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厚木基地の騒音問題の解決をするため、戦闘機などは岩国に移転した。なのに、厚木基地でまたしても離着陸訓練がなされた。半月ほど前の記事。
神奈川県の厚木基地で1日から空母艦載機の着陸訓練が行われると、米軍側から県に通告がありました。これを受け、県などは騒音問題を踏まえ、厚木基地に訓練の中止を要請しました。
神奈川県などによりますと、1日から6日までの日中、台風の影響によって海上での訓練ができないことを受け、厚木基地を使って着陸訓練を行うと、防衛省を通して米軍から通告があったということです。
厚木基地で着陸訓練が行われるのは5年ぶりのことで、県などは訓練に伴う騒音の問題などを踏まえて、1日午後に厚木基地などの訓練を中止し、硫黄島で行うよう要請しました。厚木基地のある綾瀬市は「基地周辺住民にさらに耐え難い苦痛を与えるもので、断じて容認できません」としています。
( → 5年ぶり厚木基地での着陸訓練を通告 県は中止要請 )
厚木基地の騒音問題については、前にも述べた。
「都会の近郊部に基地を置くのは馬鹿げているので、岩国に移転するべきだ。実際、そうなるので、今後は改善するだろう。残った基地は民間で使えばいい」
というような趣旨。
→ 厚木基地の騒音問題は?: Open ブログ
→ 厚木から岩国へ米軍移転
そして、実際に岩国に移転したのだが、その後も厚木基地を使っているそうだ。台風のせいで岩国が使えないから、というような理由。(上の記事)
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私の意見を言えば、こうだ。
「台風のときぐらいは、訓練を休め」
このくらいは、政府が米軍に要求するべきだ。飛行機はどうせ一定時間ごとに、分解したりして整備する必要がある。その整備を、(期間の前だが)台風の最中にやればいいのだ。どっちみち、いつかはやらなくてはならないのだから。ちょっと時期をずらすぐらいで済む。
なお、政府としては、「要求が聞き入れられなければ、思いやり予算の減額するぞ」と通告すればいい。それで片付くだろう。
なぜか? どうせ米軍にとって何よりも大切なのは、日本から金をせしめることだ。トランプ大統領も、そのことばかり考えていた。
( ※ 実際には、日本があまりにも巨額の金を米国に献上していると知って、ぶったまげたらしい。自説を撤回したようだ。)
[ 付記 ]
厚木基地の民間利用については、話が進んでいないようだ。飛行機がいなくなっても、米軍がそのまま使い続けるつもりなのだろうか? 呆れる。自民党にしみついた奴隷根性のせいかな。
【 関連動画 】
県の要請にもかかわらず、それを無視して、訓練は実行された。
(動画公開:2017/09/07 )