2017年05月12日

◆ 築地市場からベンゼン検出

 築地市場で、土壌中の気体からベンゼンが検出された。

 ──

 「豊洲の土壌は汚染されているから、豊洲への移転は駄目だ」と騒いでいたら、足元の築地市場でも同様だった、と判明した。
 《 築地市場、土壌中の気体からベンゼン 》
 築地市場で2〜5日に実施した土壌調査の結果、土壌に含まれる気体からベンゼンが検出された。
 調査は市場敷地内の111カ所で実施し、ベンゼンやヒ素、水銀、鉛など23種類の有害物質の濃度を分析している。うち1カ所で、測定の限界値を上回るベンゼンが検出された。築地は豊洲と同様に地面がコンクリートやアスファルトで覆われているため、人の健康や生鮮食品への影響はないとみられる。

( → 日本経済新聞 2017-05-12

 築地も豊洲も同様なのだから、ことさら豊洲だけを見て大騒ぎする必要はなかったわけだ。
 はてなブックマークでも、「この半年の大騒ぎはただの無駄だった」という趣旨の声が圧倒的だ。
wideangle  結局、豊洲の維持費をドブに捨てさらに築地ブランドをドブに捨てただけでしたね。
 
djwdjw  いつまでやってんだよ。どうでもいいわ。はよ移転しろ。
 
prisoneronthewater  "築地市場は豊洲市場と同様に地面がコンクリートやアスファルトで覆われているため、人の健康や生鮮食品への影響はないとみられる。"/はよ移転しろや。

tsutomu-switch  こんなのやれば出るのは分かってたことだよね。分かってたことに目をつぶり、前任者否定で人気取りに走った小池知事の責任は重いよ。

stand_up1973  慎太郎は偏屈右翼だったし、舛添は公費でドライブとかしていたけど、小池はただの無能でしたね
( → はてなブックマーク

 「さっさと移転するべきだった」という声が圧倒的だが、実を言うと、以前は「移転は慎重にすべき」という声が世間の半分ぐらいを占めていた。いろいろと汚染が報道されるたびに、移転反対派の声が強まった。
 したがって、上記に見られるような小池批判の声は、半分ぐらいが「掌返し」になっている。「半年前は小池支持で、今では小池批判」というわけだ。

 で、私は? もちろん、最初から一貫している。「無駄な騒ぎはするな」と。
 で、結果は? 実は、その情報が上がってきても上がってこなくても、結果にはたいして影響がなかった。特に、土壌汚染に関してはまったく影響がなかった。単に「地下にスペースができました」とか「ゆるゆる地盤にしないですみました」という程度のことにすぎなかった。
 ところが、都知事がこれを見て、「盛り土がないのは、安全性が落ちる! 土壌汚染を遮蔽できない!」と思い込んだ。実際とは違うのに。勘違いして思い込んだ。
 
 結局、都知事が勝手に勘違いして、大騒ぎしていただけだ。大山鳴動、ネズミ一匹。というか、空騒ぎ。
( → 豊洲市場の盛り土の問題

 これは本サイトに掲載された最初の記事。ここですでに、「空騒ぎだ」と指摘されている。(2016年09月11日)
 本サイトでは半年前の時点で、すでに物事を正しく見抜いていたわけだ。



 [ 付記 ]
 一方、上記記事の、はてなブックマークはこれ。
  → はてなブックマーク - 豊洲市場の盛り土の問題
 これを見ると、上記記事にある私の見解に対して、批判的な声がかなり見られる。つまり、世間の多くは、小池支持だった。
 今になって小池批判をする人は、昔の自分の意見を読み返すといいんだよね。







posted by 管理人 at 06:57| Comment(9) |  東京五輪・豊洲 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
豊洲に移転しないのはもちろん
築地からも撤退した方がいいんじゃないだろか
埋立地上の市場はあと大田と葛西があるが
この辺も検査が必要
Posted by at 2017年05月12日 18:54
 文中にあるように、

> 築地は豊洲と同様に地面がコンクリートやアスファルトで覆われているため、人の健康や生鮮食品への影響はないとみられる。

 ということなのだから、余計な心配は不要。
 たとえベンゼンの漏れがあったとしても、稀薄なベンゼンなんか、煙草の副流煙に比べれば、1万分の1ぐらいの危険性しかない。
 煙草の規制でもした方がずっとマシだ。
 あと、ディーゼル微粒子。

 どうでもいいことばかりに目を奪われて、現実的な危険性の方をすっかり見失っている。何やっているんだか。
Posted by 管理人 at 2017年05月12日 19:23
> 築地は豊洲と同様に地面がコンクリートやアスファルトで覆われているため、人の健康や生鮮食品への影響はないとみられる。

それならなぜ検査する必要があったのか?という話になるわけです。隔壁が適切なら問題はないはずですから。

平時はともかく、なんらかの非常時の安全性に対する不信感が解消されていない、ということなんでしょう。これが”不安”の根本なのかも。

実際、絶対安全と過信して核燃料が隔壁をスルーした事故例もありますし。不安はおいそれと払拭されないような気がします。
Posted by 作業員 at 2017年05月12日 22:52
> なぜ検査する必要があったのか?

 必要なんかないです。
 すべては小池都知事のパフォーマンス。おかげで支持率大幅アップで、都議会の過半数を狙う。
 愚民を不安にさらして煽動すると政権を取れるのは、ヒトラーが見本を示した。それと同様。
 「だまされるな」と私が言っても、聞く人は少ない。
Posted by 管理人 at 2017年05月12日 23:06
検査結果の適否はともかく、豊洲の第一回地下水検査は2014.11に採水開始となっています。検査の決定は更にその前だったはず。小池氏の都知事就任は2016.8です。
Posted by 作業員 at 2017年05月12日 23:49
 検査することは問題ない。
 結果に一喜一憂して、大騒ぎすることが問題。
 私だって、検査結果を否定しているわけじゃない。「そんなことで騒ぐな」と言っているだけ。

 なお、私は「移転せよ」という全面賛成論ではない。「移転には反対だが、反対するべき時期は数年前だった。今さら反対するのは手遅れだ」という消極的賛成論だ。

>  そもそも、私は豊洲市場の賛成派ではない。豊洲市場には大反対してきた。人々は今ごろになって大反対しているが、もう手遅れなんだよ。どうせなら、今でなく、ずっと前に大反対するべきだった。私のように。

  → http://openblog.seesaa.net/article/441874828.html
Posted by 管理人 at 2017年05月13日 00:01
>結果に一喜一憂して、大騒ぎすることが問題。

騒ぎになるまで扇動すること仕事にしている連中がいる限り騒ぎは避け得ません。想定外の結果に対してその位置づけ、本質か否かを評価しないまま騒ぎになって身動きとれなくなるのはよくあることです。諫早湾の潮受け堤防排水門の開門の是非も一例です。

まぁ、地下水検査は元々豊洲移転推進を後押しすることが目的だったんじゃないかと。築地の危険性は既知ですから、それと対比させて安全性をアピール、移転反対派を抑え込むつもりだったのでは、と憶測します。小池氏就任前の話です。ところが想定外の数値がでて思惑が外れてしまった、で、やむを得ず隔壁があるから健康には問題無しと声高に主張せざるを得なくなった、というのが実の処ではないでしょうか。
検査の目的は環境や衛生、健康を考慮してのものではなく移転推進へと誘導するツールの一つだったということです。
Posted by 作業員 at 2017年05月13日 01:16
奥多摩町の観測井戸からもカドミウム、シアン、鉛、六価クロム、砒素、水銀やベンゼンが検出されている
築地や豊洲の地下水から検出されないほうがおかしい

東京の地下水質調査結果
https://www.kankyo.metro.tokyo.jp/water/groundwater/investigation.html
Posted by 田舎者 at 2017年05月13日 09:47
>築地は豊洲と同様に地面がコンクリートやアスファルトで覆われているため、人の健康や生鮮食品への影響はないとみられる。

豊洲には地下水の基準が決められているけど築地にはそれが無い。
だから豊洲だけが問題になる。
のではないでしょうか。

まずは豊洲の地下水の基準を撤回することが必要だと思います。
守れなかったから撤回、というのはゴールポストを動かすのと同じですが(笑)
Posted by 横断中 at 2017年05月13日 18:25
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