※ 最後に 【 追記・訂正 】 あり。
──
《 本項の内容は妥当ではないので、最後の 【 追記・訂正 】 を先にお読みください。》
小2少女殺害の再発防止策として、政府は防犯体制を強化しようとしている。
政府は新潟の小2女児殺害事件を受けた関係閣僚会議を開いて、再発防止策をまとめることを確認しました。
「事件の全容を解明をし、このような事件が二度と発生しないよう取り組みを強化する必要がある」(菅義偉官房長官)
菅官房長官は関係省庁に対して、防犯カメラの設置やパトロールを通じて通学路の安全点検を行うことや、子どもに対する防犯教育を充実させることなどを指示。1か月程度で再発防止策をまとめることになりました。
( → 女児殺害事件を受け関係閣僚会議、「再発防止策」策定へ TBS NEWS )
しかし、事件の本質は、変質者による猟奇的な殺害なんかではない。ただの交通事故だ。自動車を運転していた犯人が、交通事故で少女を撥ねてしまったことだ。物証がランドセルに残っている。
→ 新潟市の女児殺害事件 ランドセルと容疑者の車の両方に「衝突跡」
→ 車にランドセルと同じ色付着、慎重に鑑定 新潟女児殺害:朝日新聞
犯人による告白もある。
小林容疑者は、「事故で女の子とぶつかり、泣きだした」「パニックになったので車に乗せて首を絞めた」と説明
( → ランドセルに“車衝突”の形跡、新潟・小2女児殺害 TBS NEWS )
自動車が交通事故で、少女に衝突した。その後、パニック状態になって、泣き出して、少女の首を絞めて、殺してしまった。
ま、この自供がどこまで真実であるかはともかく、おおむねはこの通りであったのだろう。実際、衝突の証拠も残っている。
──
とすれば、事件の再勝野防止策は、変質者から守る防犯対策なんかではない。
防犯カメラの設置やパトロールを通じて通学路の安全点検を行うことや、子どもに対する防犯教育を充実させることなど
は、何の意味もない。なぜならこれらは、交通事故の防止にはちっとも役立たないからだ。
交通事故の防止に最も役立つのは、自動ブレーキだ。ここを改善することこそが、事件の再発を防ぐために最も有効な方策だ。
この点を理解するべきだ。現状の政府の方針は、見当違いすぎる。
[ 付記 ]
では、具体的にはどうするべきか? 自動ブレーキを普及させるように、制度的に整備すればいい。
一例としては、自動ブレーキ搭載車の保険料を下げればいい。実際、政府もその方針を立てた。ところが、現実には、この制度が尻抜けみたいになっている。というのは、自動ブレーキの性能が高くても低くても、一律で割引額が定まるらだ。つまり、「性能が高いものほど割引率が高い」というふうになるべきなのに、そうなっていない。
→ 自動ブレーキの認定制度(問題点): Open ブログ の (3)
特に、作動速との点では、現在の自動ブレーキはほとんどが落第点である( 100km/h 以上の高速に対応できていないものが多い)のに、現行のテストではたいていの車種が満点になってしまうという、大甘のテストである。そういう問題点がある。これではテストの意味がないとすら言える。
→ 日産が自動ブレーキを改善: Open ブログ
どうも政府は、「自動ブレーキの性能を上げること」や「自動ブレーキで事故を減らすこと」を目標としてはおらず、「自動ブレーキ搭載を理由に補助金を出す(減税する)」という産業振興を目的としているようだ。人命を守ることよりも、メーカーの利益拡大を目的としているようだ。
こんなことでは事故死者を減らすことにはあまり役立たない。
結論としては、「小2少女殺害の再発を防ぐための措置を阻害しているのは、政府自身である」ということになる。金田一少年が、「謎はすべて解けた!」と叫んでから、「犯人はおまえだ」と指差したとき、その指の先には、政府自身がいるのである。
【 関連動画 】
【 追記・訂正 】
衝突したと思ったが、そうではなかった、という報道もあった。
「車で女児にぶつかった」と供述している一方で、司法解剖では女児の遺体に衝突の形跡がないことが15日、捜査関係者への取材で分かった。
( → 新潟、女児の遺体に車と衝突の形跡なし - 共同通信 )
となると、本項の趣旨は妥当でなかったことになる。
お詫びして、訂正します。
では、真相はどうか? ……というのは不明なので、今のところは何とも言えません。本項の内容が間違いだと断定するのも、今はまだ早い。
( ※ 実は、「衝突したのに体に衝突痕がなくて、脳しんとうだけ起こして動けなくなった」……という事例は珍しくないので、衝突がなかったと断定することはできない。)
( ※ 遺体は列車に轢かれてしまったので、衝突痕がつぶれてしまった可能性もある。)

しかし、「あえてクルマで接触した」という説を、どこかで読みましたので、単なる接触事故とは考えにくいです。
低速で故意に当てたら自動ブレーキ搭載とか、関係ないような気がします。
そういう痕跡があるとしたら、故意であろうとなかろうと、かなりの速度で衝突したことになります。だったら、自動ブレーキが有効です。
近所の人も大きな物音を聞いたとのことなので、相当大規模な衝突だったと推定されます。
あと、意図しない突発事件の形で事故が起こったことは、死体が線路に遺棄されたことからわかります。意図的だったなら、もっとまともなところに隠したはず。山に埋めるとか、川に流すとか。
近くの線路に置くなんて、まるで「自分を捜してください」と言っているようなものだ。だからすぐに逮捕された。
https://koku-byakunews.com/archives/17408
ただし、故意であるか否かは、自動ブレーキの機能とは関係ない。
※ トヨタ車の場合は、アクセルを強く踏むと、自動ブレーキが解除される機能はあるが。……ただし、犯人の車両は、「黒の軽自動車」とのことだ。(ググれ)
取り調べの結果を待ちましょう
普通の人間なら、お命が無事だった被害者を殺すなんて馬鹿な行動は起こしませんからね
2012年は、OAD名探偵コナンファンタジスタの花(名探偵コナン 11人目のストライカーのタイアップ話)とえくすかりばあの奇跡がリリースされた年と同じ。
VHSビデオカセットがあった時代の2000年(1998年との情報あり)から続いていたコナンOVAオリジナルビデオアニメシリーズはこの話を以て幕を下ろした(付録DVDの江戸川コナン失踪事件とエピソードone小さくなった名探偵はTVアニメスペシャルのソフト化のため、OADではない)。
> 軽自動車で、小学2年生の女児Aに意図的に衝突させ、転倒した女児Aを軽自動車の後部座席に乗せた。Aは「頭が痛い、お母さんに連絡したい」と泣いたが、Kは首を絞めて気絶させた。
とのことなので、本項で述べたように、
「自動ブレーキが装備されていれば、自動車を女児に衝突させることもできなかったので、事件そのものが起こらなかった」
と言える。
ゆえに、
「自動ブレーキを普及させるべし」
という本項の趣旨は妥当だった、ということになる。
事件から4年たってしまったけどね。