2018年03月31日

◆ 日産の VCターボ が発売へ

 日産の可変圧縮比エンジンである VCターボ が、いよいよ半年後に発売される。

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 日産の可変圧縮比エンジンについては、前に言及した。
  → 可変圧縮比エンジンが実用化: Open ブログ
  → HCCI と可変圧縮比エンジン: Open ブログ

 これがいよいよ発売されることになった。
  → 日産 アルティマ 新型、ダウンサイズ「VCターボ」搭載…ニューヨークモーターショー2018で発表

 半年後の新型アルティマに搭載されるそうだ。VCターボ という名称。2L の直4ターボで、248馬力(hp)。従来型は、3.5L の V6 で 270馬力(hp)。馬力では少し劣るが、トルクでは少し上回る。特に低速トルクが厚そうだ。全般的には旧型よりもパワフルに感じられるだろう。

 アルティマのデザインは下記記事にある。
  → VCターボエンジン搭載の日産 アルティマ 新型…ニューヨークモーターショー2018 詳細画像

 Vモーションがそれらしくなくなった。
 以前の Vモーションの面影を残してはいるが、銀の棒は、グリルの内部にあるのではなく、グリルの全体を囲むようになった。
 また、デカい豚の鼻も、ほとんど目立たなくなった。
 Vモーションの2大特徴がなくなったので、これはもう、Vモーションではないと言っても良さそうだ。少なくとも、これまでのように嫌悪感を感じさせるデザインではない。これまでの日産デザインは、とうてい受け入れ不可能だったが、今回のデザインであれば、受け入れ可能だ。
 全般的には、日産らしくはなく、むしろ、アウディやマツダのグリルに似ている。マツダっぽいですね。
 
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 これで日産復活か? いやいや、とてもそうは言えない。

 (1) 不正検査の再発

 不正検査が話題になったのに、また同じことをやって、再発して、政府に叱られてしまった。何やっているんだ。
  → 日産:無資格検査 国交省が厳重監視 刑事告発は見送る - 毎日新聞

 (2) 嫌いな車に選出される

 「嫌いな車トップ10」に、日産車が4車種も選出された。
  → 日産、嫌いな車トップ10に4車種選出…肝入りEV販売が壊滅的、不正疑惑で刑事告発か

 これは2年ほど前の記事だが、状況はほぼ同様だろう。1年ぐらいで急に変わるはずがないからだ。(最近の調査はなされていないようだ。)
 なお、その理由は、ダサいことと、品質が悪いことだ。前にも述べた通り。
  → 日産自動車の没落: Open ブログ

 ただ、ここで記した Vモーション については、今回のアルティマで改善された。この点では、見通しは明るい。
 一方、品質はどうかというと、まだまだ駄目だろう。リーフを見ても、
  ・ 自動ブレーキは単眼カメラ式
  ・ 電池は冷却システムなし

 というふうに、コストをケチっている。わずかなこうストを削るせいで、自動車全体の価値を大幅に引き下げている。比喩的に言えば、1万円をケチって、価値を20万円ぐらい下げている。こんな車を買いたくなるはずがない。(韓国車みたいなものだ、と思えばいい。いや、これでは韓国車に失礼だ。韓国車は日産よりもずっと評価が高い。韓国車は高品質だが、日産車はゴミだ、というのが、米国での定評だ。)

 ──

 技術者がいくら努力して新技術を開発しても、経営者がコストをケチって、自動車全体の価値を棄損してしまう。……技術者が可哀想だ。涙が出るだろうね。

 思えば、昔は「技術の日産」だったが、今では様変わりしてしまった。今は「安かろう悪かろう の日産」だ。
 
posted by 管理人 at 22:32| Comment(0) | 自動車・交通 | 更新情報をチェックする
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