2017年12月14日

◆ 鹿の獣害対策の妙案

 鹿の獣害対策として、「夜間だけ通れる踏切を設置する」という妙案が出た。
 
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 これは朝日新聞の記事。
 《 シカ思いの踏切、近鉄導入 悲しむ親ジカ見て…社員発想 》
 野生のシカとの接触事故に頭を抱えていた近畿日本鉄道が、運行時間外にあえて線路を渡れるようにする「シカ踏切」を導入した。侵入しないように排除するのではなく、共存を目指したところ、事故は激減し、対策に光明が差してきた。
 「シカ踏切」は、線路脇に張った高さ約2メートルの獣害防止ネットの一部に幅20〜50メートルの隙間を作る仕組み。シカは日中は移動しないため、事故は起きない。
 危険が高い早朝や夜間の運行時間帯だけ隙間に、シカが嫌がる超音波を発して侵入させないようにし、終電から始発までは発信しないで自由に線路内に入れるようにする。
( → 朝日新聞 2017-12-14

 一般に、哺乳類は夜行性である。移動するのは、夜間だ。その習性を、うまく利用している。なかなか頭のいい方法だ。感心した。

 ──

 だけど、踏切とは別の「獣道」を、(線路と立体交差する)トンネルや橋などの形でつくる……という方法は、すでに知られていた。
 立体交差のかわりに踏切を使う……というのは、特に斬新な案ではないんだけどね。
 記事は、立体交差については言及していないので、私がここで言及しておいた。

 ※ トンネルや橋などは、小動物向けのことが多い。小規模なもの。一方、大型動物向けには、トンネルや橋の設置は大変なので、踏切にしたのだろう。そこが今回の記事のポイントかな。(本サイトの解説を読むと、背景までよくわかりますね。一歩深い記事。)



 【 関連項目 】

 → 獣害対策にIT技術: Open ブログ

posted by 管理人 at 23:42| Comment(0) | 一般(雑学)4 | 更新情報をチェックする
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