2017年11月30日

◆ 脂肪を取って健康になる

 脂肪をたくさん取ると 健康になれる……と判明した。

 ──

 前項 の最後に、「炭水化物を減らして脂肪を取ると体にいい」という趣旨の話をした。
 それを聞いても、「まさか」「馬鹿な」と思う人がいそうなので、典拠を示す。下記だ。
  → 「炭水化物が毎食7割超え」は注意 死亡リスク上昇

 記事は長いが、趣旨は簡単だ。
  ・ 脂肪が多いと危険だ、というのは、欧米の場合。
  ・ アジアの場合は、炭水化物が多いので、事情は別だ。
  ・ アジアでは、炭水化物を減らして、脂肪を増やした方がいい。
  ・ そうすれば、死亡リスクが低下する。


 詳しくは、上記記事を参照。

 ──

 なお、これと似た趣旨のことは、数十年前から知られていた。次の趣旨。
 「炭水化物に比べて、脂肪は、腹持ちがいい。少量でも満腹感が長く続く。だから、摂取カロリーの総量は少ない。結果的に、肥満を避けられる」

 同じ量を取れば、炭水化物よりも脂肪の方がカロリーは多い。しかし、脂肪は腹持ちがいいので、少ない量を取るだけで満腹感が生じる。結果的に、カロリーの総量では、炭水化物の方が多くなる。だから、炭水化物主体で食べる方が肥満になる。

 また、統計的にも、腹が太った肥満体の人は、低所得者層が多い。安い炭水化物ばかりを食べて、肉や野菜を食べないからだ。
 「貧乏人は痩せている」
 という思い込みは、現代では成立しなくなっている。むしろ、
 「貧乏人は肥満体である」
 ということが成立するのだ。これを、
 「金持ちは健康ダイエットやトレーニングをしているからだ」
 と思う人もいるが、そうではない。
 「安い炭水化物こそが肥満の原因だ」
 ということが大きい。



 [ 余談 ]
 「そうか。脂肪をたくさん取れば体にいいんだ。それじゃ、乳脂肪がたっぷりあるケーキをいっぱい食べればいいんだ」
 と思うのは、話の筋が違うので、お間違えなく。
 そもそもケーキには、炭水化物がたっぷりとあるので、デブになる要因となる。
 それでもまあ、漬け物といっしょに ご飯をたっぷりと食べるよりは、マシかもね。

 ──

 本項を読んだら、とりあえず、おなかの肉の厚さを測ってみてください。
posted by 管理人 at 07:45| Comment(5) |  健康・寒暖対策 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
要はバランスが大切なんでしょうね。
その点、スポーツ選手などは徹底しています。
日本人は魚もけっこう食べるのでまだましかもしれません。果物の糖度至上主義にはまいりますが。

日本人の食事も欧米化して脂肪分が増えてからは、大腸がんが増えたようです(特に女性)。
Posted by skier at 2017年11月30日 12:54
フランス料理は健康食ですね。
昨今の健康志向でフランス古典料理が流行らなくなってますが(一部熱狂的支持者はいる)、砂糖たっぷりのデザートのルセットは現代のものに置き換えるとして、料理自体は炭水化物ほぼないし、良質な脂肪分の宝庫です。それでも現代風の改良は必要ですが…
(もちろん、バゲットは口直し程度)
Posted by 名無し at 2017年11月30日 14:15
逆流性食道炎を患ってから炭水化物を減らしました。私の場合はコメや粉物を食べると調子が悪くなったので。具体的にご飯やパンの量を朝は維持、昼半分、夜は無しとしました。肉などのおかずはそのままか、むしろ今までより多く食べていましたが半年で8kg落ちて安定しています。
医者曰く、栄養が偏ってたんでしょうね。あとは運動して落としてくださいね。だそうです(^^;
田舎者は歩かないので運動を日課にするのはツラいですが、頑張ります。
Posted by 暇な人 at 2017年12月01日 08:50
リンク先の分析結果、因果関係のある死亡原因は循環器疾患です。高血圧、脳卒中、糖尿病、心臓病などが該当します。
これらの病気は、飲酒や喫煙などの生活習慣の影響が大きいことが知られています。
よってこの結果は、単にアルコール摂取量が多いほど死亡率が高まることを示しているだけのように思います。(脂肪、たんぱく質の摂取割合が多い=アルコールの摂取量が相対的に低い。)

また日本での死亡原因1位はダントツで悪性腫瘍(ガン)であり、循環器疾患はそれほど多くないですが、これらを予防する上で「脂肪を取る」よりも「アルコールを控える」方が健康にいいでしょうね。
Posted by ネトウヨ at 2017年12月02日 10:05
> 単にアルコール摂取量が多いほど死亡率が高まることを示しているだけのように思います。

 それはないと思いますよ。疫学的調査では、多因子の影響を考慮するので、アルコール摂取量も考慮した上で、その分の補正を掛けているはずです。
 仮にそうしなかったら、統計的に不十分になるので、論文としては、査読で拒絶されるはずです。

 実は、進化論の研究では、この手のインチキ統計による研究がしばしば現れる。統計の素人がやるから。
 しかし、疫学は、さすがに統計のプロがやるので、そんなに未熟な報告は出ないと思います。
Posted by 管理人 at 2017年12月02日 10:56
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