2017年11月26日

◆ 太陽系外からの天体

 太陽系外からの天体が飛来した。葉巻型のもの。その正体は?

 ──

 太陽系外からの天体が飛来した。葉巻型のものだ。
 米ハワイ大が今年10月に見つけた天体が、太陽系の外から飛来したものだと分かった。観測されたのは初めて。国際天文学連合(IAU)は、ハワイ語で「最初の使者」を意味する「オウムアムア」と命名。岩石と金属でできた細長い「葉巻形」らしいこともわかった。太陽系の起源に迫る研究に役立ちそうだ。
 オウムアムアのような太陽と別の恒星の間を移動する「恒星間天体」は、太陽系に年1回は飛来していると考えられるが、見つかっていなかった。米航空宇宙局(NASA)の研究者は「歴史的な発見で太陽系形成を研究する新たな扉を開いた」としている。

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( → 太陽系外から飛来の天体、初観測 「最初の使者」命名:朝日新聞 2017-11-21

 もっともらしいが、私はこれを読んで、疑問に感じた。
 「太陽系の起源に迫る」というが、本当にそうか? この物体は、惑星系が形成されたときに生じたものなのか? つまり、(別の)原始太陽系の形成途上に誕生したものなのか? 

 そうではあるまい、というのが私の判断だ。
 私の想像では、これは小惑星の破片だ。
 仮に、(別の)原始太陽系の形成途上のものだとしたら、形成の途中で固まったことになる。しかし、そうだとすれば、こんな葉巻形になるはずがない。
 ではなぜ、葉巻形になったのか? 固まったあとで、天体の衝突で破断されたからだろう。そして、そうとすれば、それは、惑星の衝突ではあり得ず、小惑星の衝突であったはずだ。(惑星の衝突ならば、分散したあとで再凝集するからだ。月と地球のように。)

 結局、この葉巻形の天体は、「別の惑星系に生じた小惑星が、衝突によって破断したもの」と推定される。
 そして、そうだとすれば、別の惑星系が誕生してからずっと後になって、小惑星の衝突で誕生したものであるから、「太陽系の起源に迫る」ことはないはずだ。単に、われわれのいる太陽系の小惑星(の衝突)と、同等のものだろう。何も目新しいことはないはずだ。

 ──

 以上が私の推定だった。
 で、これを私の仮説として、ここに発表しようかとも思ったのだが、よく考えたら、こんなことは当たり前のことだ。いちいち仮説として発表するようなことじゃない。
 そう思って、ネットを検索してみたら、すぐに見つかった。CNN の記事だ。
 《 太陽系外からの使者「オウムアムア」、初の恒星間小惑星と確認 》
 国際天文学連合は、この物体を初の恒星間小惑星と分類し、「A/2017 UI」と命名した。その後、ハワイの言葉で「遠い過去からたどり着いた使者」というような意味の「オウムアムア」という正式名が付けられた。
 米航空宇宙局(NASA)の研究者は、「このような恒星間天体の存在は、理論上は何十年も前から指摘されていたが、初めてその存在が直接的に証明された」と解説する。
( → CNN.co.jp

 「恒星間小惑星」と認定したわけだ。
 ま、見かけ上で、(地球から見て)「小惑星」のように見えるということなのだろう。
 ただ、それだけでなく、もともと(他の惑星系の)小惑星であった、と見なしてもいいだろう。
 そういう意味で、この天体を、「小惑星の一種」と見なすことは、不思議でも何でもない。私の独創的見解というほどでもない。
 ただ、私としては、「これは他の惑星系で生じた小惑星が、消灯で破断したものだ」というふうに、強く主張しておきたい。

 ──

 なお、上記のように解釈すれば、この天体が単独で飛来したことも、理解できる。衝突のときの衝撃で、その一部が惑星系の外に飛び出すということは、特に不思議ではないからだ。
 人工の天体であるボイジャーが太陽系外に飛び出したように、小惑星の一部が別の惑星系の外に飛び出したとしても、おかしくはない。(十分にあり得ることだ。)

posted by 管理人 at 12:11| Comment(0) | 物理・天文 | 更新情報をチェックする
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