2017年05月03日

◆ 子宮頸がんワクチン被害の原因

 子宮頸がんワクチン被害の原因を、仮説として示そう。それは「血液脳関門の機能不全」だ。

 ──

  ※ 本項は前出項目の続編である。


 子宮頸がんワクチン被害の機序については、前出項目で述べた。
  → 自己免疫と子宮頸がんワクチン(機序)

 要点を抜粋すると、下記の通り。
 要するに、子宮頸がんワクチンは、普通のワクチンとはまったく違う。
 普通のワクチンは、免疫力を強化するものであって、あくまで異物が入ったときだけ自己の免疫力を高めるものだ。
 子宮頸がんワクチンは、免疫力を一時的に強化するというよりは、免疫力を常時発動させる。常時薬剤を飲み続けているようなもので、常時効果がある。仮に自己免疫が起これば、その自己免疫は常時働くので、常に自己を破壊し続ける。時間がたてば立つほど、自己はどんどん破壊されていく。
 しかも、この機能が特別に強い。「自然感染の10倍以上効果を持続する強力なもの」というほど強い。さらに、アジュバントに含まれる水酸化アルミニウムは、「マウスの脳内運動ニューロンを死滅させる」効果がある。

 ここで、疑問が生じる。
 「水酸化アルミニウムが、マウスの脳内運動ニューロンを死滅させるとしても、本来なら、脳の血液脳関門で阻止されるはずだ。なぜ阻止されないのか?」


 このことから、逆に言えば、次の仮説が生じる。
 「脳の血液脳関門が機能不全であるという特別な人に限って、子宮頸がんワクチン被害という問題が生じる」


 ──

 この仮説の妥当性をめぐって、少し調べてみた。
 すると、次のことがわかった。
 「脳の血液脳関門が機能不全であるという障害を持つ人は、たしかに存在する。そのような症状は、病気のひとつとして存在する」

 
 このことは、Wikipedia から知見を得た。一部を抜粋しよう。
 血液脳関門(けつえきのうかんもん、BBB)とは、血液と脳(そして脊髄を含む中枢神経系)の組織液との間の物質交換を制限する機構である。これは実質的に「血液と脳脊髄液との間の物質交換を制限する機構」=血液脳髄液関門 (blood-CSF barrier, BCSFB) でもあることになる。

BBB破綻のメカニズム
 BBB破綻のメカニズムには2つ知られている。1つは単核球のバリアを超えた神経実質内への侵入、もうひとつはBBBを構成する内皮細胞間のタイトジャンクションの破壊・機能不全を介した液性因子の神経実質内の流入である。

 これと「自己免疫」とを結びつけた研究も見つかる。
  → BBB 自己免疫 - Google 検索

 一例として、次の二つがある。
 《 神経難病が起こる仕組みを解明〜多発性硬化症の新しい治療法に道 》
  免疫系は病原菌やウイルスなどの異物を認識し排除するシステムですが、時には私たちの身体の一部を異物と誤認してしまい、自己組織を攻撃し炎症を引き起こすことがあります。多発性硬化症は、脳や脊髄といった中枢神経系注1)が免疫系によって攻撃を受ける自己免疫疾患であり、視力障害や運動麻痺などの神経症状が起きます。患者数が全世界で約250万人に及ぶ難病の神経疾患で、いまだ根治療法が存在しません。
 健常状態では、中枢神経組織内に血液中の有害物質が侵入できないように、血液脳関門注2)と呼ばれる特殊なバリア機構が存在するため、免疫細胞は簡単に侵入できません。しかし、多発性硬化症では、たくさんの炎症性細胞注3)が中枢神経組織に侵入し集積してしまいます。多発性硬化症で、炎症性細胞が血液脳関門を通り抜けて中枢神経組織に集まる理由は、これまでよく分かっていませんでした。

 多発性硬化症では多数の免疫細胞が血液脳関門を通り抜けて、中枢神経系に集積する(左図)。それは、病原性T細胞が発現するRANKLというサイトカインの仕業だった。病原性T細胞が発現するRANKLは、アストロサイト上のRANK受容体に作用する(右図の上)。その結果、ケモカインがアストロサイトから放出され、多くの免疫細胞が中枢神経組織に呼び寄せられてしまい、炎症が引き起こされる(右図の下)。
( → 共同発表:東京大学、JST

 《 阪大など、病原性免疫細胞が中枢神経系へ侵入する仕組みを分子レベルで解明 》
 大阪大学(阪大)と科学技術振興機構(JST)は2月3日、末梢神経系が活性化することで、脳や脊髄などの中枢神経系を守るための関所である「血液脳関門」にゲートが作られ、そこを通過した病原性のある免疫細胞が中枢神経系に侵入し、自己免疫疾患を発症してしまうことを分子レベルで明らかにしたと共同で発表した。

 研究グループは、第5腰椎の背側の血管内皮細胞が血液細胞の中枢神経系へのゲートであり、そして重力刺激を起点とした感覚神経および交感神経の活性化による血管内皮細胞のIL-6アンプ誘導性のケモカインの大量発現がゲートの形成に関与していることを世界で初めて明らかにしたというわけである。つまり、免疫細胞が血管から中枢神経系の血液脳関門へ通るためのゲートが、神経刺激によって形成されることが明らかとなったわけだ。

 このことは、慢性甲状腺炎や多発性硬化症、関節リウマチ、全身性エリテマトーデスといった多くの「臓器特異的自己免疫疾患」(自己免疫疾患の中で、特定の臓器だけが影響を受ける疾患のこと)や慢性炎症性疾患の発症機構も、特定の神経の活性化による特定の血管におけるゲートの形成によって説明できる可能性を示唆し、その神経の活性化を制御することにより、新たな治療法の開発に結びつくことが期待されるとしている。
( → マイナビニュース

 以上のような研究成果を踏まえると、子宮頸がんワクチン被害の機序も明らかになるだろうし、(ある程度の)治療法にもメドが付くかもしれない。壊れたものは元に戻らないとしても、いっそうの悪化を防ぐことはできるかもしれない。
( ※ 患者が若ければ、壊れたものを補償するような働きが生じて、症状の改善も見られるかもしれない。)
 


 【 関連サイト 】

 動画がある。









 【 関連項目 】
 上記サイトのような動画を見ても、「心因性だよ」とあっさり片付ける人もいる。
  → 副反応は心因性?(子宮頸がんワクチン)

posted by 管理人 at 09:24| Comment(0) | 医学・薬学 | 更新情報をチェックする
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