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冬の下着はヒートテックが良い、と言われる。それを実感している人も多い。
しかし私は疑問に思った。「物理学的に言って、発熱が続くはずがない」という印象だ。
そこでネットを調べると、次のページが見つかった。
→ ユニクロのヒートテックが暖かく感じないです - 知恵袋
ヒートテックが暖かいのは、水分を吸収したときの凝縮熱によるものだが、それは持続的なものではない、という指摘。
さらに、そのリンク先には、具体的な実験データがある。
→ 「発熱」は最初の3分だけ!? 大ブーム“あったか衣料”の真実
→ 発熱効果は最初の2〜3分程度 - 日経トレンディネット
最初の2〜3分は、たしかに凝縮熱で温度が上がるのだが、効果があるのはその数分間だけ。10分後には、元の木阿弥となる。
つまり、着た直後には、たしかに「暖かい」ということを実感できるのだが、その効果は 10分後には消えてしまうわけだ。
それでも、最初の「暖かい」という印象が残っているので、「ヒートテックは暖かい」という勘違いがずっと続くわけだ。暖かさが続くのではなく、暖かさの勘違いが続くわけだ。
これはまあ、詐欺商法みたいなものだ。それでも、だまされて購入する人が多い。
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では、どうすればいいか? 私のお薦めは、こうだ。
「下着の重ね着をする」
つまり、厚手の生地のシャツ(下着)を2枚、重ね着する。これで十分に暖かい。確認済み。
ここで注意点は二つ。
(1) 厚手の生地
厚手の生地にすることが大切だ。薄手の生地だと、通気性が良すぎて、保温効果がない。これでは、重ね着をしても、効果がない。
厚手の生地だと、1枚だけでも、けっこう暖かい。それが2枚になれば、ずいぶん暖かくなる。
(2) 衣服かシャツか?
どうせ重ね着をするのなら、下着でなくて衣服の重ね着をすればいい……という案もあるだろう。しかし、そうではない。
(a)下着ならば薄いので着心地がいいが、衣服の重ね着だと、生地が厚くなって、重ね着がしにくい。ぶかぶかと、ふくらんでしまう。身動きもしにくくなる。
(b)半袖の下着ならば、胴体と肩だけを温めることができる。腕は重ね着にならないので、腕を動かしやすい。
(c)ベスト(チョッキ)という案もあるが、これだと、肩の部分を覆わないので、効果が薄い。
……というわけで、衣服よりは、シャツ(下着)の重ね着をお薦めします。このことで、厚い上着を1枚減らす効果が出る。身動きがしやすくて、着心地がいい。
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いかに冷気の侵入を防いで、空気の層を作るかが肝要かと
保温下着類が詐欺無意味というほどではないと思います。
冷たい下着を身につけたときの,あの不快感が減ることは,高齢者や病人にとってはありがたい話です。
ヒートテックのレーヨンは綿と同じ様に吸湿性が高い。そのため汗を効率よく吸収するが、吸湿量が飽和しても乾きにくい。すると下着が濡れてしまう。
この状態はよくない。
上記条件に相当する場合は汗を吸わない化繊だけ下着の方がいい。
極細中空ポリプロピレン繊維は繊維内に空気をためるし、吸湿しないので上記の汗は素早くアウターへ染み出すのでサラサラで気持ちいいです。