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パトカー追跡事故がまた起こった。
伊勢原市でパトカーに追跡された乗用車が住宅の塀に衝突し、運転していた須崎英雄さん(当時27)が死亡しました。
( → パトカー追跡で事故死 神奈川県警警察官が虚偽報告 )
怪しい自動車をパトカーが追跡したら、運転手は飲酒運転をしていたので、逃げ出して、その末に塀に衝突して死んでしまった……という事例。
これは運転手が死んだ例だが、歩行者が巻き添えになる例も多い。
→ バイクを追跡中のパトカー、歩行者の男性をはねる →その後男性死亡
→ 歩行者をはねたパトカーに過失はあるか
→ パトカーに追跡された車が歩道の小学生を轢いて逃走
→ 横断していた21歳の女性に衝突する事故が起きた。女性は死亡
→ 追跡中のパトカーが歩行者に接触、女子高校生に
まったく、馬鹿げた話ですね。
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では、どうすればいい? すぐに思いつくのは、こうだ。
「追跡をやめればいい。かわりに、相手の車の前に出て、通行妨害する形で、止めればいい」
これだと、逃げられてしまう可能性もあるが、たいていの人は、逃げないだろう。9割ぐらいは、これで逮捕できる。
残りの1割は、逃げてしまうかもしれないが、逃げるような人は、無理に追う必要はない。無理に追えば、事故になりがちだからだ。
また、相手が逃げても大丈夫。写真撮影しておいて、あとで逮捕すればいい。そもそも、相手の車の前に出ていれば、ドライバーの顔写真を撮影することも可能だ。もちろん、ナンバーも。
うまく逮捕できないのが問題だとしたら、「この方法で逃げた場合には重罪」というふうに法律改正しておけばいい。
これでOK。重罪が怖くて、逃げにくくなる。
【 関連サイト 】
→ パトカー追跡による巻き添え事故は「正等行為」か? | 教えて!goo
本項に似た意見がある。
例えば「ここで追跡すれば事故につながるので、他署に応援依頼し、先回りして捕まえる等の回避措置を取るべきだった」と私は思います。
【 関連動画 】
[ 余談 ]
上のパトカーを見ると、クラウン・アスリートであるようだ。
しかし、クラウンなんかだと、おとなしそうに見えるので、違法ドライバーには、舐められてしまうだろう。もっと獰猛なデザインの車の方がいい。
ざっと調べたところでは、スカイラインがよさそうだ。おっかない顔をしている。

なお、値段は、どちらの車も、400万円程度。(最廉価グレード。)
今はスーパーチャージャー付のマークXが最速だとか。
https://nikkan-spa.jp/1292911
ただ、パトカーには赤色灯や通信機等の重量物を載せないといけないので、カタログスペック程には速くないとか。
これがアメリカだと警察車両のバンパーなどが強化されていて、警察車両が被疑車両に当てにいってとめます。もちろん無関係の車両やヒトがまきこまれることも少なくありませんが、こちらも「そんなの関係ねえ。オッパッピー」です。
警察はどこもそのようなものです。
警察24時的な番組をみると、最近は「放尾」(ひとまず追跡を中止)が増えてはいると思います。追跡時に撮影したビデオなどを活用した事後捜査に託すのでしょう。
ただ、犯罪者は「ニコイチ車両」(盗難したナンバープレートなどをつけかえてほかの車に装う)を利用することが多いので、その場で捕まえたいというのが警察の本音でしょう。