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北朝鮮へ限定的な軍事攻撃をするとしたら、どうするべきか?
「核兵器やミサイルを攻撃する」
というのが普通の案だ。しかしこれは、
「敵の反撃を招く」
という欠点がある。ソウルに長距離砲の弾丸が降りかかりそうだし、日本にもミサイルが飛んでくるかもしれない。すると、米軍の報復を招いて、全面戦争に発展しかねない。
そのせいで、「限定攻撃はまずい」という判断がなされているようだ。
しかし、そうなると、他の手段もないので、何も対策が取れなくなる。(もともと軍事的な手段以外にはないからだ。)前項で述べたとおり。
→ 北朝鮮にどう対応するべきか?
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そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。
「限定攻撃の目標として、軍事的な基地でなく、経済的な施設を狙う。特に、石油施設を狙う」
特に具体的に言うなら、石油のパイプラインだ。
→ 画像:pipeline
→ 画像:石油のパイプライン
パイプラインを破壊することで、北朝鮮の石油輸入を阻止する。
その意味は、こうだ。
「中国が石油禁輸に同調しないので、やむをえずパイプラインを破壊することにした。これは軍事的な攻撃ではなく、経済封鎖の一種であるにすぎない。この破壊行為を実施するのは、あくまで中国が石油禁輸に同調しないからである。その代替として、この破壊行為をなすだけだ。すべての責任は中国にある。
なお、仮に中国が石油禁輸を実行するならば、この破壊行為を実施しない」
こう述べて、期日を設定する。(1カ月後)。その期日までに中国が石油禁輸を実施しなければ、パイプラインを破壊する。
なお、パイプラインは剥き出しだから、破壊は容易だ。無人攻撃機(リーパーやプレデター)で容易に破壊できる。
( ※ もし修理したら、再び破壊する。何度も破壊する。)
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このことの効果は、何か? 軍事的な破壊ではなく、経済的な封鎖だ。
ただし、名目はそうだが、実際には、「中国の石油禁輸が実施される」というふうになるだろう。中国は「パイプラインを破壊されるくらいなら、やむを得ない」と思って、渋々ながら、石油禁輸を実施するだろう。
それが最終的な効果となる。
つまり、この方法は、「限定的な軍事攻撃」を表に出しながらも、実質的には「中国に石油禁輸を実施させる」という効果をもたらすわけだ。
( ※ パイプラインのほかに、石油貯蔵施設や、発電所なども、攻撃目標となり得る。それらは、攻撃目標を拡大した場合には、考慮していいだろう。ただし、北朝鮮の民間作業員に人的損害が出るので、倫理的には好ましくない。その意味では、パイプラインが最適だ。)
[ 付記1 ]
パイプラインへの破壊ならば、人的損失は出ない。
だから、北朝鮮からの反撃があるとしても、大規模にはならないだろう。(人的な損失は出ないような、軽度の攻撃だけだろう。)
仮に、人的な損失が出るような大攻撃(長距離砲による都市攻撃)がなされたら、その場合は、米軍が爆撃機で徹底的に反撃すればいい。(報復として。)
パイプラインへの攻撃は、軍事的な攻撃ではなく示威的な攻撃である、という旨を、あらかじめ告知しておくといいだろう。
[ 付記2 ]
北朝鮮への報復として、北朝鮮の各地への爆撃があることを、あらかじめ見せつけておいてもいい。そのためには、次のようにする。
「ステルス爆撃機で北朝鮮の領域内(首都)に入り込み、物質を投下する」
ここで、投下する物質は、爆弾ではなく、援助物資とするといい。たとえば、韓国製の医薬品だ。物質をプレゼントしながら、軍事的な侵攻能力を見せつける。……つまり、イヤミだ。(イヤミなアイデアを思い浮かべるのなら、私が大得意だ。 (^^); )
※ ステルス爆撃機は、B2 を使うのはもったいないので、
F-35 で十分だろう。F-22 でもいい。
※ もちろん、無人攻撃機だけでもいいが、爆撃機の
方が、威嚇や脅迫の効果はずっと大きい。
[ 付記3 ]
発電所の破壊は、(当面はやらないが)、将来的には必要となる。
パイプラインの破壊だけでは、石油の全面禁輸にはならない。ロシアの石油パイプラインもあるし、また、中国国境を越える密輸もある。
→ 北朝鮮制裁、太い「抜け道」:朝日新聞 2017-09-06
石油の禁輸は民生への影響は大きいが、いくらかは石油があるので、それを使って核開発に利用することができる。核開発の阻止ができない。
この点、発電所の破壊は、核開発の阻止に有効だ。ウランの濃縮には大電力を必要とするし、さまざまな開発にも電力を必要とする。だから、電力の供給を断つことが有効だ。
ついでに、核施設の周辺の橋やトンネルや電車基地を破壊することも有効だろう。
それよりも、パイプライン爆破でも、中露も協力してでも、もし石油禁輸包囲網完成したら北朝鮮の暴発が心配です。75年前日本は石油禁輸されて真珠湾への先制攻撃で対米開戦に踏み切りました。石油禁輸され(さらに限定的でも攻撃あれば)どうせ潰されるならば道連れにと実弾ミサイル飛ばしそう。日本上空核爆発EMパルスで日本全国停電原発暴走、なんて最悪の悪夢でしょうが、大気圏再突入技術いらないし、今すぐ出来ちゃうんでしょうか?「北朝鮮の頭のイカレ具合」からしてありえそうなのが怖いです。暴発する前にどっかで折れてくれる理性が残っているのでしょうか?
対話も圧力も限定的攻撃もダメなら、もう北に完全降伏か、もしくは米軍による奇襲攻撃で平壌もミサイル基地も南北境界線沿いの長距離砲も一気に叩くしか道がないのか?その時の人的被害(日韓米国民はもちろん、北朝鮮の人民や拉致被害者を含む)を思うと戦慄します。
援助物資投下(医療品?食料?チョコレート?宣伝ビラ?)で中から倒してくれ、ってのは(時間切れが迫っているので)実効性即効性はともかく、アイディアとしては面白いです。
その分は考慮済み。ロシアの分は残るので、石油の全面禁輸ではなく、7割減ぐらいではないかな。ロシアの分のパイプライン破壊は、次回分に残しておく。
> 日本上空核爆発
この能力を得たあとでは、時間切れです。日本は全面降伏するしかない。日本は北朝鮮の奴隷となるしかない。場合によっては全員虐殺されても仕方ない。
> 対話も圧力も限定的攻撃もダメなら、もう北に完全降伏
対話も圧力もダメなら、限定攻撃があります。
限定攻撃でダメなら、全面攻撃という手も残っています。
> 援助物資投下(医療品?食料?チョコレート?宣伝ビラ?)で中から倒してくれ
そうじゃないです。援助物資投下は、ただの名目。実質は、「侵略能力の示威活動」です。首領のメンツをつぶすのが目的。できるだけ、大々的に、目立つようにやる。
場合によっては、北朝鮮のピラミッドみたいな超高層 廃墟ビルを破壊する。
タイムスタンプは 下記 ↓
> この能力を得たあとでは、時間切れです。日本は全面降伏するしかない。
これは今すでに出来るのではないですか?大気圏再突入技術も要らないし、北はすでにこれやるぞと言ってるし。また実験だよ〜と太平洋に落とす軌道でミサイル撃って日本上空で核爆発、でお終いです。だから今すでに時間切れ?
> 対話も圧力もダメなら、限定攻撃があります。
> 限定攻撃でダメなら、全面攻撃という手も残っています。
だから圧力成功で石油枯渇、もしくは部分攻撃、などという中途半端では、折れる前に暴発があって、かえって危険なのでは?という危惧です。だから最初から奇襲先制全面攻撃しかないのかな、と。
> そうじゃないです。援助物資投下は、ただの名目。実質は、「侵略能力の示威活動」です。首領のメンツをつぶすのが目的。できるだけ、大々的に、目立つようにやる。場合によっては、北朝鮮のピラミッドみたいな超高層 廃墟ビルを破壊する。
面白いけど、上記のように暴発を危惧します。メンツ潰された狂人独裁者が一体どうするのか。暴発せずに素直に負けを認められるか。その辺お心理分析をぜひお願いします。
北朝鮮人民が大量に韓国に出国する、みたいなことは出来ないものですかね。
そうなれば北朝鮮は体制崩壊せざるを得ないとは思うのですが
韓国との国境地帯は、距離がいっぱいあって、そこを渡ろうとすると、射殺されます。
中国との国境地帯を越える人はけっこういますが、いろいろ問題があることは報道通り。何より、中国がいやがる。中国から韓国に追い出すが、それも成功とは言いがたい。
北朝鮮が欲しがっているのは、相手の核攻撃を受けたときの報復能力ではなくて、自分が核の先制攻撃する能力です。
仮に核シェアリングするとしたら、中国・ロシアの許可なく、北朝鮮が勝手に核ミサイルで先制攻撃する能力をほしがります。さもないと、北にとって無意味。
米の敵視政策によって生存権が脅かされている、自衛のための核による抑止力、と言ってますけどね。なので取り敢えず体制保持保証、経済制裁解除されれば「北にとって無意味」とは思えません。まあ「先制攻撃されたくなくば米軍は朝鮮半島から出て行け」と最終的には脅しに使いたいのが本音?とは思います。でもだからこそ、北の核をある程度コントロール(暴発防止や核拡散防止)する仕組みを考えなくてはいけないのでは?その前に圧力に屈して北が白旗上げるか、米軍事攻撃で体制潰しちゃうなら別ですが、、、まあ韓はともかく日本は米と核シェアリングする準備もできてませんが。
「先制攻撃されたくなくば全面降伏せよ」です。
これに対して、日米は白旗を揚げるしかない。さもなくば、双方が滅びる。
→ http://openblog.seesaa.net/article/435849770.html
とりあえずは、日本の過疎地のどこかに核ミサイルが一発落ちることぐらいは、覚悟するべき。そのあとは、報復してともに滅びるか、全面降伏するか、という選択肢しかない。