2017年03月27日

◆ 私学の土地の売却益

 私学の土地を売却して、利益を得ることはできるか?

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 森友学園の土地は、ごく安価に払い下げられた。(既報)
 今治市の土地は、無償で払い下げられた。
   → 森友問題の構図

 このように格安で入手した土地を、売却して、利益を得ることはできるか? これを調べてみた。


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 ──

 一応、「できる」というのが結論だ。実例としては、青山学院大学の土地がある。厚木市の跡地を日産自動車に売却したり、横浜市の野球グラウンド用地をマンション用として売却したりしている。
  → 青山学院大学 - Wikipedia

 こういうふうに、土地を売り払って利益を得ることができる。森友学園や、今治市の獣医学部も、同様だろう。

 ただし、注意。これは「私物化」というのとは、ちょっとだけ違う。というのは、売却益をそっくりそのまま個人の懐に入れることはできないからだ。売却益はあくまで学校のものになる。

 しかし、である。「私物化」がまったくできないかというと、そうでもない。学校の利益を、理事給与の形で横流しすることができるからだ。毎年1億円の給与を払えば、10年間で 10億円。これなら、土地の売却代金の大半を自分の懐に入れることも可能だろう。

 実は、似た例はある。

 (1) 上野学園

 上野学園では理事(石橋家)が法外な報酬を得て、学校の利益を私物化している。それを指摘した教授は、解雇されてしまった。
  → ピアニスト横山幸雄さんを上野学園大解雇 経営巡り対立:朝日新聞

 (2) 常葉学園

 常葉大短期大学部では補助金の不正受給があった。それを内部告発した男性准教授が、別の理由で懲戒解雇となったが、裁判では勝訴した。
  → 常葉学園告訴で懲戒解雇、准教授の地位認める 地裁判決

 こういう例からもわかるように、学校の私物化という例は、枚挙に暇がないようだ。
 つまり、学校に土地売却益が入れば、それは自動的に、学校の理事の懐に入る(こともある)。
 ま、どこもかもそうだとは言えないが、悪質な学校では、そうなる。
 
( ※ 森友学園や今治の獣医学部は……言わずもがなかな。)
 
posted by 管理人 at 21:38| Comment(0) | 一般(雑学)4 | 更新情報をチェックする
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