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発明協会の表彰で朝日賞を受賞した技術がある。モーターの振動・騒音を激減させる技術。
朝日新聞社賞
回転軸のずれ(偏心)をほぼゼロにして効率を3%上げ、振動や騒音は約 10分の1に抑える技術を開発した。
加工の精密化では解消できない部品固有のわずかな偏心を電流を流して計測する理論を発見。このずれをあえて見かけ上の中心から逆方向にずらして補正する。
( → 全国発明表彰、受賞者決まる:朝日新聞 2017-05-25 )
これはうまい方法だ。いわゆるアクティブ補正である。特に「電気的に検知する」というのがキモだ。
この技術は、モーターの振動・騒音を激減させる技術だが、これを自動車のエンジンにも適用できるだろう。
・ エンジンの偏心を電気的に検知する
・ 逆方向に補正する(アクティブ補正)
補正するために新機構がかかるので、かなりコストアップになるが、高級車ならば採用可能だろう。
現状では、部品の重量のバラツキを極限まで減らすことで対処しているが、その方法には限界がある。さらにいっそう振動・騒音を減らそうとすれば、今回の方法が有効だろう。
現状では、(高級車では)やたらと大量の防音材を搭載しているが、それらの防音材を激減させることができるので、かなりのコストダウンが見込める。(ボディの縮小を含む。) このコストダウンで、新機構のコストアップの分を、いくらか相殺できそうだ。
特に有効に思えるのは、日産の 可変圧縮比エンジン だ。これは、機構的に(クランクシャフトに)可変機構があるので、振動・騒音が大きくなりそうだ。それを相殺するために、本項の方法が役立ちそうだ。
( ※ もともとすごくコストアップしそうなので、多少の追加コストは気になるまい。このエンジンは、コストが最重要とはならない。)
【 関連動画 】

振動検知はともかく、レシプロエンジンの振動を”相殺”するほどのカウンターマスを『アクティブ』に『振動を相殺可能なレスポンスで』加振するの??
『アクティブ』といった時点で現行のバランサーシャフト系の技術を指しているんじゃなさそうだし・・
それは無理でしょ。重心を少しずらすぐらいしかできない。
ただし、よく考えると、具体的な実用化はちょっと無理かもね。何かうまい案でもあれば別だが。
本項は具体策ではなくて、何か原理ができるかも、という可能性ぐらいの話。具体案は なし。
振動の発生源がたくさんあるので、ちょっと無理っぽい。やるとしたら、スピーカーをたくさん設置する必要がありそうだ。
これがマンションの部屋だったら、ガラス1枚にスピーカー(というより振動装置)を1個ずつ付ければいいのだが。
自動車の場合は、ボディは複雑な形状をしており、1枚板のガラスとは違う。
ガラス窓や壁に貼るノイズキャンセラ−
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耳栓タイプ
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