2017年06月23日

◆ 厚木から岩国へ米軍移転

 岩国の米軍基地が拡充するのにともなって、厚木基地の戦力が岩国に移転することになった。

 ──

 まずは記事を示そう。
 《 岩国の米軍、極東最大級に 艦載機部隊移駐 》
 米軍岩国基地のある山口県岩国市長が23日、米空母艦載機部隊の受け入れを正式表明する。日米が北朝鮮、中国シフトを強める中、沖縄・嘉手納基地と並ぶ極東最大級の拠点が生まれる。
 今年1月には米本土以外で初めて、最新鋭ステルス戦闘機F35B が配備された。艦載機も移駐すれば、岩国基地には約130機が所属することになる。沖縄・嘉手納基地と肩を並べ、米軍の前方展開を支える極東最大級の航空基地になる。

 ただ関係自治体の負担軽減への道筋は不透明で、……(略)……空母の母港は横須賀港のままで、
 米軍は移駐後の艦載機や基地の運用を明らかにしていない。 地元・神奈川県綾瀬市の古塩政由市長は「空母が横須賀を母港とする限り、少しは使われるだろう」と見る。
( → 朝日新聞 2017-06-23

 米軍基地の拡充にともなって、岩国が充実して、厚木が縮小する。……これ自体は、当然のことであって、別に議論するには値しない。
 ただ、「移駐後の艦載機や基地の運用を明らかにしていない」とのことなので、今後の厚木基地のあり方が話題となる。
 



 ──

 さて。関連する話がある。「厚木基地の移転」という話題だ。これについては、本サイトで前に言及した。
  → 厚木基地の騒音問題は?

 その趣旨は、次の通り。
  ・ 厚木では騒音問題が話題となっている。
  ・ しかし沖縄と同様に、基地が先で、人が後から来た。
  ・ 後から来た人々が基地を追い出すというのも変だ。
  ・ 一方で、基地の騒音は、人が住む環境ではない。
  ・ ただし軍用機の騒音はひどいが、民間機の騒音はひどくない。
  ・ 結論。米軍基地だけ移転すればいい。民間機は残す。
  ・ つまり、「厚木国際空港」という形に変える。
  ・ 今後の厚木基地利用の仕方を、本項で示した。
  ・ なお、住民の一部は、近隣の空地に移転してもらう。


 上記が、以前の方針だ。その骨子は、次の二点だ。
  (a) 厚木基地の軍用機は、他の基地に移転してもらう。
  (b) 厚木基地の民間機は、そのまま現在地で拡充利用する。
   (「厚木国際空港」という形)


 このうち、(a)については、今回の記事で部分的に実現しつつある。あとはそのまま、軍用機をすべて撤去してしまえばいい。そのあとで、民間機だけで利用すればいい。

 というわけで、今回の報道内容(岩国への移転)は、本サイトが前に述べたことの半分(a)が実現しつつあることを意味する。あとは、残りの半分(b)が話題となるだろう。



 [ 付記 ]
 軍用機だけが移転するべきであるのは、軍用機だけが特別にひどい騒音を出すからだ。
  → 前出項目 の [ 付記3 ]

 一部抜粋。
Q 戦闘機が離陸するとき、普通の飛行機より音が激しいでしょうか? 戦闘機は爆音でした。

A 旅客機に比較すると遥かにうるさいです。
排気ジェットの騒音は流速の八乗に比例します。……その為に非常に騒音が大きくなっています。

 これに比べれば、民間機の騒音なんて、全然たいしたことはない。直下を離れれば、防音工事で何とかなる。
( ※ そもそも騒音がわかっていて、あえてここに引っ越してきた人ばかりだ。もともとここに住んでいた人はほとんどいない。)
posted by 管理人 at 23:15| Comment(1) |  戦争・軍備 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
( ※ そもそも騒音がわかっていて、あえてここに引っ越してきた人ばかりだ。もともとここに住んでいた人はほとんどいない。)というのは、沖縄でも同じでしたね。
Posted by 北海道の人 at 2017年06月25日 11:57
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