2018年01月03日

◆ PTA のIT化

 PTA の役員の負担が重い、ということが問題となっている。この問題は、IT化によって大幅に解決する。

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 (学校の)PTA の役員の負担が重い、ということが問題となっている。あちこちで何度も話題となっているが、本日の朝日・朝刊・投書欄でも話題になった。ここでは、
 「有休を取れない親が、代行業者に頼んで、会議への出席や役員としての業務を代行してもらう」
 という話があった。ここでは「金で片付けるのは好ましくない」(所得の低い人には不利だ)という反論が掲載されていたが、ではかわりにどうするか、という案はなかった。

 また、前日の記事でも話題になった。
  → PTAが完全ボランティアに変わるまで
 くじ引きやじゃんけんによる役員決め、平日昼間の会議――共働き家庭が増える中、PTA活動への負担感が保護者の間で強まっています。業務を代行する業者まで出てきました。そんな中、委員会をやめ、活動ごとに参加者を募る完全ボランティア制に切り替えたPTAがあります。

 これはこれで一案だが、業務が過大ならば、希望者が少なくなるので、やはり決定的な代案とはならない。(「希望者が少ない作業はやめてしまえ」ということだが、それが行き過ぎると、全業務が停止となり、PTA 廃止になってしまう。元も子もない。)

   ※ 上記の朝日・記事については、当人による著作もある。


http://amzn.to/2EQlGs0


 ──

 そこでふと思い出したのは、PTA のITという話だ。
 「 PTA の業務をIT化することで、大幅に業務を楽にできる。いちいち会議をする必要はなくなり、メールで連絡を取るだけで済む。連絡事項も、いちいち紙に印刷せずに、ネットに流すだけで済む。……こうして大幅に楽になり、また、昼間でなく夜間に作業ができるようになるので、昼間は働いている親にも役員が務まるようになる」

 というものだ。

 そこでさっそく検索してみると、次のサイトが見つかった。
  → 最近のPTAでは急速なIT化が進んでいるらしい件





 ここでは、「メールで連絡するだけでなく、PTA のネット会議などもできるようにネット上のアプリがある」というふうに記されている。
 それで思い出したが、似たようなことは、幼稚園・保育園でもなされている。下記項目で紹介した。
  → 幼稚園・保育園のIT化: Open ブログ

 これは、2016年09月06日 の記事だが、今ではもっと別のアプリもあるようだ。
  → Google 検索

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 結論。

 PTA の役員は大変だと言われる。だが、代行業者に任せるよりも、PTA のIT化を推進する方がいい。
 ただし、そうするにしても、ITの知識のない親が大部分だ。そこで、本サイトの読者のように、ITの知識のある親が、「PTA をIT化しよう」と唱えて、音頭を取るといい。そうすれば、以後は大幅に業務を効率化できる。



 [ 付記 ]
 それとは別の話になるが、「役員には報酬を出す」というふうにした方がいいだろう。そうすれば、仕事を持たない専業主婦の母親が、報酬をもらって業務を遂行してくれる。これぞ win-win の関係だ。代行業者に任せるなんていうのよりも、はるかに頭のいい方法だ。

( ※ とはいっても、やっかみとか何とかがあって、面倒なのかもしれないけどね。「ボランティアは無償であるべきだ」という原理論で反対する人もいそうだし。)



 【 関連動画 】

 スライドで話題になった小学校の、関連動画。


posted by 管理人 at 20:53| Comment(5) | コンピュータ_04 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
PTAの業務の要不要とか優先度を精査することも必要な気がします。IT利用で効率化が進むと、そこに又余計な業務を追加しようとする力が生まれてくるような...
Posted by 作業員 at 2018年01月03日 22:21
これは、単にIT化で便利になったと言うだけではなく、従来のやり方を徹底的に見直して仕組み自体も大きく変えた所が大きいでしょうね。便利なメールやフェイスブック等を使わなくてもこうした見直しだけで相当部分を改善できただろうと思います。
Posted by daimong at 2018年01月04日 04:46
daimongさんのコメントは、そのまま大企業のIT導入にも通用しそうな気がします。
Posted by 名無しの通りすがり at 2018年01月04日 15:50
PTA会計をやっていてPTAごとやめた経験を持つものです。そのあたりはリンク先のブログに書いています。

今回の記事はそもそものところで違和感大です。
必要なものを効率化することは有意義ですが、PTAは不必要なものです。
学校の運営責任は設置者(市立なら市)にあることが学校教育法に明記されています。

無くてもよいけど、あったほうが良い、という活動を自主的にする、という本来の姿であるなら、それが手間のかかる手作りの活動だろうと何だろうと、問題になる筈がありません。

管理人さんのご認識では、「PTAの仕事」は誰がさせていることになっているのでしょうか?
Posted by moto_pta_kaikei at 2018年01月13日 17:11
> 学校の運営責任は設置者(市立なら市)にあることが学校教育法に明記されています。

 それは法律であって、事実ではない。事実とはこうです。
 「(外国と違って)日本では公務員削減のために、学校の人員が大幅に足りない。教師に過剰な事務負担がかかっていて、教師が破綻しそうになっている。その負担を誰かが代替すれば、教師の負担が減って、生徒の受ける教育が向上する」

 現実には、それができていない。だから、教育が貧困となる。そのせいで、親は子供を塾に行かせる。
 しかし、教師が副次的な事務作業をして、肝心の教育ができなくなるというのでは、本末転倒でしょう。だったら、PTA が一部を負担した方がまだマシだと言える。たとえば、クラブ活動の顧問など。

> PTAは不必要なものです。

 本来は、ね。原則が現実から乖離している。それというのも、公的負担が足りないから。

> 活動を自主的にする、という本来の姿であるなら、それが手間のかかる手作りの活動だろうと何だろうと、問題になる筈がありません。

 それは本文中に記してある「完全ボランティア制」です。そちらを参照。
 それがお望みなら、それを主張すればいい。私としては、紹介しただけであって、是とも非とも言っていません。どっちでもいい。お好みでどうぞ。
 
> 管理人さんのご認識では、「PTAの仕事」は誰がさせていることになっているのでしょうか?

 PTA を抜本的にどうするかは、本項のテーマではありません。本サイトは、PTA や教育を扱うサイトではありません。どちらかというと、IT を扱うサイトです。
 そして、IT の立場から、「ITは PTA の手助けができますよ」というふに助力することを提案しています。補助的な立場から。
 PTA がどう決断するかは、PTA に関与する親が自分自身で決めることです。そこには口出しはしません。

 ──

 ただね。ある一例では、学校でいじめ問題が発生したとき、PTA の一部が音頭を取って、いじめ問題を解決する体制が取られました。これによって状況が大幅に改善しました。
 もしここで、
 「PTA は何もしなくてもいい」
 という親ばかりだったら、子供はいつまでもいじめに苦しんでいたでしょう。自殺者が出たかもしれません。
 子供の命を救うよりは自分の時間が大切だ、と思う親が多い学校では、PTA は廃止されそうですね。
 
 一般的に言えば、底辺校の親は(パートなどで忙しいので) PTA から抜け出して自分の仕事ばかりをしたがる。優秀なエリート校では、PTA 活動もしっかりして、学校内は見事な教育体制が取られる。
 どちらにするかは、お好みでどうぞ。
   →  http://blog.goo.ne.jp/andante-dandanto/e/6aa5dd80b75de591075593efbde51b84


 参考:
 https://www.news-postseven.com/archives/20130421_182965.html
 https://mamarina.jp/event/school-without-pta.html
 http://success.waseda-ac.net/12/qa/?id=41
Posted by 管理人 at 2018年01月13日 18:03
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