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ダイヤモンドは、天然物と合成物の区別がしにくい(成分的にはほぼ同一で不純物の差があるぐらいである)のに、価格は大差が付く。天然物のダイヤモンドは、価格が高いだけのボッタクリであり、買う必要などはないのに、宣伝にだまされて買う人が多い。婚約指輪に百万円以上を払う人も多い。
こういうのは、一種の詐欺商売とも言える。嘆かわしい。
ところが、こういう風潮がそろそろ変わりそうだ。というのは、この詐欺商売みたいなのを一手に握っていたデビアス社が、合成ものを販売するようになったからだ。
→ ダイヤモンド業界を支配し「天然石」の価値を訴えてきたデビアスが「合成ダイヤモンド」のジュエリー販売へ
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どうしてこうなったか?
背景には、次の三つがある。
・ 天然物で、デビアス社の市場支配力が落ちた。(シェア低下)
・ 合成ダイヤの品質が向上した。( → 情報1 、情報2 )
・ 中国産の合成ダイヤモンドの販売が急増中。
というわけで、天然物を崇拝する妄想は、失われつつある。今後は、高額のダイヤモンドを買う人は少なくなるだろうし、本サイトの読者も絶対に買わないようにしよう。大金をドブに捨てるのも同然だ。
たとえば、婚約者である女性が欲しがっても、天然物を贈ってはいけない。贈るなら、合成物だ。
なお、どうせ合成物にするなら、合成ダイヤモンドでなく、モアッサン石(モアッサナイト)にしてもいい。これも合成物だと、合成ダイヤモンドと同様の価格で買えるそうだ。(売っている店は少ないだろうが。)
モアッサン石については、下記に情報がある。
→ ダイヤモンドではなく「モアッサン石」の方が宝石として優れているという理由
ここには、「ダイヤモンドを買うべきではない7つの理由」というのが列挙されてある。
さらに、「モアッサン石がダイヤモンドよりよい選択肢である8つの理由」というのも列挙されている。
ダイヤモンドへの崇拝が、ただの妄想であるにすぎないことが、よくわかるだろう。
こんなものに金を払うのは、詐欺に引っかかるのも同然だ……となる。そこで、詐欺の嫌いな本サイトが本項で紹介するわけだ。
https://amzn.to/2J39O7O
https://amzn.to/2LbP9Pt
https://amzn.to/2J5aPMG
合成ダイヤモンドが普及してないのはお嬢様の欲望の世界だけ
それは、粒が小さくて、不純物の多い、工業用ダイヤモンドだから、宝飾用ダイヤモンドとは違います。見映えはすごく悪い。
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宝飾用ダイヤモンドで合成ダイヤモンドが普及している……という最新記事。
→ https://www.asahi.com/articles/ASM1Y4D42M1YUTIL019.html