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群馬県の防災ヘリコプターが墜落した状況が、いくらかわかってきた。
事故は17日で発生から1週間になる。ヘリが墜落直前、山肌からの高さ200メートル前後で飛行していたとみられることが、GPSを使ってヘリの位置が確認できる「動態管理システム」の記録からわかった。
記録によると、ヘリは午前9時59分ごろに予定の折り返し地点より手前で急旋回を始め、同10時1分に通信が途絶えた。墜落現場周辺は2千メートル級の山岳地帯で起伏も激しいが、ヘリは直前の約2分間、高度2167〜2201メートルの範囲で上下動していた。最後の記録の高度は、山肌からの高さ約215メートルにあたる。
この間、速度も時速約20〜約145キロの範囲で急加速と急減速を繰り返した。墜落現場周辺の斜面の木々が水平に切り取られていることから、機体は水平に近い体勢で斜面に突っ込んだとみられる。
( → 墜落ヘリ、直前に低空飛行 音声記録なく原因解明は難航:朝日新聞 2018-08-17 )
まったく支離滅裂としか言いようがないような、メチャクチャな運行をしていたことになる。これについて、専門家の分析もある。同じ記事の別版。
第一工業大学の楠原利行教授(航空工学)の話
動態管理システムの記録が途絶える直前の約1分強に機首方位を43〜331度と大きく変化させ、山肌からの高さも上下し、最後は200メートル前後になっている。一般的には飛行しない危険な高度だ。天候が悪化して引き返す際、山を覆う雲に入ってしまい、自機の姿勢や方位などを把握できない「空間識失調」に陥った可能性がある。地上との平衡感覚がつかめず、ヘリを制御できていなかったと考えられる。経験豊かなパイロットでも陥りかねない現象だ。
( → 墜落ヘリ、直前に低空飛行 音声記録なく原因解明は難航:朝日新聞デジタル )
「空間識失調」を疑っている。しかしこれは妥当ではあるまい。
仮にそうであるならば、高度を高く上げるはずだが、現実には高度を下げている。ありえないことだ。
また、「空間識失調」なら、単に(高度や速度を変えずに)迷走すればいいだけであって、急激に高度や速度を上げたり下げたりする理由がない。
ゆえに、「空間識失調」は説明としては無効だ。
では、いったいどうしてこうなった?
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私が事故を聞いた当初に思ったのは、こうだった。
「積乱雲の中に入って、激しい上昇気流と下降気流にもてあそばれて、操縦不能になった」
ただ、その後の情報を聞くと、これでは説明不十分だと思えるようになった。実際には「操縦不能」ということどころか、もっとひどい迷走をしているからだ。
操縦不能であるならば、一方的に速度を下げていくはずだ。しかし現実には、急激な上下動や急加速・急減速など、無駄な動きが入っている。これは「操縦不能」ではとうてい説明が付かない。
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いろいろ考えたすえ、説明可能な唯一の説明は、こうだ。
「操縦士(機長)が、意識を失ったか死亡したかで、操縦者がいなくなった。かわりに別の誰かが操縦しようとして、あちこちの装置を動かした。しかし操縦方法がわからないまま、迷走して、高度を落として、そのまま地上に激突した」
これならば、すべての事実に符合する。ゆえに、これが真相だと思う。
なお、副操縦士がいなかったことは、次の記事で判明している。
「乗務していた社員2人は知識と経験があるベテラン。事故原因に思い当たるところはない」と述べた。
同社が派遣していた機長、天海(あまがい)紀幸さん(57)と整備士、沢口進さん(60)
( → 【防災ヘリ墜落】東邦航空、派遣の2人は「知識と経験があるベテラン」 機体の不具合報告なし )
つまり、パイロットと整備士だけである。パイロットが意識をなくした場合、かわりに操縦できる人はいない。
思えば、高齢のパイロットが操縦するヘリコプターはものすごくたくさんある。そのうちの一つで、たまたま心不全になることは、たまにはあってもおかしくない。
( ※ 断定できるほどではないが、強く推定できる。)
[ 付記 ]
では、そういうことがあった場合への対策は? あるか? あることは、ある。
ヘリコプターに「自動操縦装置」を搭載して、最寄りの空港に自動着陸させることだ。技術的にはそんなに難しいことではないと思う。
どちらかと言えば、(技術的には)自動車の自動駐車の方が難しそうに思える。しかし、実現済みだ。
なお、普通の飛行機の自動着陸装置は、とっくの昔に実現している。(すごく高価だが。)
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ただし、この対策は、既存の機種への対策とはならない。
既存の機種への対策は、落下傘で飛び降りることぐらいかな。しかし重くてかさばる落下傘を、大量に搭載するのも無理っぽい。素人には使い方もわからないかも。
となると、死ぬしかないのかもね。私だったら、墜落の直前に、ドアをあけて飛び降りるだろうけど。

と、同じ速度で地面に激突して死にますなぁ
「エレベーターのワイヤが切れて落下した時、地面に衝突する寸前にジャンプすれば助かる」のと同じ理屈でしょ、それ
https://www.youtube.com/watch?v=9iqSCY_KhkU
しかし、それならなぜ「エンジン停止」にしなかったのか、という疑問が生じます。エンジン停止なら、なめらかに滑空して、低速度で着陸できたはずです。高速で山面に激突するのはおかしい。
https://youtu.be/Uujk4Mvydf8
https://youtu.be/gAytdahjlbw
https://youtu.be/eEuvYkdyzJQ
A尾翼は方向操縦にあるもので安定御トルクの為だけでない。
A斜めでもオートロー🄬テーションするには速度が必要、木屋美年ぶつかる