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セクハラ問題について大騒ぎが続いている。次官をどう処分するかも決まっていないし、何をどう調査するかも決まっていないようだ。ひたすら混乱が続く。
→ 財務省、次官不在の異常事態=福田氏辞任、再建見通せず:時事ドットコム
→ 財務省、異例の2トップ不在 福田氏辞任、処分は先送り:朝日新聞
朝日の社説は、「真相を解明すべきだ」と主張する。
本人も財務省も、テレビ朝日の女性社員へのセクハラを認めたわけではない。
次官は不自然かつ一貫しない言い訳を繰り返してきた。録音が自分の声かはわからない。いや、全体としてみるとセクハラではない。発覚した当初は省の聴取に「発言の相手が本当に女性記者なのかもまったくわからない」とまで語っていた。
「隠しテープでとって週刊誌に売ること自体がある意味で犯罪」。講演でそう語った下村博文元文科相……
麻生財務相はきのうの記者会見で「はめられて訴えられているんじゃないかとか、ご意見は世の中にいっぱいある」と述べた。
真相を解明し、責任の所在を明らかにする(べきだ)
( → (社説)福田次官辞任 「女性が輝く」の惨状:朝日新聞 2018-04-25 )
朝日は「真相を解明し」というが、事実関係はわかっているはずだ。
まず、「おっぱい触っていい?」「キスしたい」「浮気しよう」という発言が録音されていた。
→ 女性記者が告発、セクハラ次官との“ある夜の会話” | デイリー新潮
その発言をしたのが福田次官だということは、(上記のように)下村氏も麻生大臣も認めている。また、本人も否定していない(認めている)。さらに、声紋鑑定も出ている。
→ 「おっぱい触っていい?」発言は本当に財務次官の声? 音声データを声紋鑑定に
というわけで、事実関係は判明しているわけだ。
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で、何が論点となっているかというと、その発言の趣旨だ。
福田次官の言っているのは、「これはセクハラではない」ということだ。その意味は、「男と女の楽しい会話であるにすぎない」「ただのお遊びにすぎない」ということだ。
これが福田次官の弁明だ。
しかるに、いくら本人がそのつもりでも、相手がそういう会話をいやがっているのに、あえてそういう会話を続けるというのは、セクハラに該当する。それが世間常識だろう。
ところが、福田次官、下村氏、麻生大臣は、その認識がない。この人たちは、「セクハラとは何か?」ということを、理解していないのだ。
ここでは、発言の有無自体は問題となっておらず、その発言をどう評価するという、認識・評価の違いだけがある。そして、政府高官の認識は、世間常識から大きくズレているのだ。
ここに問題の本質がある。
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だが、より大きな問題がある。仮に福田次官の言い分が正しいとして、これがセクハラではないとしたら、これは明白に「不倫の誘い・強要」であることになる。そしてそのことは、国家公務員法に違反する。
●国家公務員法 第九十九条 (信用失墜行為の禁止)
職員は、その官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
セクハラならば、よくある不注意な言動ということで、減給1カ月ぐらいで済ませていいだろう。(その後の「自分の声ではない」という偽証については、もっと罪が重くなるが。)
なお、セクハラは具体的な法律で規定されていないので、明白に法律違反とは言えない。( → 法務省の解説 の 15ページ )
一方、「不倫の誘い・強要」であるならば、国家公務員法(上記)に違反するので、法律違反となって、懲戒免職に値するだろう。
というのは、これは個人生活のレベルで生じた行為ではなく、職務に乗じて生じた行為だからだ。(自宅の近所の主婦との不倫ならば、個人的なものだと見なせる。しかし事務次官としてインタビューを受けながら、記者と不倫したがるとしたら、職務を利用して不倫したがっていることになる。)
事務次官ともあろうものが、職務に乗じて不倫しようとするなんて、そんなのが認められるはずがない。懲戒免職が当然だ。実際には、懲戒免職でなく、依願退職の形にしてあげてもいいが、その罪の大きさは懲戒免職に相当する。当然、退職金も(全額または一部の)没収が妥当だろう。減給(半減)が6カ月として、給与3カ月分の退職金減額が現実的かもしれない。
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ともあれ、事実認定と事実への評価とを、区別するべきだ。
まずは、この録音が本人のものであることを、福田次官に確認するといい。
それで「イエス」と認めたら、下記となる。
・ セクハラと評価するなら、減給1カ月。退職なし。
・ 不倫と評価するなら、依願退職で退職金減額が給与3カ月分。
一方、「ノー」と言って本人発言を否定するなら、科捜研による声紋鑑定の上で、次のようにする。
・ 本人の声でなければ、無罪・潔白で、処分なし。
・ 本人の声であれば、偽証により、懲戒免職・退職金全額没収。
以上のような手順を取るべきだ。ともかく、ここでは、事実認定と事実への評価とを、区別するべきだ。そうすれば、何をなすべきかがわかる。
現状では、そこを区別できていないから、事実認定と事実への評価とを混同したまま、何をなすべきかがわからずにいる。
論点が整理できていないせいで混乱している、というのが現状だ。(だから本項では正しく整理した。)
タイムスタンプは 下記 ↓
呼び出された女性記者はスクープを期待していたと考えますが、そのスクープが、次官のみが知り得る情報であれば、それが判明した時点で次官は守秘義務違反(公務員法100条)でアウト。
エロオヤジがリークの対価に女性記者との関係を求めたのであれば、それはギブアンドテイクまたはハイリスクハイリターンという駆け引き。
なんかセクハラ騒ぎには釈然としてません。
いやがる相手に性的行為をしたいと告げる際、
・ 愛情がないのに告げるなら、セクハラになる。
・ 愛情があるからといって告げるなら、不倫の誘い・強要になる。(双方が既婚者の場合)
双方が既婚者でなければ、恋愛の可能性もある。双方がいやがっていないことが前提だが。
なお、相手がいやがっていることを理解できないことも考えられる。これは、次官が痴呆者であった場合。
そうです。だから「職務である」とは書かず、「職務に乗じた」と書きました。「職務である」場合には、「懲戒免職に相当する」ではなく、ただちに「懲戒免職に該当する」となります。
事務次官の仕事内容について女性記者に語るということは、事務次官にしかできないことなので、直接的な仕事ではないにせよ、「職務に乗じた」と言えます。
拡大解釈というのはその通りですが、周辺領域への弱い拡大なので、むやみやたらと拡大解釈するのとは違います。範囲が拡大した分、罰も弱くなります。(懲戒免職でなく減給半年)
> 守秘義務違反(公務員法100条)でアウト。
これは微妙なところで、うまくやるように公務員の側も留意しています。
よくあるのは、直接教えるのではなく、記者が自分の側である程度調べてから、「この取材内容は間違っていませんか? 間違っていないのなら、首を横に振らないでください」と頼むこと。それまで「違う、違う」と否定していた相手が、そのときだけ首を振らなければ、記者は取材内容が真実だと理解する。また、公務員の側も、取材した記者の独自の取材力に敬意を表して、相手の希望に応える。そもそもその情報を取材したのは記者の側であって、公務員の側は特に情報を与えていない。単に確認・確証を与えただけだ。
また、政府情報でなく、個人的感想を漏らすのであれば、守秘義務に反しない。「こんなことは良くないと思うよ」というふうな感想。
今回の記者の質問。 https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04190803/?all=1
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記者 福田さんはもう忙しくないですか?
記者 財務省と森友学園、どうなんですかね。
記者 福田さんは引責辞任はないですよね?
記者 今回の森友案件で、一番大変だったことってなんですか?
記者 トラック何千台も使ってゴミ撤去した……。
福田 そうだな、しかしその程度は大したことじゃない。なんでそんなことしちゃったのかなあ。それが問題なわけだよ。そもそもなんで8億円値引きしたかってことだよ。籠池がしつこかったんだろうけど。
記者 昭恵さんの名前あったからじゃないですか?
福田 デリケートな話なんだよ。それは直接関係ないと思うけど……。
記者 明日早いんですか?
記者 何やってるんですか?
記者 佐川さん、まだホテル住まいなんですか?
福田 逃げてるんだろう、ホテルにいるって。風俗嬢呼んでんのかなぁ。佐川が辞めたあと証人喚問までの間にちゃんと床屋行ってた。それが話題になっている。人生であそこまで見てもらえる機会ないもんな。一世一代の大舞台だもんな。
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基本的には個人的感想を求めており、次官は個人的感想を語っている。
昭恵夫人について情報を求められたが、とぼけて答えない。
佐川氏についての情報を与えているが、これは民間人についての情報だから、政府情報ではない。個人情報の漏洩には当たるかもしれないが、そもそも、ホテルにいるという情報は、記者自身が知っていた。
というわけで、守秘義務違反にはならない形で、記者と次官は話をしている。ギリギリのところで攻防しているわけだ。キツネとタヌキの化かし合いのようなもの。
> スクープを期待していたと考えます
単純なスクープというのはまずありません。女性記者のエロムードで情報を漏らしてもらう、というハニー・トラップまがいも、あり得ません。そんなことがあると言っているのはネトウヨと自民党関係者ぐらい。
基本的には、記者の取材力がものを言います。自力であちこちの関係者に取材しながら、真相に切り込みます。今回の記者も、次官専門で話していたわけでなく、あちこちの関係者に取材していたはずです。こうして少しずつ真相に近づきます。
朝日が今回、森友問題で真相に切り込んだのも、独自の取材がいっぱいあったからです。誰かからポロリと漏らしてもらったわけではありません。
また、取材の際には、確認を入れるため、「少なくとも二つのソースから同一の情報を得る」という形で、情報の誤りをなくします。
これらの取材の仕方については、ウォーター・ゲート事件を報道した二人の若い記者の話が出版されているので、そちらを読むといいでしょう。「取材とは何か」をよく理解できます。
https://amzn.to/2HvwEUW
なぜそうしないのか。
このいい加減な録音データからは以下のようなことが推測可能です。
女性記者はナイフ片手に「おら、セクハラ発言やれや」と言って次官にセクハラ発言?を言わせた。
そもそも「おっぱいさわっていい?」の対象がガンダムのプラモデルだった。
これらの場合もセクハラになるんですか?
というようなことが容易に想像できるので現時点判断は早計と考えます。
上手い例えは思い付かないけど、例えば、
八百屋で買い物するときに「いくら?」と聞いて「200万!」と言われて、200円を払った
あるいは、お笑いのノリで自分がディスられたときに「お前シバくぞ!」
これらは別に本当にそうしようとして発言したわけではない
それと同様に、「おっぱい触っていい?」も、次官の言うように、本当に触ろうとしたわけではなかった
そういう可能性はないんですか、ということです
思うに、言語コミュニケーションにおいて文脈は重要です
部分的に切り取ったり、言葉通りに解釈すると、発言者の意図とは違う解釈も可能になります
いわゆる揚げ足取りですね
もちろん発言者の意図がどうあれ、受け取った人がセクハラだと思えばセクハラなのは言うまでもありませんが
> そういう可能性はないんですか、ということです
あなた、根本的に勘違いしています。
そういうことが、セクハラと言われるんです。
本当に触ろうとしたのであれば、セクハラではありませんが、猥褻行為になり、刑法犯で逮捕されて懲役刑です。
セクハラという言葉の定義から理解してください。
要するに双方の暗黙の了解があった上で、お互い嘘だと思いつつ、次官が「おっぱい触っていい?」といい、記者がなんか答えるというパターンの話です
セクハラって相手が嫌がっているからセクハラですよね?
強制猥褻もそう、相手が嫌がっているから刑法違反になる
その相手が嫌がっていたと、何故言えるのか、ってことです
その場合、そもそもその記者がセクハラ苦情を申し立てる理由がなくなるのではなから成立しないです。まあ、百歩譲って突如怒り心頭になって無根拠に「セクハラじゃあほんだら!!」と苦情申し立てる可能性はあるとは思いますが。
今回の件は、ほかにも「おっぱいさわっていい?」の対象が5000円札の樋口一葉とかご先祖様の写真、愛犬なども想定されます。(笑)
要は、対象そのものが不明確なのです。
さらに現時点において、編集した録音データで判断すると
はなから二人は会っていない(女性記者の声がない。次官の独り言プレイ)としか判断しようがないのです。
現時点判断材料が不足していると考えます。
詭弁のガイドラインの2番だな。
ちゃんと本文中にリンクで示しているでしょ。読んでないの? 私に文句を言う人はたいてい話を読まずに文句を言う。
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04190803/?all=1
念のために引用すると:
──
福田 今日ね、今日ね……抱きしめていい?
記者 ダメです。
胸触っていい?
記者 ダメですよ。
福田 手しばっていい?
記者 そういうことホントやめてください。
──
これを読んでも、「いやがっている」とわからないのなら、もはや痴呆状態だな。
なぜか女性側の声は消されてるから、みんなアレコレ想像するんですわ。
たとえば、
記者「話してくれた内容によっては、私のこと好きにしていいですよ。おっぱい触ったり、抱き締めたり。佐川さんのことで何か無いですか?」
次官「佐川さんはホテル暮らしだよ、おっぱい触っていい?」
記者「その程度じゃダメです」
次官「佐川さんは血液型A型だよ、抱き締めていい?」
こんなやり取りでは無かったと、現時点では言い切れないわけです。
だからとっとと、女性側の声も入った音声データを公表すべき。
そういうのをセカンド・レイプというんですよ。被害女性の側に公表を求めるなんて、論外だとわからないの?
裁判でさえ、データは裁判所内に留まっており、データを公表することなどはあり得ない。セカンド・レイプみたいなことを防ぐため(プライバシーを守るため)だ。
こんな常識さえもわからないんだから、ネトウヨの安倍擁護は、常軌を逸しているね。安倍擁護のためであれば、なりふり構わず、というところか。池田信夫みたい。
福田サン本人ですら、其処まで阿呆な言い訳してないでしょ。
あなたみたいなのがいるから、自民党の評判が悪くなるんです。
相手はただの人ではなく、数万人に1人しかなれないキャリア官僚のさらにトップですよ。誰もが容易に想像できるわけないじゃないですか。(笑)そもそもそのコメントはキャリア官僚に失礼というものです。
また、自民党の評判なんてどうでもいいです。
冗談はさておき、こんなニュースが出ました。
このニュースの真偽がこれから問われることになると思います。とにかく、事実は何なのか?百歩譲って合理的に判断できる情報は何なのか?を突き詰めてほしいと考えます。
http://news.livedoor.com/article/detail/14634706/
この記事が今回の件で一番本質的な捉え方をしているな、と思いました。
次官は、最初の新潮の社員の突撃インタビューのとき、「そんなこと言う訳ないだろ」と否定してた。
ということは、あの手の発言が普通の場で言われたらペケという認識はあったはず。
では、「あのセクハラ発言」(週刊新潮は読んでないが、全文はもっとひどいらしい)がなぜあったかというと、女性記者との対面での食事(飲み)の席は、次官にとって「取材」という場でなく「女性との会食(デート的)」的な捉え方だったのだと思う。
ただあの発言のひどさは、次官の女性の口説き方のセンスがとてつもなく悪いことを示している。だがあんなひどいフレーズを用いても、今まで水商売の女性やもしかしたらその他の所でも受け入れられていたのだろう。
それは客商売をしている店だから受け入れられていたのかもしれないし、次官という肩書きのせいかもしれない。
(例えば次官は奥さんにあんなこと言っていないと思う。奥さんが騒いだら、親戚中に知れ渡って一族の大問題になるものね)。
おそらく他の官僚でも同じようなことをしている輩はいると思う。
官僚と記者の関係が、あたかも水商売の店と客のような関係である。ここが今回の騒動の本質で、表面的な捉え方では、また忘れた頃に似たようなことが起きると思う。
次官の進退の仕方云々は表面的なことだし、記事で引用されている朝日の「真相を究明する」も少しずれている(そもそも朝日は自分の所の問題でもあるのに他人事のような感じ、これでは信頼度がガタ落ちするのも分かる)。
だから、それは週刊誌の文字情報ですよね
それを事実だと何故言えるんですか? ってことですよ
例えば「ダメですよ」という発言も、怒ったように言うのと、甘えるように言うのとではニュアンスがちがいます
これはもっともネトウヨ好みで、本質を逸らしている意見ですね。
比喩で言えば、泥棒が「おれが悪いんじゃない。おれを貧しくした社会が悪いんだ」というふうな責任転嫁。
そりゃまあ、福祉が発達していれば、その人は貧しくならず、泥棒をしないで済んだでしょう。しかし、だからといって、特定個人の財産を盗んで、他人を傷つけていいことにはならない。
今回の次官も同じ。官僚とマスコミにある程度の癒着体質はあるとしても、いやがっている特定個人を傷つけてまで、自分がエッチしたがっていいことにはならない。なのに、自分のスケベ心を正当化するために、「制度が悪いんだ」というふうに、周辺状況に責任転嫁する。それを「本質だ」と思い込む。
それは本質じゃない。本質ずらしだ。自己責任を責任転嫁しているだけだ。そもそも、記者が男であれば、この問題は生じなかったのだから、制度の責任にするのは、いかにも無理がある。それとも、記者が男でも、同じようなセクハラがあると思っているのだろうか? 官僚はみんなホモ趣味があると思っているのだろうか? まさか。
似たようなセクハラをする官僚は多いだろうが、決してすべてではない。やるのはスケベで非良心的な人物に限る。このことからしても、問題の本質は個人的資質にあることは明らかだ。それゆえ、一罰百戒が有効なのである。実際、今回の事件のあとでは、同様のセクハラは激減したはずだ。このことからしても、制度よりも個人の資質に本質があるとわかる。
すでに書いたでしょ。福田次官本人が録音の正しさを認めているからですよ。大臣もそうだし、政府高官もそうだ。認めていないのは、ネトウヨだけ。
そうじゃなくて、ニュアンスの話です
文字として言ったか言っていないか、ではなく
女性が嫌がっていたということが真実なのは何故言えるのか
額面通りに受けとるべきだ、と
私はそうは思わないので、もしそうだとしたら、話は平行線のままなので言い合っても無駄ですね
記事してくれと上司に言ったり、新潮に持ち込んだりしたのだから、徹底的にいやがっていたのは明らか。当然ながら、二人でいるときにも、態度で示しているはず。
というか、たとえいやがっているという態度を示さなくとも、相手の「OK」という態度が得られない限り(あらかじめ好意のある関係になっていない限り)、他人に対してそういう行為を取ることが許されない。
比喩で言えば、キスするのは、「相手がイヤだという態度を示さなければしてもいい」のではなく、「相手がOKのサインを出さない限りしてはいけない」のです。おっぱいやホテルの話も同様。
そんなこともわからないのは、この事務次官、女性との交際経験がないからでしょうね。女性記者は美人だが、事務次官は非モテっぽい印象。こんなことを言えば嫌われるだけだ、ということさえ理解できないんだな。だから、嫌われていることすら理解できない。
本項の質問者も同様。次官は嫌われている、ということを理解できない。会話からは自明なんだが。それは字面だけの問題じゃない。女性の気持ちを理解できない人はいるものだ。鈍感。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13469925.html
読売新聞は今回の事件で、「取材情報の漏洩が問題だ」という観点から報道しているそうだ。それを池上彰が指摘している。
読売には呆れた。加害者よりも被害者の方を攻撃しているわけだ。身を守るために取った行動を、悪意でとらえて(曲解して)攻撃する。いくら安倍擁護のためとはいえ、ひどいものだ。本項に出没するネトウヨだって、これほどひどくはない。
ただ、池田信夫は、これと同じ論調だった。
http://openblog.seesaa.net/article/458911313.html
頭のいい右翼は、頭の悪いネトウヨよりも、弁が立つだけ、いっそう悪質だ、ということか。何とかして非行を正当化しようとするあまり、論理に走って、悪の極みに落ち込む。……ま、もともと人間性などがない連中なんだろう。
本項のネトウヨの方が、よほど良心的だね。
個人的な恨みや、政権への恨みで陥れようと思った可能性があるからです
Okのサインについては、それが無かったと何故言えるんですか、という同じ次元の話になります
記者が善人という前提であれば、OKサインは無かったとなりますが、私はその前提の信用の話をしているんです
だから音声を公表せよ、ということではなく、音声を聞けない立場の人間に判断できるのか、ということです
まあ、管理人は文字だけでニュアンスまで理解できるという特殊能力の持ち主だから判断できるんでしょう
羨ましいです
それについてはすでに私が回答していますよ。
でも、おっしゃることはこういうことでしょ?
福田 今日ね、今日ね……抱きしめていい?
記者 ダメです。(あはん)
胸触っていい?
記者 ダメですよ。(うふん)
福田 手しばっていい?
記者 そういうことホントやめてください。(おーまいごーっど♪)
という事があったんじゃないの?ということですよね?
仮にそうであっても、あとで「この野郎!!セクハラで訴えたる!!」と豹変して訴えることはあるんじゃないのというのが私の意見です。
さらに上記のシチュエーションで福田氏は5000円札の樋口一葉かガンダムのプラモデルをまじまじと見つめながら発言していたのではないかと想定しています。(笑)
だったら、「好きじゃない」どころでなく、「すごく憎んでいた」ことになる。
自分のことをすごく憎んでいる相手(女性)がいて、その相手に向けて、「おっぱい触っていい」と言って、喜んでもらえるつもりだったわけ?
論理がメチャクチャでしょ。
> 豹変して訴えることはあるんじゃないの
ないね。
もしあるとしたら、それ以前に、よほど深い男女関係があったことになる。しかし、まさか。
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そもそも、「態度では拒否でも、本心では喜んでいる」という発想は、非モテの発想そのものだ。馬鹿馬鹿しい。そんなふうに思っている女性はいません。特に、男が非モテである場合には。
男がモテモテで女性扱いがうまければ、なれあいふうに、「態度では拒否でも、本心では喜んでいる」ということはあるが、その場合には、あのような会話にはならない。もっと別の会話になる。あんな会話をしている時点で、男が非モテで嫌われていることは明らか。
女性と交際すれば、そのことがわかりますよ。逆に言えば、それがわからないから、いつまでも非モテのまま、妄想だけしている。
──
ニュースから
「調査を通じて懲戒処分相当のセクハラ行為が確認されたとして、退職金を減額する。」
https://this.kiji.is/362276142645970017
憎んでいるからこそ表面上楽しそうな様子で対応し、
油断させて下品な発言を引き出した
そういう可能性はないのかということです
その場合、非モテの次官が悪いということですか?
毎日新聞の記事から転載。
https://mainichi.jp/articles/20180427/k00/00e/020/314000c
──
《 福田前次官の減給処分発表 セクハラ行為を認定 》
財務省は27日、セクハラ疑惑で辞任した福田淳一前事務次官について、セクハラ行為があったと判断し、減給20%・6カ月の懲戒処分相当とすることを発表した。支払いを保留している約5300万円の退職金から差し引く。
財務省によると、福田氏は今月4日にテレビ朝日の女性社員と1対1で会食したことは認めたが、セクハラ行為は否定しているという。しかし、福田氏がテレ朝側の発表内容を覆すに足りる反論・反証を提示していないため、セクハラ行為があったと認定した。
27日午後4時半から記者会見した矢野康治官房長は、「行政の信頼を損ね、国会審議にも混乱をもたらしたことは誠に遺憾」と陳謝した。
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朝日新聞の記事から転載。
https://www.asahi.com/articles/ASL4W0RYPL4VULFA03Y.html
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財務省は27日、減給20%、6カ月の処分相当とする方針を固めた。行政への信頼を失墜させた責任も重くみて処分に踏み切る。
財務省は福田氏から明確な反証が示されていないことも考慮し、セクハラがあったと判断した。
国家公務員法は、行政への信用を失墜させる行為を懲戒処分の対象としている。
────────────────
国家公務員法における信用失墜については、本項の本文を参照。
私はネトウヨではないけど、
私は「セクハラじゃない」とは言ってませんよ、一応言っておきますが
ただ音声を聞かないとニュアンスが分からないと考えるので、
音声を聞けない人が
セクハラかどうかを判断できるのかと疑問を呈しただけです
その点で言えば、「セクハラじゃない」と言う人も「セクハラだ」という人と同じだと思っています
減給処分については、いつまでも保留には出来ないし、仕方ないですが、
財務省もまだ音声を確認できていないはず(ですよね?)なので、
これはセクハラが実際あったかどうかとは、ほとんど関係ないと思います
福田からすれば福田も記者とのやりとりを録音でもしていれば立証できたでしょうけど、そういうことはしなかった
だから記者側が持っている音声が欲しかったが、特定されるという点で不可能なので、この結果になるのは仕方ないですね
結局、今回の件で当事者も含めて全ての女性記者が活躍しにくくなっちゃいましたね。
セクハラを疑われたくないので、って取材を断れちゃう。
フェミニストが大きな声をあげるほど、女性の活躍の場が狭められてしまう矛盾。
次官がセクハラ発言したのは、録音テープからもおそらく事実。それに対し次官の個人的な責任というのはまあその通りとして。ただそれは本質でなく、本質から出た一事象に過ぎない。
「そもそも記者が男であれば、この問題は生じなかったのだから」、とあなたはコメントしているが、この発言自体が無自覚に出ていることが、男社会でセクハラ的な事態が起こりやすくなることを、皮肉にもあなた自身が無意識に認めている。
これに関しては、下記のコラムを参照。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/213874/042500073/?P=3
個人の責任問題と本質的なシステムの問題は別個の話。
それぞれに別で話すべきテーマ。
二項対立にして、どちらがと語るものではない。
いじめの問題はいじめをする個人の資質の問題。
学校やら文部省の方針やらが本質というのは本質ずらし。
一罰百戒が有効で、今回のいじめ騒動を機にいじめは激減するはず、となる。
いろいろ例え話を説明に使うのは無理が出るなと思いますよ(笑)。
ただ確かに、セクハラ的な話が多く取り上げられることで、気付く人もいるので、事例が減少する部分もあるとは思います。が、
これだけ騒がれていても、ひどいことするな、と報道を見ながら言いつつ、自身では無自覚に類似のことをしていることに気付かない人もいると思います。
何でもシステムの問題というつもりはありませんが、一面として考察することも有用かと。
あと本当に分からんのですが、システム的に物事を考察するのはネトウヨ???
ネトウヨネトウヨ言うけど、政権寄りかどうかで右左という、フランスから出た考え方とは違うのかしら。
映像、音声、画像はたしかにインパクトがある魔法だ。
第三者による評価が必然。
たとえとしては不適切。
処罰すれば効果のある公務員と、処罰しても効果の少ない馬鹿ガキとでは、対処が全然違う。
後者は(是正のために)教育が必要だが、事務次官に教育が必要なわけがない。教育が必要な人が、次官になるわけがない。
いじめをなくすには、全生徒に対する教育が必要だろうが、セクハラをなくすには、全公務員に対する教育は必要ない。もちろん、全国民に対する教育も必要ない。犯罪を取り締まるには、教育は必要なく、刑罰があるだけで足りる。
現実には、セクハラを取り締まる法律はない。そこで、セクハラ禁止法を制定するべきだ(罰則を決めるべきだ)という論議はある。
→ https://www.asahi.com/articles/ASL4T5JQZL4TUTIL03X.html?iref=pc_ss_date
→ https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/23/sexualharrassmentmeeting_a_23417955/
いやいや、
4/27,7:20のあなたの泥棒と福祉の例えに対して、
私が書いたイジメの例えが不適切なのと同様に、あなたの例えも不適切ですよと言ったんですよ。
国会議員とかもそうですが、不適切な行為があるとすぐ法案を作り、罰せよとかいう。
悪い話題が出たら、その意味を考えずに安易に法律で処罰しようとする。そんなに何でも法律でがんじがらめにしたら、生きづらい世の中になりますぜ。
私は一番有用なのな、こんな発言したら娘に嫌われますよ、孫に嫌われますよ、と吹聴したり。
おかしなことをしたら女性全員を敵に回す的な雰囲気を作ることが大事かと。そういう意味では、被害者が声を上げて行く流れは良い流れとは思います。潰す人たちもいますが。
一応私も男なので、娘、孫、若い女性に背を向かれるというのは、何よりも効く薬と思いますね〜(笑)
このトピックはこれにて終了ですかね。