2018年06月09日

◆ 人造ウナギを作れ

 ウナギの絶滅を心配するなら、人造ウナギを作るといい。カニかまぼこの応用。

  ※ 【 追記 】 では「すでに発売中」と記しました。

  ※ 最後の  【 後日記 】 では、体験記を記しました。


 ──

 ウナギの資源量が回復しているが、国際的な規制強化には失敗した。
 ニホンウナギの資源管理の在り方を毎年決めている国際会議は、日本と韓国や台湾の代表が出席して東京で7日から2日間の日程で行われました。
 ニホンウナギをめぐっては、養殖に使う稚魚のシラスウナギが不漁で、水産庁によりますと、ことし4月までの半年間に国内の養殖池に入れられた量がこの時期としては2番目に少なく、ウナギの取引価格も高騰しているということです。
 会議ではこれを踏まえて、資源を回復させるため現在の規制を強化する必要があるとの意見が出されましたが、「どこまで強化すれば効果があるのか科学的な根拠がない」などとの反対意見が出され、ことし秋からの来シーズンでの規制強化は見送られました。
( → 減少深刻なウナギ 科学者会議立ち上げ回復図る | NHKニュース

 今後も会合を開くことで合意したとのことだが、少なくとも当面は規制強化に失敗した。まったく困ったことだ。

 ──

 そこで私が提案しよう。
 「人造ウナギをつくるといい。(カニ肉に似せた)カニかまぼこの応用で、(ウナギ肉に似せた)ウナギかまぼこを作る。これでかば焼きを作れば、天然ウナギを捕獲しなくても済む」

 ウナギの捕獲量をいくらか減らしても、ウナギの資源量を劇的に回復することはできないだろう。しかし、人造ウナギを大量生産して、市場の8割ぐらいを占めるようになれば、ウナギ価格は暴落する。価格が暴落すれば、密漁の動機も減るから、捕獲量が大幅に減って、ウナギの資源量が劇的に回復することもありそうだ。そして、天然ウナギの資源量が劇的に回復すれば、それにともなって天然ウナギの価格も下がるので、ますます好循環となる。
 これにて問題が大幅に改善する。

 ──

 では、人造ウナギを作るには? 
 もちろん、業界の関係者が努力すればいい。私がちょっとコメントすると、こうだ。
  ・ 基本はカニかまぼこでいい。
  ・ 水分や練りは減らす。
  ・ 鶏肉を入れて、ぱさつかせる。
  ・ 魚油を入れて、油分をたっぷりに。
  ・ 油分があると傷みやすいので、冷凍またはカバ焼きに。


 当初は冷凍のカバ焼きにすることが好ましい。
 なお、鶏肉を入れると、焼き鳥に似た感じになるだろう……と思ったが、なるほど、ウナギのカバ焼きは、焼き鳥と似ていますね。油の多いアツアツの焼き鳥だと、ウナギのカバ焼きに似た感じがしてくる。
 結構うまく行くんじゃないかな。一石二鳥ならぬ一鳥一匹。(何のこっちゃ?)
 


 【 追記 】
 「すでに発売中だ」
 とコメント欄で指摘があった。

 値段を見ると、1食分が 300〜500円程度。ちょっと高い。
 味は、本物ほどではないが、普通においしく食べられるそうだ。「弁当は毎日こればかり」という人もいる。
  → ユーザーの声

 ファミレスの「ガスト」などで、これを売ると、高齢の客が来るだろうし、世間的な認知も得られてるかも。
 周知すると良さそうですね。そうすれば、スーパーにも並ぶようになるかも。



 Amazonの品物。



https://amzn.to/2JyhzTD

 送料込みで 6パック 3000円。1パックに2枚入っているが、1枚 55グラムだから、1食は2枚食べることになる。1食 500円は、ちょっと高いね。安い本物と同程度か、少し上回る価格だ。……この価格だと、普及は厳しい。スーパーには並べにくいね。
 なお、楽天だと、12パックで 3500円だから、1パック が 291円。これなら、味しだいで、許容範囲か。これがスーパーで 250円なら、十分に売れそうだ。



 【 後日記 】
 上の「うな次郎」という人造ウナギを、自分で買って食べてみた。その感想は……

 「全然ダメだ。まずい」というのが、最初の感想だ。ウナギに似ているかどうかというと、似ている点もなくはないが、それ以前に、食べ物としてまずすぎる。食べられないほどまずいかというと、そんなことはないのだが、美味しさがまったくない。「ゴミだ」という感じ。こんなものを食べたのは久しぶりだ。(年にいっぺんぐらいは、こういう「ハズレ食品」にぶつかることがある。)
 しかし、すぐに思いついた。「脂気がなくて物足りないから、えごま油を注入すれば、おいしくなるのでは?」と。それというのも、しらすに えごま油をかけると、すごくおいしくなるからだ。
  → えごま油・サバ缶(ガッテン): Open ブログ

 さっそく試してみると……
 えごま油を少しかけたぐらいでは、あまり変わらない。ちょっとコクが増したというぐらいでしかない。
 そこで、えごま油をたっぷりかけてみた。体積比で、本体と同量になるぐらい、たっぷりとかけて、ほぐした身に馴染ませる。
 すると、「そこそこおいしい」という感じになった。本物のウナギの上物とは比べものにはならないし、本物のウナギの安物よりもずっと劣るのだが、それでも、そこそこ食べられる。普通の卵かけごはんよりは、少し上だな、というぐらいの味になる。

 というわけで、「えごま油をたっぷりとかければ、そこそこおいしい」という結論になる。
 しかし、えごま油をたっぷりとかけると、それだけでコストが 50円ぐらいかかる。さらに、本体(うな次郎)そのものの価格もある。足し算したら、本物のウナギの安物の半額を上回ってしまいそうだ。しかし、本物のウナギの安物の半額に相当する価値なんか、まったくない。普通の魚の切り身でも食べる方がずっとマシだ。

 結局、現時点の人造ウナギ(うな次郎)は、ほとんど価値がないと言える。そのまま食べればゴミだし、えごま油をかければコスパが悪すぎる。
 しいて代案を出すなら、白身魚(かれい)のバター焼き(ムニエル)かな。これに、ウナギのタレでも掛けて食べればいい。これなら、まずいわけがないよね。そこそこ満足できそうだ。けっこう画期的かも。量があるので、コスパもよさそうだし。

posted by 管理人 at 11:26| Comment(4) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
多分開発は進められていると思いますがなかなかうまくいっていないのが実状じゃないかと。精進料理で山芋の摺りおろしを使って海苔を貼り付けて蒲焼きを模した料理があったような。こちらもそれほど浸透していないと思います。この状態が続けば、今後開発が加速するかもしれませんけど。

ただ、以前レバ刺しが禁止になった時、コンニャクで代替したレバ刺しが商品化されました。未だ普及しているとは言い難くまだまだ先は長いなと。

”鰻がなければ穴子を食べればいいじゃないの”(マリー・アントワネット)という考え方でもいいような気がします。他、鯰、鰯、秋刀魚など。
Posted by 作業員 at 2018年06月09日 12:02
うなぎ風のかまぼこ商品は既にありますね
http://www.sugiyo.co.jp/food/detail/item-000288.html
うな蒲ちゃん
https://www.ichimasa.co.jp/products/products_item.asp?id=1149
うな次郎
Posted by 愛読者 at 2018年06月09日 15:53
 コメントを受けて、最後に 【 追記 】 を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2018年06月09日 17:31
 ネットでの評価。
  → https://togetter.com/li/1244578
Posted by 管理人 at 2018年07月09日 00:18
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