2017年12月05日

◆ 公道カートを高齢者に

 公道を走れる小型カート(公道カート)を、免許を返上しない高齢者に使わせるといい。

 ──

 認知症などで事故を起こしやすい高齢者には、「免許の返上」が好ましい。だが、当の高齢者がいやがることが多い。
 「免許がなくなり、自動車を運転できなくなると、行動が制約される。買物や通院もできなくなる」
 というわけだ。これはこれで、ごもっとも。(特に、都市部は別として、バスのない田舎では深刻な問題だ。)

 そこで代替策として、公道カートを提案したい。これは、本日の記事で話題になっている。
  → 公道カート シートベルトや赤色ランプなど義務化へ | NHK
  → 公道カート、規制強化へ 赤尾灯やベルト義務化 国交省:朝日新聞

 シートベルトや赤色ランプなどを義務化する、とのことだ。それはそれでいいが、そういう形で公認されるのにともなって、公道カートをもっと普及させるといい。特に、高齢者向けに。

 ──

 公道カートは、普通の自動車に比べて、次の特徴が有る。
  ・ 小型である (乗員は1名)
  ・ 風防がない。(人が剥き出しだ。)
  ・ 着座位置が低い
  ・ 衝突安全性は低い


 これらの特徴は、短所を含む。だが、そのいずれも、「速度を低下させる」という効果がある。このことによって、事故を起こしにくくする。また、事故が起こった場合の危険性も減る。(速度が低いので。)
 実は、乗員にとっては、(剥き出しなので)危険度が低いとは言えない。とはいえ、ぶつけられる方(歩行者など)にとっては、明らかに危険度は下がる。その意味で、「歩行者への被害を減らす」という形で、公道カードは危険度が低いのだ。
 従って、このような公道カートを、税優遇などで普及させることが好ましい。(特に高齢者には。)

 ──

 一方、今の軽自動車は、デカくなりすぎている。昔のテントウムシ(スバル 360)や N360 に比べると、圧倒的にデカい。当時のブルーバードやコロナよりも大きいぐらいだ。室内の広さに至っては、当時のクラウンを上回るぐらいだ。こんなにデカい自動車を、税優遇する必要はない。

 従って、次の二本立てが好ましい。
  ・ 軽自動車については、大幅に増税する。
  ・ 公道カートについては、低税率で優遇する。


 このような形で、高齢者向けに、公道カートへの移行を促すべきだ。



 [ 付記 ]
 軽自動車はあまりにも優遇されているので、問題だ。
  ・ 非関税障壁となっている。
  ・ 少しだけならともかく、今ではシェアが圧倒的に増えた。

 ちなみに、9月の販売ランキングは、下記。

car-sale.jpg
出典:日本経済新聞

 1,3,6,7,8,10位が、軽自動車だ。多すぎる。



 【 関連サイト 】

 → 公道カートの販売サイト 
 
 価格は 38万円。50cc のエンジン。
 速度は 45km/h でリミッターが効く。



 【 関連動画 】


posted by 管理人 at 19:00| Comment(7) | 自動車・交通 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたしはまっぴら御免です。
カートのような他のドライバーからの視認性が悪い車輛の走行自体に反対です。
事故に巻き込まれる若年ドライバーの人生も考えてください。
先日も、一方通行の道路に自信満々で侵入(逆走)してきた高齢ドライバーに遭遇しました。
進入した車線にたまたま車輛がいなかったので事なきを得ましたが、スピードだけの問題ではないと思います。

わたしの伯父はさっさと免許を返上しましたが、わたしもその時が来れば免許を返す予定です。
事故を起こしたくありませんからね。
Posted by skier at 2017年12月05日 21:16
 返上してくれるのが一番いいんだけど、問題は、返上してくれなかった場合。
 カートが駄目なら、軽自動車を運転することになるが、それでいいの? 逆走したドライバーがいるとして、あなたに衝突するのが、軽自動車とカートの、どちらがいい? 無謀な馬鹿を殺すかわりに、自分が死ぬ方がいい? 

 ──

 なお、最も好ましいのは、下記。
 「免許を強制的に返上させることにして、そのための試験を導入する。試験をパスしなかった高齢者は、強制的に返上」
 詳しくは別項。
  http://openblog.seesaa.net/article/443229116.html
  http://openblog.seesaa.net/article/447130282.html
  http://openblog.seesaa.net/article/449867671.html

 これがなかなか実現しないので、とりあえず、これとは別の方策を示したのが、本項。
Posted by 管理人 at 2017年12月05日 23:56
どうしても積載性が乏しく実用性のないカートに乗せたければ、白バイ後部のパトライト並みの高さの灯をつけさせることです。

カートなんて簡単に乗り上げて踏み潰すことができます。
死角に入った彼らをひき殺しても、殺した側の過失がゼロなるとは限りません。
寝覚めの悪い人生を送るのもまっぴら御免です。
彼らには運転させないことがベストな対策ですから、最低でも年1回の検査を受けさせたいものです。

高齢ドライバーによる子どもの死亡事故を聞くたびに、本当にやりきれない気持ちになります。
Posted by skier at 2017年12月06日 07:02
> 白バイ後部のパトライト並みの高さの灯をつけさせることです。

 それが今回の措置なんですけど。本文やリンク先を読んでないの? 
 文句を言うコメントを書く人は、記事をまともに読まないで、勝手に勘違いしている文句を言う人が多すぎ。「それはすでに書いてある通りだよ」と言うしかない。

> 最低でも年1回の検査を受けさせたいものです。

 検査しても、現状では免許を取り上げることはできません。よほどひどい場合は別だが、かなり劣るぐらい(事故をかなり起こしやすい程度)では無理。
 取り上げる制度がないまま、検査だけしても無効。
Posted by 管理人 at 2017年12月06日 07:34
 なお、都会の高齢者がカートを使うことは想定されていません。
  ・ 都会ならば、バスがある。
  ・ 都会で交通量の多いところを通るのは危険なので、高齢者自身がいやがる。

 実際に都会で走っているカートは、若者が多いでしょう。高齢者が使うはずがない。

 一方、本項の提案は、交通量のほとんどない田舎の話です。(というか、現実的に、田舎以外では実用性がない。)

 ※ 本文中でも「都市部は別として、バスのない田舎では深刻な問題だ」というふうに記しています。主に田舎の話題。

Posted by 管理人 at 2017年12月06日 07:52
お気の毒に
やはりコメントがすべて文句に見えるのですね。

残念ながら1mでは高さが足りません。
わたしが考えているのは、検査に通らなければ免許取消というものです。

カートにこだわらなくても、ある程度の積載量が期待できる三輪スクーターの方が快適です。
その気になれば屋根付きのものも購入できます。
Posted by skier at 2017年12月06日 12:08
>交通量のほとんどない田舎の話です。(というか、現実的に、田舎以外では実用

どの程度の田舎を考えているのかなぁ〜
主な用途は日々の買い物でしょ?
目的地の店とかはそれなりに交通量の多いところにあるもんですよ。
(近所の雑貨屋みたいな店が潰れて、遠くのスーパーとかに車で行かなければなら
ない(公共交通機関が貧弱)から免許が手放せないのが実情でしょ!!)

『交通量のほとんどない田舎』って簡単に書けるけど実際にどれほどあるのかねぇ〜
(面積ではなくて人口として見た場合だよ、面積だったら東京でも奥多摩の山林
入れたら結構なもんだし・・・)


それにカート???田舎でも実用性ないでしょ
主目的は買い物でしょう、買い物の回数を減らすために一回の買い物で
結構な量を買うでしょうね(買い物カート一杯ぐらい)荷物を乗せる場所は?
地面に近い位置のシートへお年寄りが乗降できる?
人が剥き出し前提だと夏・冬季の防暑防寒は?(特に冬場ね)?


軽自動車がダメだって主張見たいだけど、なら、昔流行った50CC原付自動車の改造
で良いと思うけどなぁ〜
都会での使用を考えていなくて、本当に『交通量のほとんどない田舎』を前提と
しているなら、
時速30q以下でも問題ない。
ちゃんとしたシートで乗降性〇
荷物の積載もOK
周りが囲われて、開閉式の窓があれば、夏冬でもなんとか使える
歩行者対策としては
大型バンパーの取り付け義務化
簡易センサによる衝突防止ブレーキ設置
(ステレオカメラ方式は安くて信頼性があるんだよね、対応範囲が時速30km以下
 で、自動ブレーキ限定ならば+数万円で付けられるんじゃない?)
で対応できね???


Posted by どら猫 at 2017年12月08日 10:04
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