2017年06月05日

◆ F35 の国内生産

 ステルス戦闘機 F35 の国内生産が始まった。

 ──

 記事を引用しよう。
 航空自衛隊に配備される最新鋭ステルス戦闘機F35のうち、国内企業が製造に参加した初めての機体が完成し、5日、三菱重工業の小牧南工場(愛知県豊山町)で公開された。
( → F35「国内製造機」公開 空自に29年度末から配備 - 産経

 防衛省によると、12年度から予算計上が始まり、最初に契約された4機については米国で組み立てられた。戦闘機の製造に国内企業を参画させる狙いから、残りの38機については小牧南工場で機体の最終組み立てや検査が実施される。
 この日、公開されたのは、13年度予算で契約され、小牧南工場で組み立てられていた機体で「国内生産初号機」となる。
( → F35A、国内生産初号機を公開 空自配備の戦闘機:朝日新聞

日本企業では三菱重工業が最終組み立て、他の2社がエンジンの組み立てやレーダーの部品の製造などを担う。ただ、最終組み立ては米ロッキード・マーチン社などから提供された部品の溶接や塗装だけで「プラモデルを作るようなもの」(防衛省幹部)とされる。
 レーダーなどの部品製造も全体のごく一部に限られる。これでは空自のF15やF4のようにライセンス料を支払い、部品の大半を製造する「ライセンス国産」とは異なり、技術基盤の向上にはつながりにくい。
( → F35国内生産

 部品の溶接や塗装だけで「プラモデルを作るようなもの」……とのことだ。ひどいものだ。
 こんなことなら、ユーロファイターのライセンス生産にしておけば、どれほど良かったことか。
 防衛装備庁は国産初のステルス戦闘機「先進技術実証機」(通称・心神、正式名称・X2)を開発、機能を検証している。蓄積された技術を活用し、新たな戦闘機の国産に踏み出すかについて30年度までに判断する方針だ。
( → F35国内生産初号機公開、技術基盤の向上が課題 - 産経

 ユーロファイターのライセンス生産にしておけば、高度な技術がタダで手に入った。なのに、自主開発するとしたら、どれほどの無駄が発生することやら。
 三菱重工は、MRJ の開発さえ、大失敗している。そんな会社が、ステルス戦闘機を作ろうというのだから、笑止千万というしかない。
 できたものは、どうせ、オモチャみたいなものだろう。そんなものを開発するのに大金を投入しようというのだから、呆れるしかない。血税の無駄遣い。



 [ 付記 ]
 新新を自主開発するとしたら、F2 をステルス化したぐらいだろう。あと、最新の電子技術も使えそうだ。(レーダーなど。)
 一方、エンジンや機体などでは、F2 と同じく F16 をベースにするしかあるまい。ずっと新しいユーロファイターと比べると、雲泥の差だろう。
 せめて、ユーロファイターのライセンス生産をしたあとで、ステルス機の開発をすれば良かったのに。はあ。(溜息)
 







 ネトウヨは勝手に「すごい」と喜んでいるようだ。
 第二次大戦前に、当時の日本軍を「すごい」と喜ぶようなものか。自惚れと妄想。そして、その結果は、何だっけ? 
 


 [ 付記1 ]
 ノックダウン方式だと、コストはあまり上がらないように見えるが、実は、ほぼ倍増になるそうだ。
 問題なのは、完成品を輸入するよりもノックダウン方式のほうが、ずっと高くつくということだ。12年度に4機の完成機を購入した時の機体単価は96億円。ところが、16年度は6機分を調達するが、機体単価は181億円にまでつり上がる。
 生産ラインの整備など、防衛省から3社に支払われる設備投資費は約1480億円に及ぶ。
( → バカ高い日本のF35 裏に国内の軍事メーカー保護 〈週刊朝日〉


 [ 付記2 ]
 ライセンス生産については、「将来的には可能」という報道もある。今は無理でも将来的にはできる、ということらしい。
 ただし、ライセンス生産の比率は 100%ではなく、半分にも満たないらしい。また、コストも大幅に上昇するようだ。詳しくは、下記の情報。
  → 全体の4割を国内でライセンス生産が出来るようになりました(知恵袋)
  → ライセンス生産:日本側の参画割合は約4割になる(日経)

 記事は 2011年のものなので、真偽はおぼつかない。現実にはどうかというと、かなり無理っぽいらしい。
  → 色々と英語ソースを探して見ましたが……見つかりませんでした。

posted by 管理人 at 23:55| Comment(2) |  戦争・軍備 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に [ 付記1 ] [ 付記2 ] を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2017年06月06日 06:47
F3の開発より、F3の作戦の要である無人戦闘機の開発を先にしてほしいですわ。
そうすればF2は後ろでミサイル撃つだけだからステルスでなくて良い。無人機は多数で飛行させるので飽和攻撃となり、ミサイルでロックし切れないだろう。(味方同士で無人機へのターゲットにダブりが生じるせい)
Posted by かーくん at 2017年06月06日 06:53
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