エアコンの待機電力はかなり大きいので、冬季にエアコンを使わない場合には、コンセントを抜いた方がいい。
【 追記 】 で 修正あり。
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この件は、実際に調べた人がいる。下記だ。
→ 待機電力をカットしたら本当に節約になるのかやってみました
さまざまな電器製品でテストしてみたところ、テレビやレンジの待機電力はたいしたことがないそうだ。コンセントを抜いても抜かなくても、ほとんど差が付かない。
唯一、大きな差が付いたのは、エアコンだそうだ。
どうしてか? リモコン式だからだろう。リモコンで操作するだけで、すぐに稼働するようになっているので、もともとかなり電力を食っているらしい。
とすれば、30年ぐらい前の、リモコンを使わないタイプ(手動式のタイプ)ならば、待機電力は大きくなさそうだ。
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ともあれ、エアコンを長期間使わないのであれば、コンセントは抜いた方がいい。特に、リモコン式であれば。
それが結論だ。
( ※ 使うときには、コンセントを入れてから使う。それだけのことだ。)
( ※ 時刻設定が付いているタイプだと、時刻が失われる可能性もある。ただ、そういうタイプは、あまり多くなさそうだ。たいていは「5時間後に OFF 」みたいな機能だ。)
【 関連サイト 】
→ テレビの主電源は切ったほうが良い?節約の意外な落とし穴
【 追記 】
コメント欄で指摘を受けたが、待機電力が大きいのは 10年ぐらい前の製品で、5年ぐらい前(よりも以後)の製品ならば待機電力は僅少であるそうだ。
なるほど。そうですね。何年か前に、「機器の待機電力を減らそう」という政府の指導があったような覚えがある。
というわけで、「コンセントを抜いた方がいい」とはっきり言えるのは、5〜10年以上前の古い製品に限られるようだ。
このように、本項の趣旨を修正します。
※ なお、本文中では「冬季」と書きましたが、
コンセントを抜くなら、春と秋を含みます。
2017年02月07日
過去ログ
それより、設定温度を1℃上げ下げた方が効果的です。もう1台のエアコン(東芝2012年製12畳用100V)と2台で延べ床面積40坪の家全体を24時間暖房してます。去年は設定温度20℃で718kWh(1月)でしたが、今年は、設定温度を19℃にしたところ、650kWh(同月)に減りました(−68kWhで−3,069円)。
コンプレッサーの機器はコンセントの抜き差しは問題ありかもです。
コメントを受けての修正。
二時間ほど外に出て散歩でもして、エアコンをOFFすれば等価の節約ができます。コンセントがどうこう言うよりエアコンを使わない時間を月に2時間多くすることを心掛ける方が良いのでは?
エアコンを普段使っている人ならば、コンセントを抜くのはナンセンスです。