※ 最後に 【 追記 】 あり。うまい方法を考えた。
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神社や仏寺で、放火や落書きなどがなされて、文化財への被害が多額に生じているそうだ。補修に数億円もかかることもあるそうだ。補修不能になることもある。
→ (消えゆく文化財)放火・落書き、価値損なう 再建に数億円、重文指定は解除:朝日新聞
対策として、防犯カメラを設置することもあるそうだが、それでも対策としては十分ではない。
そもそも、防犯カメラは、「犯行後に犯人を突き止める」ことができるだけであって、犯行を止める効果はない。あとで半人を逮捕できたとしても、壊れた文化財が元通りになるわけでもない。
困った。
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そこで、困ったときの Openブログ。名案を出そう。こうだ。
「自動車の防犯ライト(対人センサー付き)を設置すればいい。夜間に人が近づいたら、センサーで検知して、ライトで照らす」
これで十分に効果がある。なぜなら犯人は、
「見つかった! 防犯カメラで録画されているだろう。つかまる前に、逃げなくちゃ」
と思って、大あわてで逃げるからだ。
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機器はどうか? この手の防犯カメラは、とても安価に買える。通常は、太陽電池つきなので、メンテナンスの手間もいらない。
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ただ、太陽光が届かない北側の陰地では、太陽電池が無効なので、乾電池式を使う。
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もちろん、ライトだけでは不足だ。
同時に、(ダミーではない)高性能のカメラも設置する必要がある。
( ※ コンビニ用のカメラだと、解像度が低すぎるので、不可。)
安価なものだと、下記がある。(解像度は十分と言うほどではない。)
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これの記憶媒体は SD カードで、記憶容量が満杯になると、記録不可能になる。したがって、ときどき SDカードを交換する必要がある。(どのくらいの頻度かは不明。)
本格的なものなら、有線または無線で画像をパソコンに飛ばしてから、パソコンの HDD に保存する必要がある。そういうタイプだと、転送の機器も必要なので、ちょっと価格が高くなる。数万円から数十万円かかるようだ。
→ 防犯カメラ - Google 検索
【 追記 】
新たに、うまい方法を考えた。こうだ。
「レプリカを作って、それを設置する」
ここで、レプリカは、3Dプリンタを使えばいい。これが目玉だ。
いったんプラスチックでそっくりの形状を作ったあとで、修復師が上手に着色すればいい。フィギュアの着色に似ているが、色合いはカラフルとは逆で、くすんだ色合いとなる。
こういうレプリカを設置すれば、盗まれても本物は残るから、被害は完全に阻止できる。
《 補注 》
こういうのを仕事にする人を、刑務所で養成してもいいだろう。才能のある人をうまく養成すれば、再犯防止にもなる。
また、「どうしてもプラスチックでなく木材で」と望む相手には、刑務所で木彫り師(彫刻家)を養成して、木像を彫らせてもいい。
盗難対策としてか、どこかのお寺で既に実例があったはずです。又、複製を作らずとも通常は非公開にして秘仏公開とか御開帳という行事の名の下、何年とか何十年に一度公開する仕組みもしばしば取り入れられています。
ただ、文化財として保護を優先したいのか、信仰の対象として多くの人の立ち入りを認めて拝観のハードルを下げたいのか、両立し難い二つの立ち位置のいずれに立つのか曖昧な印象です。