます筋肉過剰になっている。
 そこで、このようなデメリットを認識するために、「筋肉デブ」という概念が有効となるだろう。

 なお、大谷もまた、2018年にやたらと筋肉量を増やしたが、そのせいで、2018年には 24歳という若さで肘を壊してしまった。
 大谷は、大幅に減量しない限り、今後も肘の故障を続けるだろう。何度も何度も腱の移植手術を受けるようになるだろう。最終的には、投手生命を失うだろう。
 そして、そのすべては、大谷が「筋肉デブ」になる道を選んだからだ。(それというのも、ダルビッシュの筋肉教に染まってしまったからだ。)……かわいそうにね。自分で自分の体を破壊する大谷。ちょっと貴乃花に似ているね。(自己崩壊をめざすところが。)



 [ 付記 ]
 ダルビッシュは、「鶏の胸肉とブロッコリー」という低脂肪・高タンパクの食事ばかりをしているそうだ。
 これでは、(鉄とかヨウ素とかの)微量元素を取れなくなるので、栄養のバランスが悪くなり、故障しやすくなるだろう。
 その点、まんべんなく食物を取っている田中将大の方が、ずっとまともだ。奥さんがおいしい手料理を作ってくれるので、毎日おいしい御馳走を食べながら、健康な生活を送っている。
 ダルビッシュは、「鶏の胸肉とブロッコリー」という低脂肪・高タンパクの食事で、筋肉デブの道を進んでいるが、食事もまずそうだし、ひどいものだ。
 げに恐ろしきは、筋肉デブの道。







 [ 余談 ]
 私は別にダルビッシュの悪口を言いたいわけではない。むしろ、その優秀さを認めるがゆえに、惜しむ。
 ダルビッシュは渡米2年目の 2013年には、ノーヒット・ノーランの達成寸前まで行った。
  → Wikipedia

 このくらいのレベルの投球をすることが何度もあった。最もレベルが高かった時期だ。この時期のダルビッシュは、日本の歴代党首で、最高の投手だったと言える。
 しかしその後、筋トレをするにつれて、成績はどんどん低迷して、交渉も増えていった。自分で自分を壊していった。「自分は頭がいい」と思い込んで、独自の研究を進めた結果、どんどん自分を破壊していくことになった。
 最高の肉体に、最低の脳味噌が付いていた(「自分は利口だ」と思い込む最悪の自惚れがあった)ということだろう。

 「自分は利口だ」と思い込む安倍首相やトランプが、国をどんどん破壊しつつあるのに似ている。
 それに比べれば、ダルビッシュは、自分を破壊するだけである分、まだマシだ。(大谷だけは、かわいそうだが。)



 【 関連項目 】

 ダルビッシュが筋トレのしすぎで肘を壊したことについては、前に少し言及したことがある。
  → 大谷は今後、どうなる?: Open ブログ
  → ホームランを打つコツは?: Open ブログ



 【 関連サイト 】

 → ダルビッシュ有 本当に筋肉つけすぎなのか…昔の画像と比較

posted by 管理人 at 23:24| Comment(8) | 一般(雑学)5 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
イチローの受け売りでしょうか?
スポーツ医学の世界では、筋力を強化することで腱は断裂しにくくなることがわかっています。
お得意のググりまくりで調べ直してみては?

スポーツ選手は、その競技に重要な筋力を体全体のバランスと相談しながら強化する必要があります。結果として、筋肉量は増加します。

練習過多は身体が回復する時間が足りなくなってしまいますから、故障が続出してあたりまえです。
もっとも、その前に記録が落ちるでしょう。
自己をコントロールできるトップレベルの選手になるほど、練習は量よりも質を重視するものです。
Posted by 普通のおっさん at 2018年10月04日 07:30
> 普通のおっさん

 あなた、いつも本文とは関係のない方向から「独自の見解」を言っているけど、単に本文を読めていないだけですよ。要するに、人の話を全然理解できていないだけ。世間では「コミュ障」と言われる。

 相手が何を言っているかを理解するようにしてください。人の話を聞きもしないで、自分の言いたいことだけをいって、得意になっているようでは、友達がいなくなりますよ。
 人の話を聞いていないのだから、会話になりませんね。ただの見当違いの難癖になっているだけ。
Posted by 管理人 at 2018年10月04日 07:47
コメントの内容や質によって優劣を決めるContestなら話は別ですが。
レンタルサーバーのブログコメントですから,多少無関係な話題になっても「へぇそうなんですか」というCommunicationで良いと思います。
それともなんでも管理人さんが一番で得意になりたいですか?まさかそれはないでしょう。
※まいど私も下衆なコメントを自由に付けさせて頂いております。
Posted by 先生 at 2018年10月04日 09:14
ボディビルダーのようにまんべんなく筋肉をデカくしても意味はないでしょうね(コンテストでの採点上の見た目のバランスは考えているとは思いますが)。
ウエイトトレーニングは必要限度に収めて、技術系のトレーニングに時間を割いた方がいいでしょう。
ミネラルやビタミンを一般人以上に必要とするアスリートは、食事で摂取しきれない分はサプリメントで補給していると思いますので、心配は無用だと思いますよ。

「レッテル張り」と「人格攻撃」は日本の左翼の常とう手段と言われてますから、左翼でないのなら、お止めになった方がいいと思いますよ。
管理人さんらしくないです。
Posted by ボディビルダーX at 2018年10月04日 13:03
普通のおっさん氏の肩を持つわけではないですが、禁肥大と腱の断裂を論じるのは、関係のないことではないと思いますよ。

と言っておいてなんですが、おそらく方向性としては自分は管理人さんの方向性に同意です(指摘されているイチロー選手の意見寄りでもあります)。

理屈で言うのはエビデンスがないので難しいのですが…
たとえばバットを振るときに腕だけで振るとすれば、上腕の筋力を鍛えることでより大きな力をバットに伝えることができるのは分かります。

ただ、バットを振るときに、足首・股関節の回旋・腰の回旋、肩の回旋と言った感じで連動していくと、大きな力がなくても、連動によりパワーは増幅すると個人的には思います。
もっと簡単にいえば、テコです。作用点から力点が離れるほど力は少なくて済むかなと。
問題は連動が切れてしまうと、テコもくそもないので、そこが身体の使い方の難しい所かなと思います。

ただこの身体の使い方ができた上で、筋力があれば、より無敵ですよね。

自分は最近野球を見ないので分からないのですが、大リーガーの遠距離ヒッターって、腰の回旋というより、腕の力でスタンドに持って行ってる感じが昔見ていてしました。

ちょっとまとまりなくてすみませんが、面白い反論があれば、よろしくお願いします。
Posted by hiro at 2018年10月06日 21:36
ありゃりゃ、しばらく見ないうちにこんなことに。
そもそも管理人さん、「靭帯」と「腱」の違いを知らないんじゃないでしょうか。

「靭帯」って、ある意味鍛えようがない組織なので、強度を低下させないこと、損傷させないことがより重要なんです。
そのため、スポーツ選手は靭帯が伸長される方向と逆の方向に動かす筋肉を強化することで、靭帯の損傷を予防しようとします。

靭帯を損傷させないためには、瞬間的に高い負荷が関節にかかる動作を行わないことが重要です。
日米では、ボールもマウンドも違いますから、技術的な問題なのかもしれません。

野球は草野球の経験しかないわたしが想像できることはここまでです。
Posted by 普通のおっさん at 2018年10月07日 01:32
> 普通のおっさん

 勝手な妄想をだらだらと書くのはやめてください。自分のしていること(誤読に基づく悪口)を自覚できないようなら、書き込み禁止にします。
 前回、警告したのに、自覚できていないようなので、次回で3ストライク・アウトになります。
Posted by 管理人 at 2018年10月07日 07:24
> 普通のおっさん

 あなた、どこに問題があるかわからないと思うので、解説して上げます。

 あなたの言っていることは要するに、
 「管理人は一般常識も知らない、どうしようもない無知なので、一般常識を教えて上げる。バカに物を教えて上げる私は何て親切なんだろう」
 ということ。勝手な自己陶酔。そんなことを言えば言うほど、相手をバカ扱いしている、ということに気づかない。

 こういうことを一般社会でやれば、ものすごく疎んじられます。「こいつ、何言っているんだ」と思われます。しかし、そう思っても、たいていの人は何も言わずに黙っている。それがエチケットだからです。
 だけどあなたはそのエチケットに気づかない。あくまで「他人はバカで、自分は利口」という立場で、親切に教えて上げているつもりでいる。……こういうのを、コミュ障というんです。

 たぶんあなたは一般社会で人と交流できないタイプです。私が「これを直せ」と言っても、直すことができないでしょう。自分のどこに問題があるかも理解できないでしょう。
 だったら、これからは「バカな相手に親切に教えて上げよう」と思うこと(親切心)をやめましょう。いくら親切にして上げているつもりでも、それを言った相手には迷惑がかかるだけです。

 と言っても、どうせわからないでしょうけど。あなたに理解できるとは思えない。
Posted by 管理人 at 2018年10月07日 11:03
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