2017年11月20日

◆ 冬の下着はヒートテックよりも……

 冬の下着はヒートテックが良い、と言われるが、そうか? もっといいものがあるのでは?

 ──

 冬の下着はヒートテックが良い、と言われる。それを実感している人も多い。
 しかし私は疑問に思った。「物理学的に言って、発熱が続くはずがない」という印象だ。
 そこでネットを調べると、次のページが見つかった。
  → ユニクロのヒートテックが暖かく感じないです - 知恵袋
 ヒートテックが暖かいのは、水分を吸収したときの凝縮熱によるものだが、それは持続的なものではない、という指摘。

 さらに、そのリンク先には、具体的な実験データがある。
  → 「発熱」は最初の3分だけ!? 大ブーム“あったか衣料”の真実
  → 発熱効果は最初の2〜3分程度 - 日経トレンディネット

 最初の2〜3分は、たしかに凝縮熱で温度が上がるのだが、効果があるのはその数分間だけ。10分後には、元の木阿弥となる。
 つまり、着た直後には、たしかに「暖かい」ということを実感できるのだが、その効果は 10分後には消えてしまうわけだ。
 それでも、最初の「暖かい」という印象が残っているので、「ヒートテックは暖かい」という勘違いがずっと続くわけだ。暖かさが続くのではなく、暖かさの勘違いが続くわけだ。
 これはまあ、詐欺商法みたいなものだ。それでも、だまされて購入する人が多い。

 ──

 では、どうすればいいか? 私のお薦めは、こうだ。
 「下着の重ね着をする」


 つまり、厚手の生地のシャツ(下着)を2枚、重ね着する。これで十分に暖かい。確認済み。
 ここで注意点は二つ。

 (1) 厚手の生地

 厚手の生地にすることが大切だ。薄手の生地だと、通気性が良すぎて、保温効果がない。これでは、重ね着をしても、効果がない。
 厚手の生地だと、1枚だけでも、けっこう暖かい。それが2枚になれば、ずいぶん暖かくなる。

 (2) 衣服かシャツか?

 どうせ重ね着をするのなら、下着でなくて衣服の重ね着をすればいい……という案もあるだろう。しかし、そうではない。
 (a)下着ならば薄いので着心地がいいが、衣服の重ね着だと、生地が厚くなって、重ね着がしにくい。ぶかぶかと、ふくらんでしまう。身動きもしにくくなる。
 (b)半袖の下着ならば、胴体と肩だけを温めることができる。腕は重ね着にならないので、腕を動かしやすい。
 (c)ベスト(チョッキ)という案もあるが、これだと、肩の部分を覆わないので、効果が薄い。

 ……というわけで、衣服よりは、シャツ(下着)の重ね着をお薦めします。このことで、厚い上着を1枚減らす効果が出る。身動きがしやすくて、着心地がいい。






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posted by 管理人 at 22:41| Comment(5) |  健康・寒暖対策 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
低コストで製造できる化繊は利益率が高いのでしょうね
いかに冷気の侵入を防いで、空気の層を作るかが肝要かと
Posted by skier at 2017年11月21日 00:08
引っ張りに対して繊維の孔が大きくならないという技術は,昔から軍隊の衣類でも採用されていたので薄い繊維でも保温の効果はあります。
保温下着類が詐欺無意味というほどではないと思います。

冷たい下着を身につけたときの,あの不快感が減ることは,高齢者や病人にとってはありがたい話です。
Posted by 先生 at 2017年11月21日 06:36
低温で発汗する可能性がある場合はヒートテックを着用しない方がいい。
ヒートテックのレーヨンは綿と同じ様に吸湿性が高い。そのため汗を効率よく吸収するが、吸湿量が飽和しても乾きにくい。すると下着が濡れてしまう。
この状態はよくない。

上記条件に相当する場合は汗を吸わない化繊だけ下着の方がいい。

極細中空ポリプロピレン繊維は繊維内に空気をためるし、吸湿しないので上記の汗は素早くアウターへ染み出すのでサラサラで気持ちいいです。
Posted by 京都の人 at 2017年11月21日 23:11
京都の人のおっしゃる通り、ユニクロ製は吸湿性が高いのがネックですね。スポーツ用品メーカーの衣料のように透湿性が高く汗をためないと発熱が継続します。ミズノのブレスサーモなど。
Posted by Mac Win at 2017年11月22日 21:16
寒いときには寒いままで、そこから電車に乗って暑くなるとさらに暑くなっても意味がないどころか邪魔だと感じました。
Posted by 北海道の人 at 2017年11月24日 12:55
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