2017年04月11日

◆ 喫煙所に自販機を置こう

 禁煙・分煙を推進するためには、喫煙所に自販機を置くといいだろう。(自販機を置くことで喫煙所を設置しよう。)

 ──

 上の話を読んだだけでは何のことだかわからないだろう。とりあえずは、話の筋道を箇条書きで示そう。
 まずは現状の流れを示す。
  1. 受動喫煙が問題視されている。
  2. 禁煙・分煙を推進しようという声が上がっている。
  3. 欧米では「屋内禁煙」が主流だ。
  4. これをもって日本でも「屋内禁煙」が提唱される。
  5. それに対しては零細業者から反対の声がある。
  6. 自民党は零細業者の声を受けて「屋内禁煙」に及び腰。
  7. 一方で「欧米では路上喫煙が野放しで煙だらけ」という声も。
  8. ゆえに「屋内禁煙」だけという欧米流では不十分。
  9. 日本では路上喫煙が少し規制されているので欧米よりはマシ。

 ここまでが現状だ。
 このあとで、私としては、次のように提案する。
  ・ 道路から入れる位置に喫煙所を設置するべきだ。
  ・ 喫煙所では排煙装置を付けて、室内の煙を煙突に逃がす。
  ・ 喫煙所には、煙草の自販機を設置する。
  ・ 自販機の売上げで、喫煙所の設置費用の一部をまかなう。


 自販機の売上げで、喫煙所の設置費用の全体をまかなえるか? ……と言われたら、それはまず無理だろう。
 とはいえ、どっちみち、喫煙所は設置した方がいい。喫煙所を設置しない場合、喫煙者は喫煙をやめるのではなく、路上で喫煙するようになるからだ。路上で喫煙されるぐらいだったら、喫煙所に閉じ込めて、喫煙所で喫煙してもらった方がいい。
 ただし、単に喫煙所を設置するだけだと、費用がかかりすぎる。そこで、喫煙所に煙草の自販機を置いて、その売上げで費用の一部をまかなうといい。
 「この自販機の売上げで喫煙所が設置されています」
 というふうに告知しておこう。
 で、自販機の売上げが少なかったら、その喫煙所は閉鎖してしまえばいい。こうなれば、喫煙者は必死になって、喫煙所の自販機で煙草を購入するようになる。それで設置費用の一部をまかなえる。
 現状では、スーパーやコンビニで買う人が多いだろうが、これでは、スーパーやコンビニが儲かるばかりだ。それよりはむしろ、喫煙所の設置者が儲かる方がいい。これなら、公共サービスの向上になる。

 なお、喫煙所の設置者には、煙草会社から補助金を出してもいい。あるいは、同じことだが、喫煙所の設置者以外には、煙草会社(または国)が課徴金を課してもいい。(例。スーパーやコンビニの煙草の価格を上げる。)


aruki_tabako.png


 とにかく、「喫煙所の設置」という形で、路上喫煙については分煙を推進した方がいい。
 現状では、「屋内喫煙の禁止」ということばかりが話題になって、「屋外喫煙の禁止」が話題になりにくい。欧米流では屋外喫煙は野放しだ。そこで、せめて「屋外分煙」を推進したい、というのが、本項の趣旨だ。

 なお、ここでは「自販機を置くこと」が目的なのではない。「自販機を置くことで、設置コストをまかない、喫煙所をたくさん設置する」ことが目的だ。

 《 注記 》

 この論理を逆に考えると、わけがわからなくなるだろう。
 「自販機を設置して、煙草を売れば売るほど、喫煙が減るのか?」
 こういう疑問が出るだろう。これには「イエス」と答える。
 煙草をたくさん売れば売るほど、かえって喫煙が減るのだ。逆説的なので、わかりにくいだろうが。



 【 関連サイト 】

 (1) 朝日のアンケート記事。
  → 「屋内も路上も禁煙」、喫煙場所はどう確保?
  → アンケート

 (2) 英国の記事。
  → Now smoking will be banned in the streets

 (3) はてな匿名ダイアリー。
自分は海外いろんなとこ仕事柄行くんだけど少なくともフランスとかドイツは酷い。
とにかく外に出れば吸っていいから道路は灰皿みたい。
繁華街でも副流煙のシャワーを浴びながら通行しないといけない。
アメリカもニューヨークは結構道で吸ってる人が多かった。オフィスで吸えないからオフィス前で吸ってる人多い。

イギリスはフランスよりはマシだと思うが日本よりは遥かに酷い。
( → 日本の喫煙事情

 参考 → はてなブックマーク - 日本の喫煙事情

 (4) アメリカ最大手ニュースサイト
  → “路上喫煙禁止なのに屋内で吸えるのはなぜ?”世界と逆の日本の喫煙ルールに海外から疑問の声
 屋内と屋外で日本と海外は順序が逆だ。それはどうしてだろう……と不思議がる。「健康よりも、火の危険を重視したせい?」と推測する。
 
posted by 管理人 at 21:37| Comment(6) | 一般(雑学)4 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
喫煙所に押し込む案、賛成。

路上禁煙区域でタバコ吸ってるバカが少なからずいるからね。

喫煙者にはわからないだろうが、タバコ吸ってる人の後方って、煙が残っているんだよ。風に流され拡散すると思ったら大間違い。
Posted by 反財務省 at 2017年04月11日 23:47
私は煙草を吸わないと念のため断っておきますが。

喫煙所ですら吸うなとかいうバカが少なからずいるから、そんなら路上でもいいやと思っちゃうんじゃないでしょうかね。
Posted by M.S. at 2017年04月12日 22:02
喫煙所の売上減で閉鎖されてしまうと、
じゃあ路上で吸えばいいやとなって
しまいそうです。

路上喫煙に罰則金(喫煙所維持に当てる)を
課せば、喫煙者は喫煙所を維持する為に
自販機購入が増えるかと思います。
Posted by R at 2017年04月13日 13:24
「欧米では路上喫煙が野放しで煙だらけ」と言う人がいますが、ロンドン、マンチェスター、リバプールでは、一人も歩きタバコをしている人を見ませんでした。
駅前の外の決められたスペースには、結構な人数の喫煙者がいました。
イギリスだけ、特別なのでしょうか?
どこの国だと路上喫煙が野放しなのでしょうか?
Posted by tt at 2017年04月14日 22:48
 最後の 【 関連サイト 】 に (3)(4) を加筆しました。
 海外の路上喫煙が野放しである件。
Posted by 管理人 at 2017年04月15日 09:06
なるほど
こちらも重要な点が欠けていました。

イギリスと日本を比較しましたが、
その日本と言うのが、日本の中でも特別に民度が低いと言われる大阪でした。
東京とイギリスの比較なら、管理人様と同じ意見になっていたかもしれません。
大阪のように路上喫煙無法地帯になっていない他のほとんどの都市がうらやましいです。
また、ロンドン、マンチェスター、リバプールがたまたま、モラルが高かっただけと言う可能性も考えられますね。
数多くある中の、たったの3都市を1週間しか見ていませんので。
しかも、10月で、日本よりやや寒かったので、外で喫煙する人が減る要因になっていた可能性もありますね。
Posted by tt at 2017年04月15日 23:34
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