足指の歪みを正す方法を二つ示す。
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足指シリーズの第3回。
1回目では、「小指が歪んでいると、踏ん張れない」(片足立ちテストでうまくできない)、と示した。
2回目では、「シューズが悪いから、シューズを改善する」という案を示した。
3回目の本項では、特別なシューズを使わずに、同じような効果を出す方法を示す。方法は二つある。
(1) 靴紐をきつく縛る
足指に左右からの力がかからないようにするには、足の甲で力を受け止めればいい。(こちらで力を受け止めれば、あちらに力が刈らない。)
そのためには、靴紐をきつく縛るといい。これで、足の甲で力を受け止めるようになる。
逆に、靴紐が緩いと、足の甲で力を受け止めないので、親指と小指(の外側)で力を受け止めるようになる。そのせいで、親指と小指が歪む。
だから、靴紐をきつく縛ることで、問題は解消する。
(2) 足指で蹴る
足指を鍛えるために、足指で地面を蹴るようにするといい。ことさら足指に力を入れるようにして、足指に体重を載せながら、地面を蹴る。(歩いたり走ったりするときに。)
単に立っているときなら、ちょっとつま先立ちをするような感じで、足指だけに力を入れる。
以上のことを換言すれば、「足裏の全体で蹴ってはいけない」ということだ。通常は、足裏の全体で蹴るので、特に足指に力を入れるようなことはない。どちらかと言えば、足の親指ばかりに力を入れて、他の四指には力を入れないことが多い。しかし、そうではなくて、五本の指のすべてに力を入れるべきなのだ。
このようにすると、足指が鍛えられ、同時に、足指がまっすぐ伸びるので、足指の歪みは解消していく。
ちなみに、自転車を漕ぐときも同様だ。足裏の中央でペダルを漕ぐのではなく、足の先端の足指でペダルを漕ぐ。特に、足指に力を入れながらペダルを漕ぐ。こうやって、足指を鍛える。そのことで、足指をまっすぐに伸ばす。(変に湾曲しないように。)
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以上で、二つの方法を示した。これで効果があるのは、実際にやって確認済み。
[ 付記 ]
他にも、体操みたいな訓練もある。
足指を広げるように、ストレッチするような体操・訓練も有効だろう。(靴下をはかない状態で。)
【 関連項目 】
→ 片足立ちテスト(足指1): Open ブログ
→ シューズ革命のアイデア(足指2): Open ブログ
2018年08月01日
過去ログ
かかとから着いて、つま先に体重を移動させながら足を離す
ハイヒールではこの動作がうまくできない