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一般に、コンクリの建物の耐用年数は 45年ぐらいだ。
イトーヨーカドーの上大岡店が閉店となることが話題となっているが、これは築 43年で建物の耐用年数が来たことも一因だ。
また、渋谷の東急文化会館は 47年で閉鎖された。
豊洲市場も、45年ぐらいで建て替えとなるだろう。利用可能期間は 45年ぐらい。そして、そのうちの1年ぐらいは無駄に消えてしまいそうだ。(すでに半年ぐらいはつぶれた。)
1年間使えなくなれば、利用できる期間が 45分の1だけ消えてしまう。仮に 45年間使えなければ、すべてが消えてしまう。投入した金が無駄になる。建物だけに限っても 990億円が無駄になる。(土地造成費も含めれば総額 6000億円だそうだ。)
まったく、もったいないですね。
小池都知事は、「移転が延期しても、時期が遅れるだけだ」と思っているのかもしれない。しかし、違う。1年遅れるごとに、45分の1が消えてしまうのだ。莫大な金が無駄になるのだ。いかも、維持費も同額ぐらいかかるそうだ。
( ※ 建物の償却費も、維持費も、どちらも年額 25億円。償却費は、定率償却なら、初年度はもっと増える。)
小池都知事は、どうも、コスト概念がないようだ。経営や会計のことには、とんと無知らしい。困ったことだ。

[ 付記 ]
そもそも当初は、「盛り土がある・ない」ということを話題にしていたはずだ。なのに今ではそのことはちっとも話題にならない。かわりに地下水の水質なんていう、最初からわかっていたことを、今になって騒ぎ立てている。
何のために騒いでいるんだ? 単に騒ぎたいから騒いでいるだけだ、としか思えない。騒ぐ理由は次から次へと、転々としている。理由なんて、本当はどうでもいいのだろう。騒ぐことが自己目的化している。最近では「石原(元都知事)いじめ」みたいな状況になっている。
安心を得るなら深井戸(地下水モニタ井戸)は埋めたほうがいい
そこからベンゼンが上がってくる
汚染されてない東京都の土地を選ぶなら
伊豆七島や小笠原諸島しかないだろう
蛇足
田舎では 公共水道が無かったから古い家はみな井戸を持っていて地下水を飲料に使っていた
近くに工業団地がつくられて地下水は汚染された
その頃には公共水道が復旧したので飲水は確保されたが
市の補償はなにもされていない
(汚染されたからって)水道料金が無料になるわけではない
試乗関係者は保証金ゴロでしょ。ゴネ特を許すな。
早く移転すべきだ。
しかも、移転すると聞かされて準備をしてきた人たちはもっと被害を受けている。
きっと、移転後のために借金して冷蔵庫や資材を購入した人もいただろうし。