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NHK の Eテレ・サイエンスZEROで、「黒潮の大蛇行」という番組が放送された。(2018年1月21日)
→ サイエンスZERO「巨大海流 黒潮」 - NHK [ 解説 ]
ここで、興味深い話があった。
「今年は黒潮が大蛇行している」
「黒潮が大蛇行する都市は降雪が多い。統計的にも判明」
という話。
ここでは、「だったらこの冬は大雪になるかもしれませんね」と予想が出ていたが、その予想がドンピシャリになったわけだ。
ただ、時期的に言うと、21日放送で、24日に大雪だから、大雪の予想が当たったと言っても、不思議でも何でもない。
実は、今回の番組とは別に、「黒潮の蛇行で大雪になる」というのは、以前から指摘されていたのだ。
たとえば、昨年にも、似た趣旨の番組があった。
→ 黒潮が大蛇行? 生活に影響も - ニュースウオッチ9 - NHK
これは、別の番組だし、キャスターも別人がやっているのだが、話の内容はそっくりだ。「黒潮の蛇行で大雪になる」という話も、このページに詳しく書いてある。
実は、黒潮が大蛇行すると、東京で雪が降りやすくなるという研究もあるんです。
黒潮が南側に蛇行すると、雪をもたらす低気圧も陸から離れ、上空に北から冷たい空気が入り込んで雪が降りやすくなるためだと考えられています。
( → 黒潮が大蛇行? 生活に影響も - ニュースウオッチ9 - NHK )
図も示されている。(下向き矢印の図。)
黒潮が南下すると、低気圧が南に移動して、そのせいで、北にある寒気団が日本の上空を覆うようになり、そのせいで雪が降りやすくなるらしい。(番組で示されていた話。)
ともあれ、昨年の夏のうちに予想されたように、今回はまさしく大雪になったわけだ。
意外なところに原因がありました。
[ 付記 ]
上の話で気づいたが、雪が降る条件は「気温が低いこと」ではなかった。
・ 地上でなく上空の気温が、すごく低いこと。
・ 上空の空気が湿気を含むこと。
この二点だ。それを満たす条件は、
・ 南方に低気圧があって、北方から寒気を引き寄せること。
だろう。今回はまさしくその条件に当てはまっていた。
解説記事もある。
《 関東「大雪の方程式」が成立 寒気、海流など条件合致 》
関東に雪をもたらす一番の主役は、南岸沿いを発達しながら進む「南岸低気圧」だ。2014年2月に首都圏に記録的な大雪を降らせたのも南岸低気圧で、しかも発達の仕方が極めて急激な「爆弾低気圧」と呼ばれるものだった。低気圧に吹き込む空気の流れが、北の強い寒気を関東の沿岸部にまで引き寄せた。
冬にこうした南岸低気圧が通り、雨ではなく雪になるほど十分に気温が下がるには、いくつか条件がある。まず、当然だが日本付近に寒気が入りやすい状態でなければならない。そして、その寒気の勢力がかなり南にまで及ぶ必要がある。同時に、太平洋岸の海水温がそこそこ高く、かつその影響が強すぎて気温を押し上げることがあってはいけない。
すべてを満たすのは結構大変だが、単純化すると「大雪の方程式」は次のように書ける。
(以下略)
( → NIKKEI STYLE )
【 関連サイト 】
→ 科学者が警鐘! 赤道の収縮で、2018年は大地震が倍増か
風が吹けば桶屋が儲かる……みたいな話だが。あっちもこっちも。

タイムスタンプは 下記 ↓
※ 東京地方。
https://www.accuweather.com/ja/jp/tokyo/226396/january-weather/226396